冬の贈りもの展 ありがとうございました

「冬の贈りもの展」、25日で無事に終了いたしました。

1カ月のロングラン、会期中に何度も作品を追加納品させていただきました。Fossetさんに通いましたその道中では、

「作品を通じて自分を表現させてもらえる場所と、それをご覧くださる方々がいらしてくださる、なんと有難いことだろう。」との思いが毎回のように込み上げておりました。

作品を選んでくださった方々、わざわざ足を運んでくださった方々、ご一緒させて頂いた素晴らしい作家の方々、作品や作家に愛情をもって企画展を運営してくださるFossetさん、そして、遠くからも気にかけて応援してくださった方々にも大変励まされました。皆様に心から感謝しております。ありがとうございました。

想定外

Fossetさんで開催中の「冬の贈りもの展」、おかげさまで多くの方にお運びいただきましてありがとうございます。

展示開始以来、少しずつ追加納品しながら3週間が経ちました。

花籠みたいなハーフリース。

こちらは先週の日曜日に追加納品したうちの1品です。

本当は、週末のお客様に間に合うように土曜の朝いちばんにお届けするつもりでいましたが、土曜日はちょ太の部活の遠征の配車係となり叶わず。しかも、その土曜日の試合でちょ太が怪我をしてしまい、翌日曜日は朝から休日当番医へ連れて行き、その足で試合会場まで個人で送迎するというスケジュールになり、結局Fossetさんに伺ったのは、午後になってから。

なかなか想定通りにいかないものだなあと思いながら、納品するリースを展示していたら、展示スペースにいらしたお客様のお一人から、「さとこさん??」と声が、、、振り向けば、ぱもちゃーーん!!(友人です^^) マスクをしているのと、私が目が悪いのもあって声を掛けてもらうまで気が付かなかったけど、忙しくしてる友人が時間を作って観に来てくれていたことを知り、それもかなり久しぶりに会えた嬉しさも相まって思わず「ぱもちゃーーん♥」とハグ♥ひとしきりお話に花を咲かせ、近く気になっていたカフェで一緒にお茶をする約束を♪ 

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そのあと、嬉しい気持のままウキウキと展示の続きをしていたら、1点1点のリースをじっくりと観てくださっているお客様が私のすぐ横までいらしたので、思い切って「私、このリースを作った者です。」と話しかけ、お顔を合わせたら、、、ああ、なんと!毎年のように展示初日(在廊日)に足を運んでくださっていたK様ではありませんか!!お互いにまさかこの日に会えるとは思っていなかったと驚きつつ、リースをご覧くださりながら昨年にお会いしてからの1年の出来事などをお話ししてくださいました。可愛がられていたワンちゃんがお空に旅立ったという悲しい出来事、また、お家の玄関に飾ってくださっている歴代のリースに癒されて毎朝仕事に出掛けていますよ。というお話も伺いました。

1年のうちには色々なことが起こるけれど、その日々の暮らしの中に私の作ったリースを置いてくださっている方の心が癒しを感じてくださっていると伺い、私がモノ作りをしている根本の幸せを感じました。有難いです。新たに選んでくださった2022年のリースもK様の日々の暮らしにささやかでも癒しをお届けできますよう願っております。

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嬉しい出来事には更に続きが。

K様をお見送りした後、レイアウト変更の途中だった展示を完了させるべく2階にある会場に戻ると、先ほどまでお洋服の試着をしていらしたお客様がリースをご覧くださっていました。納品したばかりのこちらのハーフリースが目に留まったとお話しくださったその方と近くでお話しさせてもらって、またまたビックリ!

