リース色々


私は絵は描けないけれど、リースもsatosatosa作品も絵を描くような気持ちで、色や形、質感を重ね合わせて作品ごとに1つ1つの世界を作りたいと思っています。

こちらは、絵本のなかに出てくるような森の景色をイメージした作品。額縁に絵を納めるような気持ちで、古い無垢の木のトレーの中にリースを飾りました。

ズーム!!個人的に木に成っている小さなドングリがお気に入り♡
製作中、この位置にどんぐりを取り付けたくなりましたが、さて?どうやって?と考えた結果、帽子に穴を空け、細いワイヤーで固定することに(更に接着剤で補強)。小さな部分ですが、作品のポイントになる重要部分!イメージがちゃんと形になって嬉しい!!

リースに組み合わせたトレー。「植物」+「古いモノ」シリーズ

NINOリースの定番で作り続けております「どんぐリース」

毎年、人気で嬉しいです。只今開催中のFossetさんでの展示会でも有り難いことに初日に完売となっておりましたこちらを追加でもう1点納品いたしました。

葉や蔓の自由な動きを味わえるリース。
ドライフラワー は時の流れで徐々に色が変化していきます。グリーンが鮮やかな今のうちはクリスマスの飾りとしてもお楽しみいただける雰囲気です。
壁にかけて飾って頂くのはもちろん、テーブルに平置きしていただき、食卓の彩りに添えていただくのもおすすめです。

レモングラスの直線的な形状に、蔓に絡めたサンキライの赤い実をユラユラと吊るし、

ゴツゴツ、ハードな印象のハスの実に、ネコヤナギやススキの優しい白いフワフワを添えて。

根本はリボンではなくレザーでクールにまとめてみました。

あまり作り込まずシンプルに植物それぞれの個性を活かして作ったスワッグ。1年を通じて飾っていただけますが、お正月のお飾りとしてもよさそうな雰囲気です。

ふんだんにグリーンを使用し、ほのかにユーカリの香り漂うリース。色調抑えめ、落ち着いた雰囲気です。

サイズは縦約60センチ×横約40センチ、存在感がありますので、広めの空間や店舗のディスプレイにもおすすめです。

窓辺のユーカリガーランド

空間に浮かんでいる感じがなんともいえず好きで、吊るして飾るタイプを作りたくなります。

ワイヤーで吊るしております。お手持ちのワイヤーを足していただいて低い位置に、逆にワイヤーを短くして高い位置になど、お好みに合わせて飾っていただくこともできます。

こちらも定番で毎年ご好評いただいております、ユーカリミルフィーユのデコレーションタイプ。

小ぶりなサイズで、壁掛け、平置き2通りの飾り方をお楽しみいただけます。

展示会初日の朝一番にご縁に恵まれて旅立ちましたハーフリース。同じような雰囲気で新たに制作し、追加納品致しました。

Fossetさんで開催中のリース展に追加納品致しましたリースです。一昨日の月曜日から店頭に並べて頂いたところ、既に幾つかがご縁に恵まれて旅立ったとご連絡頂き有り難いです。

お運びくださった方々、お気に入りを見つけてくださった方々、有難うございました。

リース展は引き続き24日まで開催中です。よろしくお願いいたします。

以下、 @fosset__ さんのサイトより転載させていただきます。

「NINO リース展」
2023.12.2(sat) – 12.24(sun)
10:30 – 16:30
会期中のお休み 12/6.10.13.20

静岡市のNINOさんから素敵なリースが届きます。
植物や木の実など様々な素材を組み合わせ、
1点1点丁寧に手作りされています。

ぜひこの機会にお気に入りを見つけていただけましたら幸いです。

会期中、おいしいものもいろいろ届きます。
北海道の「北の住まい設計社」さん :シュトーレンや焼き菓子、ハーブティーなど
藤枝市の「Akane工房」さん :クリスマスクッキー缶
東京のFelt coffee さん :コーヒー各種(MILK BREW、drip pack、 coffee bag)

リース展、始まっています。

Fossetさんでのリース展示会、お陰様で12月2日より無事にスタートしています。

開始前日に愛知のFossetさんまで搬入に伺い設営、初日は終日在廊させていただきました。

これは、搬入日に車に積み込む為に、玄関先に作品を全て運んだ時の様子です。

ドライフラワーはとても繊細なので、長距離の運搬が心配でしたが無事に運ぶことが出来ました。

以下、設営後のFossetさん店内の様子(インスタグラムでは動画でもご紹介しておりますので、よろしければご覧ください→

お店が静岡から愛知へ移転されてからの初開催で緊張しておりましたが、丹精込めて作ったリースをお客様が直にご覧くださる場に立ち会えて、新しい出会いにも恵まれ感謝の一日になりました。

