バオバブの木みたい

そびえ立つ巨木。

一体どれくらいの年月を生きてきたのだろう。

ただひたすらこの場所に立って、地面に深く根を張って。

低い位置には枝葉が無く、空に近いところにだけに茂っている木(写真中央の)を見ていたら、「星の王子様」に出てくるバオバブの木を思い出した。

「星の王子様」といえば、中学卒業の時に先生から贈られた本

当時は、子供向けのファンタジーな話だとばかりの認識でしたが、齢を重ねるにつれ書かれている言葉が深く心に入ってくるようになった。「大切なものは目に見えない」

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お別れの前に

勤めの仕事をしていた頃、気に入ってよく着ていたワンピース。

しかし、その仕事を辞めて以来3年間、一度も出番がありませんでした。

(細身のシルエットがどうも普段着にはしっくりこない)

良く見るとシミもできてしまっているし、

クローゼットの整理も兼ねて思い切ってお別れすることに。

と、その前に、、、

刺繍部分に使われていた、ビーズやレース、スパンコールだけは手元に残そう。

このワンピースで特に気に入っていたのは、この刺しゅう部分。襟繰り~胸元、それにスカートの裾にふんだんに施されていて、着ていると優雅な気持ちになったものです。

1つ1つ丁寧に取り外したところ、これだけの宝物が残りました。

お別れしたワンピースに感謝しつつ、この宝物は別の形に活かしていこう。例えば、satosatosaに、「長いブローチ」というシリーズ作品があるけれど、その装飾に使ったりするのもいいなあ、なーんて色々と想像が膨らみます。
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