まだFossetさんで展示をさせてもらうようになる前、香るリース展というグループ展に参加させてもらった時にもいらしてくださり、このブログにも長くお付き合いくださっているМ様だったのです。「ちょ太くん、大きくなりましたね~。」と温かいお言葉からブログに今も変わらずお付き合いくださっていることが伝わってきて大感激(涙)。そして、このハーフリースを選んでくださり、「これでNINOさんのリースがうちに3つになりました。」とのお言葉からは、これまでリースを選んでくださった時のそれぞれのシーンが蘇ってきて感謝の思いが胸にぐっと湧き上がってきました。М様、ありがとうございます!!

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想定していたタイミングでは納品できなかったけれど、流れに従って、やらなきゃいけなくなったことに1つ1つ対応し終わったタイミングで納品したら、そこには想定外の嬉しい出来事が待っていた!!ピンポイントの限られたタイミングで、有難い方々と共に時間を過ごせて、足を痛がるちょ太には申し訳ないけれど、怪我のハプニング(不幸中の幸い、大事には至りませんでした)にも感謝しちゃったぐらい(;^_^。ちょ太、調子のいいお母さんを許してね。

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以下、追加納品したリースのうちからご紹介します。

和の雰囲気もあり、お正月のお飾りにもなりそうなハーフリース。 もちろん、季節問わず、一年中飾っていただけます!

「植物」+「古い物」シリーズ。

来年は兎年。兎年ってどんな年? 気になって調べていたら、兎についてのこんなお話がありました。

「兎は、動物としての特性から世界各国で縁起物として親しまれてきました。

例えば兎のジャンプ力は、困難な壁を乗り越える「成長」や「発展」を想起させます。また、耳が長いことから、数多の情報を収集し、商売繁盛といった成功に繋げることができると言い伝えられています。更に、兎が子どもをたくさん産む性質は、子宝・安産祈願にご利益があると考えられています。」

2023年の暮らしのおともにいかがでしょうか。

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「冬の贈りもの展」の1か月のロングランの展示も25日まで、残すところ10日ほどとなりました。お時間ございましたらお運びいただけましたら幸いです。

冬の贈りもの展、はじまりました

冬の贈りもの展、お陰さまで無事にスタートしました。

展示初日の24日と翌25日の2日間、在廊させていただきましたが、何度展示会を経験しても相変わらずの私、スタートまでの緊張は消えません。でも、その緊張する気持ちを差し引いても、お越しくださった方々から頂けるエネルギーは余り有るものでした。

作品や展示空間への嬉しいご感想、遠方からわざわざいらしてくださる方、毎年お運びくださる方とは今や互いの近況報告をし合うという楽しみも。

普段、一人で黙々と制作している時間だけでは得られない励ましを沢山頂戴し、そうした時間が次なる制作へのエネルギーに繋がっていきます。

お越しくださった皆様、ありがとうございました。

有難いことに、既に多くの作品が旅立っていきましたが(売約済みのものでも一部はお客様のご厚意により会期中の展示にご協力いただきご覧いただけます)、今後も追加で納品する予定です。展示期間は来月25日までの1ヶ月間と続きますので、ご覧頂けましたら幸いです。

冬の贈りもの展

リースの展示をさせて頂きますFossetさんの「冬の贈りもの展」のDМ、今年は光栄なことに私のリースで作ってくださいました。

会期は、今月25日から来月25日までの1か月間。リースの他、美しいアクセサリーやおいしいものも並びます。詳細はFossetさんのHPをご覧ください。

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こうしてFossetさんでリースを展示させていただくようになって今年で8年目。この時期が近づいてくると、私のリースについてお問い合わせをくださる方がいらっしゃるとFossetさんから伺いました。

世の中にあまた素晴らしいリースの作家さんがいらっしゃる中で、そのように気にかけてくださる方の存在や、長きに渡って展示のお声がけをくださるFossetさんに感謝しつつ、制作を進めております。

私はリース専門の作り手ではありませんが、satosatosaの制作でも共通している1つ1つの素材や色を組み合わせて新たな形を生み出す感性や、自然の色彩や造形への敬意、古いものを尊び活かしていきたいという内なる思いを、私らしく表現したいと思っています。