初日以降も、Fossetさんから丁寧に連絡を頂戴しており、遠方からわざわざお運びくださった方もいらっしゃるそうで有難いです。

私は日曜に静岡に戻ってから、再び制作の日々を送っています。(出来上がった作品は追ってご紹介させていただきます)ご縁に恵まれて旅立ったどんぐリースやハーフリースなどを追加納品させていただくことになりました。

展示は12月24日まで開催されます。お近くにお越しの際は、お立ち寄り頂けましたら幸いです。

風が強い日には

風が強い朝。窓の外から、ビュービューうなるような音が聞こえてきます。そんな音が少し苦手な私。わさわさと心の中まで乱されるような気持になるから。(同じ自然の音でも雨音だと心が落ち着き、制作にも集中できるのだけど。)

こんな日は、音楽の力を借りて気分を落ち着かせよう。ちょうど先日にお話しした方から、このシチュエーションにぴったりな音楽を紹介してもらったところ!心を落ち着かせ、感覚の扉を開いて、制作の時間へと行ってまいります。

以下の画像は、今週2日から展示会をさせていただくリース作品の数々。もう10年近く、年末に展示をさせてもらっているFossetさんが、今年の3月に愛知県刈谷市に移転されました。新しいお店でも変わらずお声をかけていただき、今年も年末恒例の展示会をさせていただけることになりました。変わらぬご縁と新しいい場所での展示機会に恵まれたことに感謝しながら植物と向き合い制作する日々を過ごしております。


各々のリースの説明やズーム画像などをインスタグラムでご紹介しております。ご覧いただけましたら嬉しいです→

綿花

綿花。

1つ前に投稿した野菜と同じくatelier oecさんのマーケットで購入しました。買った時には蕾だった花が少しずつ開いきて、白いフワフワがこんにちは!

これまで、お店に並んだすっかり花が開いた綿花しか見たことがなかったので、姿を変えていく綿花を好奇心を持って愛でております。

これからドライにして年末のリースの素材に使う予定です。

貝殻繋がり

幸せを呼ぶとの言われがある貝殻「ナミマガシワ」。大量に海辺で拾い集めたのは2013年のこと。その訳は、海辺の結婚式会場の一角を貝殻を使ってディスプレイして欲しいというご依頼を承ったから。

その時にブログにも綴りましたが、改めて、、、

花嫁さんのベールのイメージで1000枚以上の「ナミマガシワ」にドリルて穴を開け、テグスで繋げ、天井から吊り下げました。

ご依頼主のお二人

時は流れて2021年。そのお二人の間に生まれた娘さんの七五三。再び、幸せいっぱいのシーンでお二人の胸元にサトコサージュで彩りを添えさせて頂きました。その後、幼稚園の入園式でもご夫婦でこのサトコサージュを身につけてくださっています。

オーダーでお作りした紅白サトコサージュ

1つ前の投稿でもご紹介したこの「タコブネ」。実は、七五三のサトコサージュオーダにアトリエにいらしてくださった際に、お二人が私にプレゼントしてくださったものです。

10年前に結婚式のディスプレイを承って以来、これまで作り手として人生の大切なシーンに何度か関わらせて頂けた幸せ。
そして、貝殻でご縁に恵まれたお二人からプレゼントしてもらったタコ殻・笑 をアトリエに飾って、眺めながら制作できることは、モノを作りの幸せや、やり甲斐を感じさせてもらえます。

記録

既にバックナンバーとなっておりますが、記録として綴ります。

スーモマガジン広島版 7/19日号 にアトリエに飾っている貝殻の額装をご紹介いただきました。

上段右が私のアイディアです。

記事内には、「インスタグラマーのテクニックを参考に」とあります(笑)

私って、インスタグラマー???(掲載に際し、発行元のリクルートの担当者の方からsatosatosaインスタグラムDМにご連絡いただいたので、インスタグラムの投稿がお目に留まったのがきっかけだから、そうなるのか…笑)

これが掲載いただいた貝殻の額装です。

コラージュ作家かつ、シェフのМさんから頂いたものです。タコブネという名だそうで、なんでもこのからの中に暮らすタコがいるそうです。

まるで工芸品のような美しさ!!感激して額装し、アトリエの壁に飾っています。

お守り指輪


少し日が経ってしまいましたが、先月の大阪出店での嬉しい有難い出来事の記録を。

もう5年以上、ずーっと着けているピンクの石のリング

これは、この「小さな生活」を通じてご縁があった奈良のT様より送っていた頂いた品。使われなくなった沢山のアクセサリーをsatosatosaに託してくださったうちの1つです。「もし気に入ったものがあれば聡子さんが使ってくださっても」と手紙に添えてくださったお言葉に甘え、そのままの形で私が引き継がせてもらっています。

