1つ1つ増やしていただき、3つ目を

お客様から届いた嬉しいお写真のご紹介が続きます。

先日、ガラスランプシェードをお届けさせていただいた神奈川のSさんより、ご自宅にシェードを飾ってくださったお写真をお送りいただきました。

ダイニングテーブルの上に、3つ並んだランプシェード。1つ1つ違う形のシェードですが、それもまたオリジナルな楽しさと調和があってとっても素敵!

3つが違う形というのは、ご依頼のタイミングも関係しているかもしれません。というのも、1度にまとめて選んでいただいたわけではなく、1つ、また1つと暮らしながら、もう1つ足してみよう。と思ったタイミングでご依頼くださったのです。(2つ目をご依頼くださった時の記録→暮らしの中に迎えていただきました

3つ目の今回、ご連絡いただいた当初は平たい形でとご希望を伺いました。ご希望に沿って、いくつかご提案させていただく過程で、お子さんも含めご家族4人で、既にお持ちの2点との相性やそれぞれのお好みを相談し合って、最終的にお選びいただいた3点目(一番手前)です。

メールでのやり取りから実際にお届けした後、お子さんも「いいね。」とおっしゃってくださっていると伺い、とても嬉しかったです。

1つ前にご紹介したNINOhouseから13年を経たメール然り、

Sさんからの3つ目のシェードのご依頼然り、

折しも、私にとって変化の真っ只中、satosatosaから独立し、NINO1本でやっていこうというタイミング。頑張ろう!と思う気持ちの一方、不安もあった時に、制作を通じて恵まれたご縁が変わらずに長く続いていることを実感する出来事でした。

活動の仕方は変わっても、制作するものに込める気持ちは変えることなくやっていけば大丈夫、と背中を押してもらったような出来事でした。ありがとうございました。

クリスマスプレゼント

少し時間を遡って、昨年のクリスマスイブの晩に思いがけず届いた嬉しいメールについて。ご許可いただきましたのでご紹介させていただきます。

「中村様

ご無沙汰しております。浜松の○○でございます。
その後いかがお過ごしでしょうか。
クリスマスという事で、以前お譲り頂きましたお家も健在で、本日も飾りながら夕食を迎える予定です。ふと思いつきでのご連絡、お許しください。

息子も21となり、現在は京都にて大学生活をエンジョイしております。
当時のピュアな部分は微塵も無くなりましたが、明るく元気に過ごしております。現在は、15歳の受験生の娘が、その後も大切に飾ってくれております。
どんぐり達も元気です。

またどこかでお会いできれば幸いです。

では良いクリスマスと、良いお年をお迎えください。」

メールを開いたとき、全てを読むまでもなく、初めのお名前でですぐに記憶が甦りました。2010年に手創り市に出店した際に出会った、男の子のお父さんだ!と。

モノ作りの喜びを感じたとても心に残る出来事で、下記の通り当時の「小さな生活」と、手創り市のブログ「つくり手の声」にもエピソードを綴らせていただきました。

あの時に好奇心いっぱいの眼差しで作品を観てくれた男の子が、もう大学生になって親元を離れて暮らしているんだなあ。まだ幼稚園に入る前だった娘さんは中学三年の受験生かあ…お子さんの成長を伺い、長い年月の流れを感じると同時に、それだけ長く時が流れた今も、NINOハウスが変わらずご家族の日々の傍らに置いていただき明かりを灯してもらっていることを知り、本当に嬉しかったです。

そして、この出来事をきっかけに、↑に挙げたエピソードを綴ったブログと、そこからリンクして、手創り市のサイトに寄せた文章も読み直したりして(商業的にモノをやり取りするだけでなく気持ちの交流をさせてもらった、というような内容)その時に思ったことを13年後に再確認し、モノ作りをしていく上で、自分が大切に思うことを改めて心に刻みました。

また、小出しhouseを選んでくれた息子さんや今も大切に飾ってくださる娘さん達の成長にはずかしくないように、私も作り手として成長していきたいなあとも思いました。

送ってくださったメールに添えられていた写真 
13年前の変わらぬ姿で明かりが灯っていました。
どんぐり君たちも元気!!
大切にしてくださり、本当にありがとうございます。

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私にはサンタさんは来なかったけれど、このメッセージとお写真が何よりのプレゼントだと感じた2023年クリスマスイブの晩の出来事でした。