家作り記録 2

前回記録した2階の解体前の様子、角度を変えて写した画像です。階段の踊り場からルーフバルコニーに続くドア。

我らのセルフリフォーム、まず第1に取り掛かかっている場所がこのドアの向こう。少しでも広くリビング・ダイニングスペースを確保するために捻り出したアイディアを形にしていきます。

5月初旬の日曜日、作業を手伝うちょ太の後ろ姿。コンクリートブロックを抱え、バルコニーへと運んでいる最中。ホームセンターから調達してきたコンクリートブロック120個以上をせっせと運びました。

傾斜地に建てられた家なので、ブロックが置いてあるガレージは建物の地下に当たる場所に存在しています。よって、2階のバルコニーに運ぶといっても、実際は3階まで運ぶのと同じ労力。この作業を、バケツリレー方式(ガレージから1階まで私が運ぶ→ちょ太にバトンタッチ→1階から2階のバルコニーまでちょ太が運ぶ)で延々と繰り返し、2人でやり遂げました。(旦那さんは他の材料買い出しの為に外出中だった、、、)

ふうーーー、頑張った!(翌日、二の腕は筋肉痛(^^ゞ)
続きを読む →

家作り記録 1

大工さんにお世話になりながら、自分たちでも作業を進めている家作り(リフォーム)。私たち自身の記録も兼ねて、ここに綴っていきます。まずは、解体前の部屋の記録。

主にリフォームをする2階スペース。6畳の和室が2部屋。コーナーには床から天井まで一面のフィックスの大きな窓が有る(ここから富士山と駿河湾が見える!)。1階にLDKを配した住まいで、この2階はあまり使われていない様子でしたが、私はこのスペースを見てすぐに、「LDKを2階に持ってきて開けた景色を見ながら生活したい。」とイメージする。家族も賛成してくれた。

階段の踊り場にも広い空間が。5年前に全面リフォームしているそうで、床も畳もクロスも建具も比較的綺麗だった。階段の手すりは43年前に建てられた当時のままと思われる。こうした古い建具の方が私は好み。

THE・和風な天井

この空間を一旦スケルトンの状態に。

ここから自分たちのイメージを形にすべく、「アイディアひねり、労力を惜しまず!」をモットーに我らの家作りスタートです。

続きを読む →

新しい暮らし

長年の家探しの旅に終止符。冬の終わりに家を買いました。

私が生まれた1972年に建てられた古い家。予算や建物の強度はもとより、一番の決め手としたことは、建物から感じる気配と、前住人のお人柄。あーでもない、こーでもないと色々と条件を付けて物件を当たってきたのに、最終的な決め手が目には見えない、口でも説明しにくいものになるとはちょっと笑ってしまうけれど、直感を信じて進むことに。

現在、リフォーム真っ只中。ご縁を繋いでくださる方がいて、誠実な大工さんに出会えました。プロにお世話になりつつ、自分たちでできるところは自分たちの手で進行中。
続きを読む →

ウインク!

ウインク!

取っ手が壊れ続けちゃう我が家の食器棚。残念な出来事を逆手に取って補修作業を遊び始めたら、だんだん楽しくなっちゃって、今ではこの状態。工具箱を物色して見つけた本来は取っ手ではないパーツ(画像右下)も使ってみたり。

ちなみに、ウインクしてる引き出しは、楽しみ持ちさんのアイディア(^_-)
続きを読む →

リ・リ・リフォーム

だいぶお疲れの様子になっていたスツールの座面を張り替える。これまでのゴールデンシートから、鶯色したペイズリーの型押し革に、鋲は革の雰囲気に合わせて少しくすんだ真鍮製のものを選んだところ、クラッシックな感じに仕上がった。

このスツールの張り替えも、これで3回目。初回はプロに依頼した作業も、今では自分でできるようになり、愛着のあるものを自分の手でメンテナンスしながら実用できることは、日常を気分良く暮らせる1つの要素となっている。
続きを読む →

また壊れた!