クラッシックなデザインと石の色が好きなのもありますが、T様をはじめ応援してくださる方々へ感謝の気持ちを忘れないよう、また、制作(のみならず日々)を励ましてくれる存在としてお守り代わりにずーっと身に着けています。

T様が託してくださったアクセサリーの数々


先月のsatosatosa関西初出店にあたり、作品の一部となり新たなカタチになったアクセサリーをご覧いただきたい気持ちがあり、T様にご案内差し上げようか迷いましたが、ここ数年はご無沙汰しており、今もブログにお付き合いいただいているか分からない状況。ご案内することで逆にご負担になってしまっては申し訳ないと、そっと大阪へ行きました。


展示も数日を過ぎた頃、お昼休憩から戻った私にとっても上品な女性が「中村聡子さんですか?Tです。」と声をかけてくださいました。T、、、そう、あのT様だったのです!もう、大感激!!今もブログをご覧くださっていたんだ!!しかも、わざわざ奈良から来てくださったなんて!!

大阪出発前から秘めていた願いが叶った瞬間でした。T様にお会いできてお礼をお伝えできたこと、作品を直にご覧いただけたこと、なんと有難かったことか!そして、私のこの手を見せながら、頂いた指輪をお守り代わりに着けさせてもらっているとの報告もできて感無量。

託してくださったアクセサリーを使って生まれた新しいカタチ(販売済みのものもあり)

今も(これからも)私の指にあるピンクの石に込める感謝と使われなくなったものを創造で次の方へ繋げていこう!という思いをより深めた出来事でした。

暮らしのなかに迎えていただきました

先日、嬉しいお写真とメッセージが届きました。

活き活きとしたグリーンや部屋のしつらえから丁寧な暮らしが伝わってくるダイニングの天井に2つ並んだNINOのガラスランプシェード。

お送りくださったのは、このブログに長年お付き合いくださっている神奈川にお住いのSさん。以前からランプシェードを1つお使いくださっていたのに加え、この4月に新たにもう1つご購入くださり、こうして天井にレールを取り付けてシェードを2つ並べてお使いくださっている様子を送ってくださいました。また、更に、もう1つ足して3つシェードを並べることも検討中との有難いお話も伺いました。

私がモノ作りを続けていられるのは、想像したものを手を動かしてカタチにしていくことが好きなのもさることながら、

私自身がとても大切に思っている「普通の毎日」に、私の作ったモノを通じてささやかでも彩りを添えられたら、、、との思いも大きいです。

こうして、使われなくなったガラスの器から形を変えたランプシェードをSさんの暮らしのなかに迎え入れていただき、ご家族とのかけがえのない時間や空間に明かりを灯させていただいている様子を拝見し、また、Sさんがわざわざお写真と共にメッセージを送ってくださったお気持ちにも触れて、私の心にも温かな明かりが灯ったような気持ちになりました。

これからもモノづくりを通じて、どなたかの暮らしの中にささやかでも彩りをお届けできるよう、コツコツと続けていこうと心新たにしました。Sさん、ありがとうございました。

冬の贈りもの展 ありがとうございました

「冬の贈りもの展」、25日で無事に終了いたしました。

1カ月のロングラン、会期中に何度も作品を追加納品させていただきました。Fossetさんに通いましたその道中では、

「作品を通じて自分を表現させてもらえる場所と、それをご覧くださる方々がいらしてくださる、なんと有難いことだろう。」との思いが毎回のように込み上げておりました。

作品を選んでくださった方々、わざわざ足を運んでくださった方々、ご一緒させて頂いた素晴らしい作家の方々、作品や作家に愛情をもって企画展を運営してくださるFossetさん、そして、遠くからも気にかけて応援してくださった方々にも大変励まされました。皆様に心から感謝しております。ありがとうございました。

想定外

Fossetさんで開催中の「冬の贈りもの展」、おかげさまで多くの方にお運びいただきましてありがとうございます。

展示開始以来、少しずつ追加納品しながら3週間が経ちました。

花籠みたいなハーフリース。

こちらは先週の日曜日に追加納品したうちの1品です。

本当は、週末のお客様に間に合うように土曜の朝いちばんにお届けするつもりでいましたが、土曜日はちょ太の部活の遠征の配車係となり叶わず。しかも、その土曜日の試合でちょ太が怪我をしてしまい、翌日曜日は朝から休日当番医へ連れて行き、その足で試合会場まで個人で送迎するというスケジュールになり、結局Fossetさんに伺ったのは、午後になってから。

