あけましておめでとうございます
昨年の経験を糧に、これからも1つ1つ丁寧に、
使われなくなってしまったもの、
忘れられてしまったものに光をあて、繋ぎ合わせ、
新しいカタチを生み出していきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくおねがいします。
satosatosa 中村聡子 伏見聡子
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あけましておめでとうございます
昨年の経験を糧に、これからも1つ1つ丁寧に、
使われなくなってしまったもの、
忘れられてしまったものに光をあて、繋ぎ合わせ、
新しいカタチを生み出していきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくおねがいします。
satosatosa 中村聡子 伏見聡子
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satokoさんから魅力的なものが詰まった箱が届きました。
日々、スノードールにご縁あってやってくる洋服やアクセサリーの中には、お店で販売できない状態であっても、お客様が置いていかれるものがあるそう。そんなものたちからsatokoさんが丁寧にボタンやパーツを外したものも私のところに届いています。
美しい布のくるみボタン、ガラスビーズの真っ赤なイヤリング、キラキラ七色に輝くライトストーンのパーツetc、、、どれもそれぞれの時を刻んできた小さなものたち。
satosatosaでは、こんな風に、縁あって少しずつ集まってくるものたちを素材にして新しいカタチを生み出してゆきます。
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satokoさんから届いたものもう1つ。
先日、私も伺いました日比野ノゾミさんの個展にsatokoさんが行かれた際、日比野さんがsatosatosa作品「とめどなく」を偶然に身に付けてくださっていたそうで、そのときの様子を見せてもらいました。
satokoさんからの画像をお借りしこちらでもご紹介させてもらいます。
パールや羽根、布花などを集めたボリュームあるブローチを、カジュアルな装いにさらっと身に付けてくださっています。素敵に使ってくださっています。
作品がこうしてお嫁にもらってくださった方の元で生きている姿を見せてもらえることは、作った者として感慨無量です。
ハラコ素材で作りましたがま口ネックレス。(元はラルフローレンのジャケットです)↓の「ガラスのてんとう虫」という名のブローチを先日のsatosatosa展「混ざり合うカタチ」にてご購入くださったお客さまより、追加でオーダーを頂いたものです。
ブローチのみならず、オーダー頂いたがま口に取り付けてネックレスとしてもご愛用くださるとのこと。ありがとうございます。
satosatosaから旅立った品々が、こうして新たな持ち主の元でその方のセンスで様々な装いに混ざり合って、新しい時を刻み始めています。
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また、昨日には別のお客さまからsatokoさんのところに嬉しいお写真が届き、私も拝見させてもらいました。お友達同士3人でsatosatosa作品を身に着けてのお食事会でのショット。それぞれのみなさんの雰囲気にすっかりお似合いで、感激しました。嫁入り後、幸せにしている様子を見せてくださって本当にありがとうございます。
先日のsatosatosa展「混ざり合うカタチ」で展示販売した作品と、その作品が生まれる前の姿。
「ノスタルジア」という名のブローチ。
元をたどれば、、、
石の1つ外れたブローチ、淡水パールのイヤリング、ゴールドの花のイヤリング。(リメイクする際、ブローチから外した石は、捨てないで今もちゃんと保存中。それらもまた別のものと混ざり合って、新しいカタチに変えてゆくつもりで大切に保存中。)
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「ミンクウサギ」(はみ出しbagシリーズ)
元をたどれば、、、
(名前からお察しの方もいらっしゃるかと思いますが・笑)
ミンクのマフラー、ビーズバッグ、ライトストーンのブローチ。
画像には残せませんでしたが、バッグの内布はシルクのキャミソールから採ったピンク色の布地に張り替えました。
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こんな風に、いくつかの作品については、カタチを変える前に元の姿を写真に撮って残しています。いつか何らかの形で資料にまとめて、「混ざり合うカタチ」の生まれる過程もご覧頂けたらと思ったり。
satosatosa今後に向けて色々とアイディアを練りながら、静かに進めてゆきます。ダブルsatoko共に、少しずつでもより良く変化しながら続けてゆくことを念頭においております。
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嫁入り支度風景。
satokoさんが縫ってくれました。
スノドで商品として扱いできなくなった洋服の裏地を使用しています。
ABEOBEシリーズでもクローズアップした裏地ですが、
やはり、質の良い洋服は、裏地も素晴らしい。
薄く柔らか、光沢のある質感。
satosatosaでは、これまで裏舞台で頑張っていてくれた裏地たちを、
バッグやベルトの嫁入り衣装にも活かすことにしました。
「羽ばたけ!」という名のがま口ネックレス。
その名の通り、パタパタ~っと東京まで羽ばたき、素敵な男性の元にお嫁入りりすることになりました。
1つ1つの作品の嫁入り支度をしながら、願う。お届する方の元ではじまる新しい物語が、幸せなものでありますように。ーーーー
