好きなものと暮らすⅢ

「好きなものと暮らすⅢ」を観に、芹沢銈介美術館へ。

このシーリーズの最終となる今回は、家具と陶磁器がメインテーマ。

これは見逃せないとずっと気になってたけど、なかなか行くことができず、

会期終了間際の滑り込み。

芹沢銈介氏の審美眼によって集められた「もの」もさることながら、展示の仕方がとても素敵だと思った。

彼が「好きなもの」に囲まれて暮らした様子をイメージしながら、家具や陶磁器をゆっくりと鑑賞した。

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ジャズ動物園

スノドカフェで行われたライブ「ジャズ動物園」に親子で行ってきた。

「親子でたのしむジャズライブ」という通り、子供だけでなく私もとても楽しめた。

ここ最近、家の中で子供と過ごすことが私のおおよその時間を占めていたので、

そんな日常を少し離れ、ライブの音楽に耳を傾けていると、お疲れ気味の心が解れていくような感じがした。リフレッシュしたなー。

ライブ中のワンシーン。

子ども達を楽器に触れさせてくれる時間があり、娘もサックスを吹かせてもらう。

気合を入れて思いっきり吹いていた娘。大きな音が出せた。

帰りの車で、「初めてなのに上手にサックスが吹けたね。」と誉めたところ、

マウスピースを歯で噛むようにして吹くと教えてもらったが、現在前歯が無い娘は、実はその方法にとても苦労していた、という裏話を聞いて大笑い。

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月末恒例・蚤の市へ

今日は静岡護国神社の蚤の市に行って来ました。

毎月第4週の土日に開かれるこの蚤の市に出かけることは、我が家の月末の恒例行事です。

こんな感じの場所です。

軽く200m以上はある神社内の通りに、何十件ものお店が並んでいます。

この通りを、3回ぐらい行ったり来たり。

2時間程かけてゆっくり見ます。

隅っこに置かれているガラクタが寄せ集めたような箱(笑)に、宝物が眠っていたりするので念入りに・・・。

以前ご紹介したバンビちゃんもこの蚤の市で手に入れたものです。

数あるお店の中で、私がいつも気になるお店。

このお店の場所だけ他とは別の雰囲気を放っている。

一つ一つがちゃんと選び抜かれたであろう品が並ぶお店。

棚や机など大きな品もあるのですが、空間はゆったりとした印象を受けます。

きっと配置の仕方が上手なんでしょうね。

上の写真とは反対の角度から写した写真。

美しいディスプレイに釘付けになる。

黄色い木箱・グレーのペンキ仕上げのチェスト・水色と青のホーロー缶、椅子の座面と鳥かごの赤。

色合わせも素敵です。

蚤の市の楽しみは数知れず。

ガラクタの山みたいなお店(笑)から、お気に入りを見つけ出すのも楽しいし、

素敵な空間から刺激をうけて勉強をさせてもらうのも、大きな楽しみです。
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美術館へ行く

入口 石塀が周囲の緑に溶け込みます    入り口正面 奥に噴水が・・・

                            建物の名は「石水館」    

出口 金木犀の森 「いい香り~」         ちなみに登呂遺跡

                             竪穴式住居と水田跡

今日は、これから娘の保育園の運動会。

そして、昨日は運動会の準備の為、早めのお迎え(3時)依頼が保育園からありました。

午後の仕事の時間休を取り、ここぞとばかりに前から行きたかった美術館へ行ってきました。

娘と一緒に行くつもりでしたが、お迎えに行くと「遊ぶ約束したから、ゆうきちゃんの家に連れてって!」と言われました。

それから、そのお友達の家に電話して娘を送って行き、ちょっとゆうきちゃんのママと立ち話をしていたら4時を過ぎてしまった・・・。急げ!!

目的地は静岡市立芹沢銈介美術館。

午後4時15分着

この美術館は、静岡市出身の染色家 芹沢銈介の作品と世界の工芸コレクションの展示がされてます。

美術館の場所は弥生時代の遺跡として名高い登呂遺跡公園の片隅です。

建物も素敵で、石を積み上げた外壁が公園の緑に自然に溶け込んでいます。

現在開催中の企画は 「芹沢銈介のたからもの -箱とガラスと装身具-」

どうしても見たかった。(箱!! ガラス!! たまりません)

続く・・・・・
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入れ物カタログ<芹沢銈介編>

「芹沢銈介のたからもの-箱とガラスと装身具-」で展示されていた彼の箱コレクションのなかの数点です。

ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米、世界の様々な地域から集められた箱。

色や模様、形、素材はそれぞれ違いますが、全体を見ると素朴なものが多いです。

ガラスコレクションも、口吹きによる肉厚の素朴な雰囲気の色ガラスが中心でした。

(写真の枚数の都合上載せられなくてゴメンナサイ。4枚が限界みたいです)

ガラスの素材感を楽しめるものを好んだそうです。

彼は、椅子のコレクションもしておりこの美術館の前回の企画で展示されてました。

椅子コレクションもやっぱり素朴なものが多かった。

ここでは、もちろん染色作品も展示されてますが、私はついついコレクション品の方ばかり熱心に見てしまいます。

椅子・箱・ガラス・・・魅力的すぎる。

美術館のパンフレットによると彼のコレクションは、<鋭い選択眼で集められた彼の「眼の仕事」・「もう一つの創造」>なんですって。

熱心に見る価値ありですよ~。

やっぱり、私の「入れ物コレクション」・「椅子コレクション」とは格が違います。(笑)

平日の夕方の美術館、見学者は私一人で館内貸切でした。

予定外に娘もついて来なかったので、一つ一つをじっくりと鑑賞。

「入れ物好き」の私にはたまらない時間でした。

美術館の建物を出ると金木犀の花のいい香りが・・・。

秋の夕方、ちょっと日が暮れはじめた登呂遺跡公園をゆっくり歩いてから娘を迎えに行きました。

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