娘の中学卒業式に合わせてサプライズで届いた立派な桜の枝。送り主は蒲郡のおじいちゃん。

白髪頭の永遠の少年。今もヨットで忙しくあちらこちらクルーズしている傍ら、地域の活動も熱心に氏神さまの裏山のお世話係を自ら買って出る。桜を植え、遊歩道を整備、山の中腹には見物に来たみなさんが休憩できるように東屋を仲間たちとセルフビルド。数年がかりの壮大な作業。

届いた桜は、お父さんが丹精込めてお世話しているその山の桜の枝。添えられていた手紙によると、通常4月に咲く花を、卒業のお祝いに届けられるように温度管理して咲かせた桜なのだそう。見事、ドンピシャリ!!本日の卒業式合わせるかのように花開いて、娘の門出をお祝いしてくれています。

まだまだ寒さ厳しい3月に、娘の卒業式を指折り数えお花のご機嫌を伺いながら、広い山の管理をしているお父さんの姿が桜の花びら越しに見えるような気がして、ありがたさに涙が出ます。

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草餅

↑の桜と時を同じくして届いた草餅。こちらは私の実家から。毎年この時期になると届く季節の風物詩。ヨモギを摘んでお餅をついて、畑で育てた小豆を炊いて餡子を作る、完全自家製ヨモギ餅。若草のほろ苦さと香りを味わえば、「ああ春がきたなあ。」としみじみ感じる。餡子の甘さには父母の優しさを感じる。春と離れて暮らす両親の温かさを告げてくれる存在。
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