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satosatosa展「混ざり合うカタチ」で作品をご購入頂きましたお客様へ
作品をお届けする準備が整いました。
順次発送及びお届けに伺います。
スノードールでお受け取り予定のお客様、お店でお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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satosatosa展「混ざり合うカタチ」無事に終了しました。4日間、途切れることなくお越しくださるお客様、また、遠くから応援してくれた友人・知人、このブログをご覧の皆さんからの声に励まされ、楽しみながら充実したときを過ごすことができました。ありがとうございました。
そして、家族、何よりもこの計画を一緒に進めてきたパートナーのsatokoさん、足りないところ満載な私に温かくも強力なサポートをありがとうございました。
感謝。
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振り返って思うこと。今後の自分自身へのメッセージも込めてここに記録します。
このように展示会形式で作品を発表する機会は、初めての経験で当初は緊張や不安の気持ちでいっぱいでしたが、あることをきっかけに肩の力が抜けてゆきました。それは、作品を作ったり、DMや小冊子に綴る言葉を考えているうちに気が付いた、「展示会をするって特別に思えることだけど、よくよく考えれば、どんなことも日常から起因している」ということ。
たとえば、作品作り。
satokoさんから預かった洋服やバッグ、アクセサリーをずらり並べて、何を作ろうかアレコレ考えていたときにふと、この作業って、日常の家族のための食事を作る過程と同じだと思いました。
家族の健康と、限られた家計を預かる主婦のわたくし。料理は、先にメニューを決めて材料をそろえるのではなく、旬の栄養のある食材や、その日に特売になっている食材を買い込みます。そんな風にして集まった今、家にある食材の中から、(ほとんど)レシピ本を見たりすることなく、組み合わせを考え、出来上がりの味や彩りをイメージして作ります。残り物は翌日にはアレンジして別のメニューに作り変えることもしばしば。それはまさに今回の作品作りの過程そのもの!
だって、satosatosa作品は、何かを作ろうと思ってそれに相応しい材料を買い求めるのではなく、元からあった物で壊れてしまったり、忘れられていたものを集め、satosatosa2人のイマジネーションを通じて「新しいカタチ」に作り上げたものだから。
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それから、「今」が単独で存在していないということ。当たり前ですが、突然展示会をすることになったわけではなく、ある出発点があって、そこから繋がって今があるということ。
satosatosaの場合は、スノードールがNINOの流木椅子を購入してくれたことがきっかけで生まれました。といっても、その時から6年の時を経ています。その間、お付き合いを通じて信頼が深められたこと、また、なによりも6年という月日の中でそれぞれの活動での広がりがあったからこそ、新しいチャレンジを一緒に取り組もうという流れも生まれたのではないかと思ったのです。この考えに至ったのは、小冊子や、DМに綴る言葉を考えていたときです。
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創作とは関係ないと思えるような家事だって何だって、
ポイントになることはすべて繋がっている。
大きなことはある日突然やってこない、
今この瞬間を大切に重ねてこその未来。
夢見心地で、非日常の時間を過ごした展示会が終わり、これから徐々に日常に戻っていくわけですが、satosatosaの次なるステップを視野に入れながら、日常をおろそかにしないようにしたいと思っています。
最終日の4日目も作品と装いの素敵な「混ざり合うカタチ」を見せてもらいました。一部をご紹介します。
「ヴィヴィッド」という名のブローチ&ベレー帽を試してくださった素敵な女性。
「長いブローチ」もお似合いです。
残念ながら、どちらも初日に別のお客様にお嫁入りが決まっていた作品ですが、こんなにお似合いの姿を拝見したら、出来ることなら同じものをもう一品お作りしたいぐらいの気持ちに襲われます。が、残念ながら、全く同じパーツは手に入らないのがsatosatosa作品の切ないところ。
小さくて大きな女性tomoちゃんとABEKOBEシリーズ「黒リボン」。いつもニコニコ笑顔はじけるtomoちゃん。笑って暮らせるヒトは、私の中で最高位に尊敬する人物です。そんな尊敬すべきtomoちゃんに選んでもらって光栄です。
以前に同じ職場で働いていたお洒落上級生のOちゃん。コンサバなワンピースに網タイツを合わせたり、真っ赤なマニュキアを付けていても不思議に上品に見えたり、絶妙なコーディネートを毎日ファッションチェックしていた私。この日は、鮮やかなグリーンのシャツに持ってくれたはみ出しバッグシリーズ「ハート」が映えました。
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satosatosa展で作品をご購入くださったみなさま、4日間の展示にご協力ありがとうございました。
お渡しできる準備が整いましたら、順次ご連絡させていただきます。
よろしくお願いいたします。
satosatosa展の会場の壁にかかる一幅の絵画。
ポール・ゴーギャン作「アレアレア」
友人、Uちゃんに教えてもらったこの絵画「アレアレア」とは、ポリネシア語で「楽しみ・喜ばしさ・笑い話」を意味するそうで、その意味するところは、satosatosaが作品を手に取ってくれる皆さんと共有したい感情そのもの。おまけに、「アレアレア」と「サトサトサ」の響きがそっくり!絵に描かれているのは2人の女性!!