展示まで残すところ1週間。制作の手が遅い私はドキドキしておりますが、そういう気持ちも味わいながら(できれば楽しみながら)、日々植物に向き合っています。

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コツコツと作っておりますリースはインスタグラムで随時ご紹介させて頂いております。よろしければご覧ください→

アトリエ風景とリース作り

アトリエ風景。

毎年この時期の恒例となっておりますリース作りが始まり、アトリエの中は植物で溢れています。

ついつい集めてしまう花器、普段は棚の中で所在なさげにしていることが多い子達も、この時ばかりは全員出動で大活躍。

天井からも植物!!

沢山の植物で溢れるアトリエは、そこはかとなく植物の香りが漂う。ユーカリやローズマリーなどハーブ類はアロマ効果もあって制作タイムが同時に癒しタイムにもになっています。

そんな植物溢れる空間で、視覚からも嗅覚からもインスピレーションを得つつ、リースの制作を進めています。

不変の核

最近取り組んでいるアトリエのプチ模様替え。それに伴い、棚の中にため込んだ書類や雑誌なども片付けをしていたら、何年も手に取っていなかった黄色いファイルを発見。開いてみたら、こんなものが挟んであった。

ああ、懐かしい~~。この紙の存在を全く忘れていたけれど、ファイルを開けば蘇る記憶。これは、NINOのHPを作ろうとしていた2008年に、自分たちの大切にしていること(=NINOの活動の核になること)を言語化してみたものです。

2008年と言えば、転勤族だった旦那さんが単身赴任先から戻り、静岡で家族そろって暮らす生活を第一に考えて、会社を辞めた年。旦那さんはその年、お勤めをせず勉強に励んだ1年。家計の為に急遽勤めに出た私は、慣れない職種(とある法人の理事長秘書)に緊張感いっぱいの日々。小学三年生の娘と1歳の息子と家族四人、私達らしい日々の暮らしと未来を模索しながら過ごしていた時間が懐かしく蘇ります。

旦那さんも私もまだ30代。小さな子供二人を抱え、頼れる実家も県外で、時間も家計もやりくりが大変だったけれど4人で力を合わせてが頑張った時間は、振り返れば貴重な家族の歴史。

その時作ったNINOのHP。最近ではすっかり開くことも無くなっていたけれど、改めて見返すと、NINOが私達の日々の思考や行動の根底にあることを改めて思う。中でも、THOUGHTというカテゴリーに記した、これが私たちの核となっているのは、2022年になった今も不変。

冬の夜に

旦那さんのオリジナル作品、海辺を散歩しながら拾い集めた流木で作る「小出し」。

幾つになっても遊び心と好奇心の尽きる事なき51歳は、今も楽しいアイデアが浮かべては、進化版小出しを、のんびりと作っています。

最新作は、ライティング小出し^ ^

窓に使った丸い金属は、勤務先で不用品として捨てられていた車の部品なのだとか。仕事中も頭の片隅から離れない小出し愛❤︎わざわざ探しても見つけられないだろう、面白い形状の金属パーツから漏れる光りが綺麗✨

プレーンタイプのこちらの小出しは窓が大きめ。

まだまだ寒さ続く冬の夜、小出しの窓から漏れる小さいけど暖かな灯りに心和まされ、気持ちはほっこりと過ごしています。

幸せ と 再決意

こちらは昨年10月の松屋さんの展示にいらしてくださったお客様であり、このブログに長らくお付き合いくださっているkさんのお写真です。

松屋さんでバングルをお求めくださった際の嬉しいエピソードを以前にブログに綴らせてもらいましたが、それ以外にもとても嬉しく幸せな出来事があり、お願いして撮らせていただいた写真です。

kさんがバングルのお支払いをしてくださる際にバッグから取り出したお財布が、2016年に私が作らせてもらったお財布だったこと。5年前に作らせてもらったお財布を今も使ってくださっていることに感激し、そのことをお伝えすると、「手帳も日々使っていますよ。」とおっしゃって、お仕事帰りのバックから同じく2016年に私が作らせていただいた手帳カバーも登場~。

