米印クロスの端っこは、手縫いのステッチでぐるりと囲みます。
このステッチは、チクッと一針刺してはスーッと糸を抜き、次に針を刺す場所を見定めて、またチクッと一針刺してスーッと糸を抜くという、まるで刺繍をするときのような作業で進めています。
クロスの一辺が約50ｃｍ、ぐるり一周２ｍ。
途中、縫い目が曲がったり、大きさが揃わなかったりする度に糸をほどいてやり直し。なんてことをしているので、端っこには米印に費やす以上の時間を費やしています。
できることなら、チクチクチク・・・・とテンポ良く針を運びたいところですが、一度にまとめて縫うと私の技術では縫い目の大きさがバラバラになってしまいます。
ラフなステッチの跡も好きだけれど、米印クロスに関しては均一なステッチ跡の方が似合う気がするので、自分の思うところを目指してただ一心に針を進めています。
いつも縫い目が揃っていてすごいな～と思っていました。
ラフなステッチもそれが似合う雑貨にするならとても素敵な作品だけど
目の揃ってるところに素敵さを感じるものもあると思う。
NINOさんのモノ作りへのこだわりが素晴しいと思いました。
それにしても気が遠くなる話（笑）
ぜひぜひがんばってね！
すずめさん
いつもいつもありがとうー。
写真の紫のは、完成しました。今また別の色を作って周囲をぬっているところ、がんばるよーー。
ストフェスの前、夜中に体で船を漕ぎながら縫っていた頃、あまりの進捗の遅さに「ミ・シ・ン」という文字が何度も頭をよぎってました（笑）。でもねえ、納期がある仕事な訳でも無し、好きで作っているのに自分が好きではない形を作るのもおかしな話だなあと思いまして・・・
と言っても、出来上がった縫い目はまだまだバラつきがあり（汗）。一つ一つ心をこめて丁寧に作っていくなかで精進していきたいです！！！