勝手に運命を感じた私たちは、アレアレアにsatosatosaの展示会場を彩ってもらうことにしたのでした。
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3日目を終えた、satosatosa展「混ざり合うカタチ」。会場を見守ってくれているアレアレアのお陰か、「楽しさ・喜ばしさ・笑い話」いっぱいの時間に包まれています。
本日お越しくださったみなさんが作品を身に着けてくださった姿からも、そんな様子が伝わるといいな。ご紹介します。
ミリタリー×ラグジュアリー。(身に着けてくれた彼女のボキャブラリーから拝借) そうそう、こんな風にわざと外した、ミスマッチと思いきやベリーマッチみたいな(笑)余裕のあるお洒落が大好き。
おもしろ過ぎて、みんなで大笑いしたじゅんちゃんのコーディネート。ドレスアップペガサスが、さつきちゃん(Tシャツの名)の髪かざりに!!(笑)
ブローチ好きとおっしゃる彼女がsatosatosaのブローチを選んでくれました。ボーダーのワンピースとのコーディネートがお似合いです。こんな風に日常の中にさらりと使ってもらえるのがsatosatosaの理想です。
紳士な画家さんに嫁入りが決まっている「毒どんぐり」ですが、その後も大人気で展示中です。今日もお洒落男子が試着してくれました。
あまり予想をしていませんでしたが、今回の展示会は、男性の訪問も幾人もあって嬉しい驚きです。男性にはあまり興味のないと思われるアクセサリーやバッグではありますが、身に着けるモノ(実用するモノ)という視点以外にも一つの作品として見てくださる方や、satosatosaのコンセプトに共感していらして下さる方がいらっしゃいます。光栄に思いつつ、お気持ちに恥じないように精進したいなあと気を引き締めています。
「ひらひら」という名のがま口ネックレス。がま口本体へのコラージュだけでなく、チェーン部分にもレースの蝶々を飛ばした変わり種。胸元にひらひらと蝶々が舞うように作った私のイメージそのままに、可愛らしく身に付けてくれた彼女。
重ね着した洋服の色や素材合わせがとても綺麗だった彼女は、「長いブローチ」を装いにプラスしてくださいました。もうすぐ静岡を離れて東京で服飾関係のお仕事に就かれるそうです。
同じブローチが、装いでがらりと印象が変わって興味深かった一枚。
さつきちゃんに再び登場願いま~~~す。どうぞっ!
satosatosa展、2日目も無事に終了しました。
今日はあいにくのお天気、駅から少し距離がある路地裏の分かりづらい場所にも関わらず、とぎれることなくいらしてくださるお客様に、あっと言う間の1日。本当にありがとうございます。
連日感じていることは、自分の作った品を手に取ってくださり、実際に身に着けてくださる方を間近で見られる幸せ。展示会開催の少し前に「装いと混ざり合って」という私の希望を綴ったけれど、そのことをお越しくださった皆さんに叶えてもらっている幸せな2日間です。
それぞれの装いと混ざり合った新しいカタチ。一部の皆さんにご了承頂き、写真をとらせてもらいました。ご紹介させてもらいます。
名古屋から駆けつけてくれたUちゃん。チェーンベルトをお気に召してくれました。ご覧のとおり、とってもお似合いです。(このうち、ゴールドチェーン×蝶々の方をお嫁にもらってくれました)
妖精のような女の子めぐみちゃん。「長いブローチ」と命名した、名前そのまんまな(笑)レースのなが~いブローチをワンピースの胸元にゆらゆら~。
こちらもレースシリーズ。私のイメージでは、シックでフェミニンな装いに合わせるものと思いきや、こんなビビッドな色合いのカットソーにマッチ。お客様の視点から教えてもらった目から鱗のコーディネート。
はみ出しバッグシリーズ「くま」。
うら若き女性のマニッシュスタイルに混ざり合う。お洒落で遊び心を持ち合せた彼女に、お気に召してもらえて嬉しかったなあ。
「とめどなく」と命名したボリュームのあるブローチ。「混ざり合うカタチ」の象徴のように、いろんなものが混ざり合ってます。ブローチ自体の印象とは逆ですが、私たちsatosatosaは、あえてカジュアルな装いに着けたいなあと思っていたところ、、、
その思いを汲んでくださるかのような方に巡り会えました。
「毒どんぐり」と紳士な絵描きさんの混ざり合うカタチ。
「身に着けていると、わくわくと楽しい気持ちになってくるねえ。」という嬉しい言葉とともに、お嫁にもらって頂きました。それも、奥さまやお譲さまへのプレゼントではありません!紳士な絵描きさんご自身が身につけるためにご購入くださいました。何たる光栄。