お皿兼、物入れ

オーダー品。2月にお世話になりました宝市でのご縁、ポップコーンおじさんのお隣に出店していた農園つきのみさんからのご依頼品です。

茶の革に白いステッチでご希望承りました。使っていくうちの汚れも含めた経年変化を糸の色でも楽しみたいのだそうです。

ファスナーを開けると、お皿のような形状になります。持ち運びできるお皿兼、物入れです。畑や山でハーブをほぐしてみたり種を採取するのにお使いになるとのこと。

私の実家も農業をしているので取り巻く環境が厳しことは承知しており、こんな時代に起業し、とっても美味しい作物を作る好青年。おもわず応援したくなります。お仕事に関わる品を作らせてもらって光栄でした。ありがとうございました。
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夜桃

夜桜ならぬ夜桃。杉山農園さんの桃畑にて。

満開の花びらはやがて儚く散るけれど、漆黒の夜空に映える濃いピンクの桃の花の下、皆で共有した明るいニュース、子供も大人も賑やかに囲んだ宴の席、一期一会のその時はいついつまでも忘れない。
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部屋の花

モダンなブーケを頂きました。楽しかった時間の記憶と共に眺めて暮らしています。

3月初旬に飾っていた菜の花。野菜の直売所に行ったら、そこのおじさんが「隣の畑の菜の花、あと少ししたらトラクターで耕してしまうから良かったら好きなだけ持っていっていいよ。」と言ってくれたので、息子と二人でいっぱい摘ませてもらってきたのです。

これも少し前に飾っていた娘の卒業式祝いに届いた桜の枝。活けようと思い立ったはいいけれど、めったに使わない剣山がどこにあるのか見つからなくて、苦肉の策で活けております。(コレクションしている石ころを器の中にいれて枝を固定してある)ほんとはもう少し枝を足したかったけれど、石ころの土台ではどうしても上手くバランスが取れず、ちょっと寂しい仕上がながらこれにて良しとする。
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物語は、まだまだ繋がっていく

少し前に作りましたパステルクレイジーサトコサージュ。製作の途中に、配色の雰囲気を見てもらいたくてsatokoさんに写メした時の画像です。

こちら、お仕事の都合で現在フランス在住のご主人様より、離れて日本で暮らす奥様へのお誕生日プレゼントとして承ったお品物。ご主人は、もともとsatokoさんとお付き合いのあるアーティストで、国際電話でsatokoさんにご依頼があったそうです。距離を越えてお誕生日の贈り物。

使われなくなった洋服やバッグを素材に作っているサトコサージュ。素材だけでなく辿ってきた時間も織り交ぜて形にしたいと思って作っている。でも、そんな私の気持ちを使ってくださる方に押し売りしてはいけないし、背景を知らない方にとっても、ただアクセサリーとして魅力あるものを作らねばと思っている。葛藤も多いけれど、この度のご依頼のように、使ってくださるそれぞれの方の人生の物語の一片に作った物が関わらせていただけるのは、satosatosaの全作品に施しているステッチの4つ目へ込めた思いが叶ったような気がして、大きな励みになります。ありがとうございます。


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カニさん大脱走

休日コックさんが晩ご飯の食材用に仕入れたモズクガニが大脱走!

午前中に魚屋で買ってきたカニさんを家に残し、お昼から夕方まで家族揃って外出。帰宅後、さあ!晩ご飯の準備に取り掛かろう!としたところ、、、いない!!そこに居たはずのカニさんが姿を消していて、てんやわんやの大騒動。かくして始まった捕物劇。

キッチンのみならず、リビング、娘の部屋(自分の部屋でまさかのカニと遭遇で悲鳴をあげていた娘(-“-))、玄関まで広範囲に逃走するカニ達。部屋の隅っこまでくまなく捜索。日頃から草むらや田んぼで昆虫や魚を捕まえて鍛え上げた能力を、ここぞとばかりに発揮するちょ太捜査員、大活躍。

無事に全匹(多分(^^ゞ)捕獲完了。それにしても、活きのいいカニさんだこと。網に入った状態で鍋に入れ1mぐらいの高さのあるテーブルの上に置いてあったそうですが、網の出口から這い出して、床へダイブして逃げていたとは!

