ABEKOBE

少し視点を変えて眺めてみると、いつもは裏方さんでも、表舞台に出られるほどの魅力があったりするものです。

スノドから預かった革の洋服。さすが、しっかりとしたブランドのものは素材がすばらしい。表側の革はもちろん、裏地だって光沢あるエレガントな見た目だけでなく、皺にもなりにくい上質さ。

この裏地に惹かれたsatosatosaでは、表舞台に是非!とご登場願いました。

バッグの持ち手と、リボンのブローチに姿を変えた裏地さんは、しっとりとした輝きと柔らかな質感で、上品な佇まい。

いままで裏方でひっそり過ごしてきたなんて勿体ない。(持ち手にした裏地は、内側に幾重にも折り重ねた同素材を入れており、柔らかな雰囲気を保ちつつ、実際に使用した際の心もとなさを解消するようにしました。)

一方、これまで表舞台でスカートとして活躍していた革は、これからは内側に場所を移し働いてもらうことに。

これまでの位置を逆転させて出来あがったこちらのバッグ。

名付けて「ABEKOBE」。

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