またまた扉の取っ手がとれてしまった食器棚。結婚するときに買った棚なのでかれこれ16年選手、プラスチックってそれぐらいで劣化してしまうものなのね。初めて壊れて以来、これで5つ目。

その都度、わざわざ似たような取っ手を探すことはせずに、家にあるものを使って修繕してきました。

これは、蚤の市で買ってあった真鍮製。

これも古いもの。その昔、旦那さんがあれこれ作っていた頃に買い貯めていたものたち。

こちらは古いものと100均で買ってきたものとの混在。

特に意図した訳でないけど、その都度身近にあった物で対応していった結果、何だか面白い食器棚になってきました(笑) 

さて、今回壊れたところにはどんな取っ手を付けましょう? だんだん楽しくなってきたので、今度は思いっきり外した感じにして遊んじゃおうかな。

続きを読む →

展示会後のガラスケース

2012.10 satosatosa展・「再利用」

2012.11 ストリートフェスティバルでのNINOブース

satosatosa展示会とストフェスで使用した長さ180センチの大きなガラスケースを、自宅で使うためにリフォームをしました。全面ガラス張りは展示には好適でしたが、普段の生活に使うには少々不便。中身が全部見えてしまうので、なんだか雑然とした様子になってしまいます。

そこで天板と戸を、元々の木枠の材と同じ無垢のタモで作り変えてもらうことに。制作はご夫婦で工房H・W・Fを営む久留さんにお願いしました。技術だけでなく志も高い木工職人さんであり、子どもをこよなく愛する2児のお父さん・お母さんです。同世代で物作りをし子どもを育てる者として尊敬しています。

さて、こちらが久留さんの美しい仕事により生まれ変わったガラスケース。見た目はすっきり、内にはたっぷり収納。リビングでの理想的な家具に変身です。 
続きを読む →

プランターをリメイク→作業用ワゴン

手作りの道具をひとまとめにできるワゴンを作りました。

作業部屋を持たない身なので、作業をする度ごとに、細々とした道具をリビングに出したり、棚に仕舞ったりするのが面倒でした。この3段重大容量、移動楽々ワゴンのお陰でかなり便利に作業ができるようになりました。

このお役立ちワゴン、実は、以前は別の用途に使ったもののリメイク。元は、何に使われていたかと言いますと、、、

5月に出展したシズカンのsatosatosaブースで、プランターとして使った手作り木箱です。

シズカンでは、ガラスのテーブルに並べたサトコサージュを上から見た時に緑の野に咲いている花のように見立てブースを作りました。ガラステーブルのサイズにピッタリ合わせて手作りした3つのプランター。1つの役目を終えた後、またこうして形を変えて役に立ってくれることになりました。(なんだか、この流れはsatosatosaの作品と通ずるところがありますね(^-^))

ワゴンの一段目

ワゴンの二段目

ワゴンの三段目 

ボタンの詰まった箱、刺繍糸の詰まった箱、ビーズの詰まった箱など

ブース作成のコストダウンもあって、リーズナブルな集成材を使いました。板のあちこちに文字がプリントされたままだったり、かなりラフな作りの板ですが、その雰囲気がちょっと工場ぽい感じで好み。結果オーライ!
続きを読む →

みかん

「ニノさんなら、使うかなあと思って。」と、建築関係の会社に勤めるJちゃんが連絡をくれました。それは、使い込まれた木の感じや錆びた金具がたまらない「みかん」の木箱。「欲しい!欲しい!」と2つ返事で頂きました。それも欲張って5個も。

それから1年余り、クローゼットの中の仕切り棚として、また、旦那さんの木工用具入れとして使ってきました。見た目の雰囲気が良いだけでなく、作りが丈夫なのでとっても重宝しています。

今月末のShizuoka x Cannes 2012出展に向けて、satokoさんと打ち合わせを重ねていているここ最近。作品のラインナップに加え、ブース作りにも重点を置いて意見を出し合っています。ブースの印象を大きく左右する什器選びもその1つ。そんな中、思い浮かんだアイディアが↑のみかん箱。いくつかを重ねてテーブルの様に使おうかと。

「みかん」の文字をサンダーで削って、オイルステインでペイント。簡単リメイクながら重厚な雰囲気に仕上がりました。なかなかいいんじゃないでしょうか、と自分自身でご満悦。

ランダムに重ねてオープン棚風に使うのもいいかも、とはsatokoさん。いつもながらのNice idea!! 他にも、良い案が出ていて、最終的には当日にブースを作りながら全体の様子を見て決めようということになりました。

さて、このみかん箱はどんな形で活かされるのでしょうか?未知の部分を残して当日に臨むのもドキドキ楽しい。
続きを読む →