なかなか想定通りにいかないものだなあと思いながら、納品するリースを展示していたら、展示スペースにいらしたお客様のお一人から、「さとこさん??」と声が、、、振り向けば、ぱもちゃーーん!!(友人です^^) マスクをしているのと、私が目が悪いのもあって声を掛けてもらうまで気が付かなかったけど、忙しくしてる友人が時間を作って観に来てくれていたことを知り、それもかなり久しぶりに会えた嬉しさも相まって思わず「ぱもちゃーーん♥」とハグ♥ひとしきりお話に花を咲かせ、近く気になっていたカフェで一緒にお茶をする約束を♪ 

・・・

そのあと、嬉しい気持のままウキウキと展示の続きをしていたら、1点1点のリースをじっくりと観てくださっているお客様が私のすぐ横までいらしたので、思い切って「私、このリースを作った者です。」と話しかけ、お顔を合わせたら、、、ああ、なんと!毎年のように展示初日(在廊日)に足を運んでくださっていたK様ではありませんか!!お互いにまさかこの日に会えるとは思っていなかったと驚きつつ、リースをご覧くださりながら昨年にお会いしてからの1年の出来事などをお話ししてくださいました。可愛がられていたワンちゃんがお空に旅立ったという悲しい出来事、また、お家の玄関に飾ってくださっている歴代のリースに癒されて毎朝仕事に出掛けていますよ。というお話も伺いました。

1年のうちには色々なことが起こるけれど、その日々の暮らしの中に私の作ったリースを置いてくださっている方の心が癒しを感じてくださっていると伺い、私がモノ作りをしている根本の幸せを感じました。有難いです。新たに選んでくださった2022年のリースもK様の日々の暮らしにささやかでも癒しをお届けできますよう願っております。

・・・

嬉しい出来事には更に続きが。

K様をお見送りした後、レイアウト変更の途中だった展示を完了させるべく2階にある会場に戻ると、先ほどまでお洋服の試着をしていらしたお客様がリースをご覧くださっていました。納品したばかりのこちらのハーフリースが目に留まったとお話しくださったその方と近くでお話しさせてもらって、またまたビックリ!

まだFossetさんで展示をさせてもらうようになる前、香るリース展というグループ展に参加させてもらった時にもいらしてくださり、このブログにも長くお付き合いくださっているМ様だったのです。「ちょ太くん、大きくなりましたね~。」と温かいお言葉からブログに今も変わらずお付き合いくださっていることが伝わってきて大感激(涙)。そして、このハーフリースを選んでくださり、「これでNINOさんのリースがうちに3つになりました。」とのお言葉からは、これまでリースを選んでくださった時のそれぞれのシーンが蘇ってきて感謝の思いが胸にぐっと湧き上がってきました。М様、ありがとうございます!!

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想定していたタイミングでは納品できなかったけれど、流れに従って、やらなきゃいけなくなったことに1つ1つ対応し終わったタイミングで納品したら、そこには想定外の嬉しい出来事が待っていた!!ピンポイントの限られたタイミングで、有難い方々と共に時間を過ごせて、足を痛がるちょ太には申し訳ないけれど、怪我のハプニング(不幸中の幸い、大事には至りませんでした)にも感謝しちゃったぐらい(;^_^。ちょ太、調子のいいお母さんを許してね。

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以下、追加納品したリースのうちからご紹介します。

和の雰囲気もあり、お正月のお飾りにもなりそうなハーフリース。 もちろん、季節問わず、一年中飾っていただけます!

「植物」+「古い物」シリーズ。

来年は兎年。兎年ってどんな年? 気になって調べていたら、兎についてのこんなお話がありました。

「兎は、動物としての特性から世界各国で縁起物として親しまれてきました。

例えば兎のジャンプ力は、困難な壁を乗り越える「成長」や「発展」を想起させます。また、耳が長いことから、数多の情報を収集し、商売繁盛といった成功に繋げることができると言い伝えられています。更に、兎が子どもをたくさん産む性質は、子宝・安産祈願にご利益があると考えられています。」

2023年の暮らしのおともにいかがでしょうか。

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「冬の贈りもの展」の1か月のロングランの展示も25日まで、残すところ10日ほどとなりました。お時間ございましたらお運びいただけましたら幸いです。