お財布も手帳カバーも日常を共にするアイテム。オーダーを承って以来、キャリアウーマンのkさんは、タイ→大阪→東京と赴任先が変わり、ご結婚もされ、幾度も生活環境が変わりながらも、変わらず私が作らせてもらったアイテムと共に日々を過ごしてくださっていたなんて、作り手としてこんな幸せなことはありません。

お陰様でNINOやsatosatosaでモノづくりを15年程続けさせてもらってきました。その中で生み出すものを、世にあまたお店や作家さんがいるなかから、私の作ったものを選んでくださる方がいらっしゃるという幸せ。そして、選んでくださったものを長く日常の中で使い続けてくださっているという幸せを味わいました。

そして、この出来事で強く心に刻んだことがあります。

長年のうちに、作り手の私は何百ものモノを作ってきました。しかし、たとえ私が何百、何千ものモノを作ったとしても選んでくださる方にとっては、その時々の暮らしや想いから選んでくださる1点であり、私が納品したらそれで終わりではなく、その方の暮らしに寄り添っていくものだということを、絶対に忘れないようにしたい。

現在は、オーダーのお仕事はお休みさせてもらっていますが、satosatosaや年末のリースの制作は有難いことに続けることができています。今後とも制作にあたっては、手を動かして物を生み出していく喜びに加え、使ってくださる方の日々に想いを馳せ、作品を使ってくださることで、ささやかでも心の潤いになるようなモノづくりをしていきたい、と。改めて心に刻んだ出来事でした。

冬の贈りもの展、ありがとうございました。

遅ればせながらの報告となってしまいましたが、Fossetさんでリースを展示させていただきました「冬の贈りもの展」が無事に会期終了しました。寒い中、沢山の方々にお運びいただき、作品を選んでいただきありがとうございました。

友人知人からも「見に行ってきたよ。」「うちにリースをお迎えしたよ。」などと有難い連絡をもらったり、また、このブログを通じてお問い合わせも頂いたりしまして、とても有難く思っております。また、毎回丁寧な企画運営をしてくださる Fossetさん、素敵な作品とご一緒させていただいた作家の皆さまにも大変お世話になりましてありがとうございました。

またsatosatosaの制作へと戻りますが、リースをご覧下さった皆様から頂いたご感想や、制作を通じて植物から得たインスピレーション、色彩や造形を組み合わせて1つの作品にしていく感性をアクセサリーやバッグにも投影し、より良い制作に努めていきたいと思います。

改めまして、ありがとうございました。

追加で納品しております。

Fossetさんで開催中の冬の贈りもの展、沢山の方にお運びいただきありがとうございます。

わざわざお運びくださる皆様に少しでもお楽しみいただけますよう、会期スタート後もコツコツ制作を続けて、追加で納品しておりますが、お店に伺う度に、旅立っていったリースがあり、スタート直後とは変化した会場の景色を目にして感謝の思いになっております。

こちらは本日追加で納品しました。細かなパーツを緻密に丁寧にバランスを見ながらまあるいリースにしました。

大切に箱に入れて納品しています。

欠品しておりましたユーカリミルフィーユも2点、本日納品して参りました。

その他、会期後に追加したリースを下記にご紹介させていただきます。

様々な質感やトーンの白を重ねたリース

自然の造形の面白さが詰まったハーフリース。実家の母が育てたオクラも入れました!

ハーフリース、その2。ホロホロ鳥の羽の水玉模様をアクセントに。coolな空間にもマッチしそうです。

ご好評いただいておりますユーカリミルフィーユガーランドも追加納品しております。

会期は21日までとなります。お近くにお越しの際はお立ち寄り頂けましたら幸いです。

FossetさんHP