風を読む女子高生

登校前 ベランダに出て風を読む 

登校時間ギリギリで朝の支度をする女子高生、朝の日課は風を読む。

通学は、片道14kmのサイクリングロード。遮る建物のない海沿いの道はもろに風の影響を受けてしまう。

追い風か、向かい風かによって学校到着までの時間が全然違ってくるそうです。風が弱ければ1時間の道程、向かい風強ければ太ももが壊れるほど必死のサイクリングで1時間20分、最速タイムは45分(追い風参考記録)。

3年以上、毎日往復30Km弱、全身に風を受けながら通学してきた娘は、今では風向きや強弱を読んで自転車の進むスピードを計測できる、女子高生ではあまりない特技(太ももの立派さも!(^^ゞ)を身に着けている。

6年生の時に自分で選択した進路。部活動(女子サッカー部)も勉強も忙しく頑張っているし、芸術に重きを置いた特色ある学校のカリキュラムでも素晴らしい経験を沢山させてもらっています。そんな充実した中学、高校生活のなかで、何より一番すごいと思うのは、この毎日の自転車通学。

ランドセルを置いて一か月も経たぬうちから、往復30km弱の道程を強風の日も、寒さ厳しい日も、カンカン照りの日も毎日毎日自分の脚で自転車をこいで通う逞しさ。あまり感情の起伏を見せない淡々とした心の内に、強い精神力を備えて成長してくれていることを母は嬉しく思っています。我が子ながら、あなたの頑張り心から尊敬しています!今日も明日も、明後日も、毎日、事故なく元気に通学できますように、いつもいつも思っています。

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