本日の休日コックさんレストランお品書きは、カニ飯、カニ味噌汁、刺身なり。只今、調理中。キッチンからおいしそうな香りがしています。先ほどまで元気に逃げ回っていた姿を目の当たりにしているカニさんが食卓にのぼります。命をありがたくいただきます。

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娘の中学卒業式に合わせてサプライズで届いた立派な桜の枝。送り主は蒲郡のおじいちゃん。

白髪頭の永遠の少年。今もヨットで忙しくあちらこちらクルーズしている傍ら、地域の活動も熱心に氏神さまの裏山のお世話係を自ら買って出る。桜を植え、遊歩道を整備、山の中腹には見物に来たみなさんが休憩できるように東屋を仲間たちとセルフビルド。数年がかりの壮大な作業。

届いた桜は、お父さんが丹精込めてお世話しているその山の桜の枝。添えられていた手紙によると、通常4月に咲く花を、卒業のお祝いに届けられるように温度管理して咲かせた桜なのだそう。見事、ドンピシャリ!!本日の卒業式合わせるかのように花開いて、娘の門出をお祝いしてくれています。

まだまだ寒さ厳しい3月に、娘の卒業式を指折り数えお花のご機嫌を伺いながら、広い山の管理をしているお父さんの姿が桜の花びら越しに見えるような気がして、ありがたさに涙が出ます。

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草餅

↑の桜と時を同じくして届いた草餅。こちらは私の実家から。毎年この時期になると届く季節の風物詩。ヨモギを摘んでお餅をついて、畑で育てた小豆を炊いて餡子を作る、完全自家製ヨモギ餅。若草のほろ苦さと香りを味わえば、「ああ春がきたなあ。」としみじみ感じる。餡子の甘さには父母の優しさを感じる。春と離れて暮らす両親の温かさを告げてくれる存在。
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ある日のお弁当

・ある日のお弁当

・長芋と舞茸、豚肉の中華風炒め

・ニラと卵の味噌マヨ和え

・切り干し大根、干し椎茸、刻み昆布の煮物

<メモ>実家の母が作った切り干し。毎日の料理だけでなく、加工品、乾物などもマメに手作りする人。見習いたいけれどなかなかできません。

・ある日のお弁当

・デミグラスソースハンバーグ

・牛蒡サラダ

・人参のグラッセ

・マッシュポテト、ブロッコリー

<メモ>型抜きした可愛らしい人参のグラッセ、赤ワインを使った本格デミグラスソース、、、この我が家では普段見慣れぬ凝ったお料理の作者は娘。料理が楽しいのだそう。前日の夜から仕込みをはじめた超大作です。スピードクッキングの母とは全く違う晩ご飯に家族が喜んでおりました。

・ある日のお弁当

・大根、蒟蒻、豚肉、厚揚げのピリ辛味噌炒め

・小松菜と人参のお浸し

・玉子焼き

<メモ>↑の凝ったメニューから一変!主婦が作る日々のお料理。見た目は地味だけれど、味は美味しいのよっ(^_-)

・ある日のお弁当

・ベーコン、卵、チーズ、セロリのサンドウイッチ

・デコポン

<メモ>サンドウイッチしたグリーンはセロリの葉っぱ。冷蔵庫にはきゅうりもあったけれど、あえてこちらを。独特の香りがベーコンやチーズとよくあいます。立派なデコポンは杉山農園さんから。いつもごちそう様です。

・ある日のお弁当

・バジル風味チキンカツ+トマトソース

・うどの酢味噌和え

・春菊と新玉ねぎのサラダ

<メモ>チキンカツの衣にドライバジルもたっぷり使う。トマトソースでいただき、気分はちょっぴりイタリアン?!(の裏事情は、、、3枚しかなかったお肉で作るチキンカツを翌日のお弁当の分量までキープすべく、1つ1つを叩いて超薄く伸ばして数をかせぐ。ペラペラになってしまったお肉の見た目の寂しさを紛らわすために考えた作戦(^^ゞ)

42歳にして人生初のうど。シャキシャキとした食感とほろ苦い春のお味、美味しい。いつもお世話になっている八百屋さんは、調理の方法も教えてくれる。うどについていた芽は天ぷらにすると美味しいよ、と教えてくれたので素揚げしてサラダにトッピング。

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3.11

3.11。東日本大震災から丸4年。午後2時46分に、犠牲になられた方のご冥福と残されたご家族、現地や避難先で今も大変な思いを抱えながら生活をされている方々の心が少しでも安らぎますよう願いながら黙祷をいたしました。

そして、改めて衣食住足りて家族が健康に暮らせる毎日に感謝の思いを深くしています。当たり前のように日々を過ごせる中で震災の記憶を忘れないように、また4年前に細くても長く何らかの形で続けていきたいと思った支援への思い、今年もNINOでお仕事させてもらったなかから僅かではありますがあしなが育英会 東日本大震災遺児支援募金に寄付させていただきました。

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