satosatosa展「混ざり合うカタチ」無事に終了しました。4日間、途切れることなくお越しくださるお客様、また、遠くから応援してくれた友人・知人、このブログをご覧の皆さんからの声に励まされ、楽しみながら充実したときを過ごすことができました。ありがとうございました。
そして、家族、何よりもこの計画を一緒に進めてきたパートナーのsatokoさん、足りないところ満載な私に温かくも強力なサポートをありがとうございました。
感謝。
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振り返って思うこと。今後の自分自身へのメッセージも込めてここに記録します。
このように展示会形式で作品を発表する機会は、初めての経験で当初は緊張や不安の気持ちでいっぱいでしたが、あることをきっかけに肩の力が抜けてゆきました。それは、作品を作ったり、DMや小冊子に綴る言葉を考えているうちに気が付いた、「展示会をするって特別に思えることだけど、よくよく考えれば、どんなことも日常から起因している」ということ。
たとえば、作品作り。
satokoさんから預かった洋服やバッグ、アクセサリーをずらり並べて、何を作ろうかアレコレ考えていたときにふと、この作業って、日常の家族のための食事を作る過程と同じだと思いました。
家族の健康と、限られた家計を預かる主婦のわたくし。料理は、先にメニューを決めて材料をそろえるのではなく、旬の栄養のある食材や、その日に特売になっている食材を買い込みます。そんな風にして集まった今、家にある食材の中から、(ほとんど)レシピ本を見たりすることなく、組み合わせを考え、出来上がりの味や彩りをイメージして作ります。残り物は翌日にはアレンジして別のメニューに作り変えることもしばしば。それはまさに今回の作品作りの過程そのもの!
だって、satosatosa作品は、何かを作ろうと思ってそれに相応しい材料を買い求めるのではなく、元からあった物で壊れてしまったり、忘れられていたものを集め、satosatosa2人のイマジネーションを通じて「新しいカタチ」に作り上げたものだから。
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それから、「今」が単独で存在していないということ。当たり前ですが、突然展示会をすることになったわけではなく、ある出発点があって、そこから繋がって今があるということ。
satosatosaの場合は、スノードールがNINOの流木椅子を購入してくれたことがきっかけで生まれました。といっても、その時から6年の時を経ています。その間、お付き合いを通じて信頼が深められたこと、また、なによりも6年という月日の中でそれぞれの活動での広がりがあったからこそ、新しいチャレンジを一緒に取り組もうという流れも生まれたのではないかと思ったのです。この考えに至ったのは、小冊子や、DМに綴る言葉を考えていたときです。
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創作とは関係ないと思えるような家事だって何だって、
ポイントになることはすべて繋がっている。
大きなことはある日突然やってこない、
今この瞬間を大切に重ねてこその未来。
夢見心地で、非日常の時間を過ごした展示会が終わり、これから徐々に日常に戻っていくわけですが、satosatosaの次なるステップを視野に入れながら、日常をおろそかにしないようにしたいと思っています。