1960年代の暮しの手帖

25日の庭イチ。、NINOでは、流れる日々の生活に、そっと新しい気持ちを届けられるようなものを出品したいと思っています。料理をしたり、部屋を整えたり、子供と遊んだり、普通の毎日に普通に使えるもの。それでいて、ちょっと嬉しくなるような。そんなものを持ってゆきたいと思っています。

それで、いつもの手作りのもの・古道具の他に、今回は、

豊かな暮らし(心)のヒントになるような本もいくつか持っていこうと考えています。そのうちの1つが、こちらの古ーい「暮しの手帖」です。

一番古いリンゴの表紙のは1962年のものだから、実に50年近く前に発行されたものです。(その他も、すべて1960年代のもの。)

私が生まれるより前に既にこの世に存在していた、人の年齢で考えればおじさん、おばさんなこの本たちですが、中身はいまでも全然イケてます!

暮しの基本である「衣」「食」「住」を豊かにするヒントがちりばめられています。

それも、目新しさに心を奪わせるようなものではなく、実生活に即した内容なのがとても信頼できるのです。

ページをめくってみると、

「暮しの手帖台所研究室」

賃貸住宅の狭い台所を創意工夫で使い勝手良く作る企画。

「しかし、ぜいたくをいっても仕方ありません」のくだり、勉強になります。

ブローチの着け方について。

ブローチ好きな私に嬉しいページ。ブローチを「飾り」としてだでなく、「機能」も活かさねばと、目から鱗の記事。

日用品や家電のページも充実。実際の使い勝手と共に丁寧な解説がある。

「手作り」のページも随所に。

写真は、「ショッピングバッグは手作りで」・「毛糸で敷物(ラグ)を編みましょう」のページ。作品は暮しのなかで活かされるものばかり。

読み物のページも内容が濃い。

メモ魔の私は、手帳に書き写すことしりきです。

ちょっとページをめくってみただけでも、なかなかの見応えです。

ご興味のあるみなさん、庭イチ。で是非お手にとってご覧ください。
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