部屋の花

もう1年以上も続いているコロナ禍、行動が制限される生活の中、いつにも増して部屋に飾る花に心を慰められている。

言葉もなく静かにそっと佇んでいるけれど、つぼみが少しずつ膨らんでいく健気な姿、たわわに花開いた後に散っていく姿さえ、命の気配が部屋にあるだけで元気をもらえる。

わざわざお花屋さんに行くことは稀だけど、スーパーで食材を買うついでに切り花コーナーに寄って、可愛いお花を選ぶのが日々のちょっとした楽しみ。

以下は最近、部屋に飾っていた花のうちの幾つかの記録。

優しい色合いのラナンキュラス。幾重にも重なる花弁が優雅。自由な動きの茎に感じる生命力。

お店で見た瞬間に、「嘘みたいに綺麗。」と声に出して言ってしまった。迫力の美しさ、紅白ダリア。

オレンジのミニバラは、ちょうどこの頃に作っていたsatosatosaのひらひらバングルとイメージが重なって、迷わず購入。

図らずも、私のアトリエの壁の色は深い青で、飾った様子がバングルの色合わせとドンピシャリ!だったのでした。

部屋の花

庭に咲く八重の白い椿が見頃。一輪摘んで部屋に飾る。

椿(カメリア)といえば CHANELですが、あいにく持ち合わせていないので、私の手元にあるHERMESの香水の空き瓶に活けました。

働く植物

キッチンの片隅に植物を置いた。戸棚の取っ手に吊り下げて、水切り棚のすぐ前まで垂れてしまい少々お邪魔ではありますが致し方なし。というのも、これは癒しの為の植物ではなく、この場所で働いてもらう為の植物だから。

食虫植物、ウツボカズラ。

暑さのせいか?この夏は特に生ごみ周辺に発生する小バエが多く、悩みの種だったけれど、このウツボカズラをシンクの近くに吊るしたら、驚くほど小バエ激減!仕事のできる奴!

2年ぶり

2年前に栽培キットを購入して球根から育てていたアマリリス。花が枯れた後、球根を植木鉢に移し替えて大切にしていましたが、昨年は季節になっても花は咲かせず。もう球根がダメになってしまったと思い、鉢を屋外に出していました。普段の生活であまり目に触れない場所に置いていたので、徐々にその存在を忘れてしまい世話もせず、完全放置(^^;

その完全に放置されたアマリリスが、何とびっくり、2年ぶりに開花!

誰の世話を受けずとも、誰に見られるわけでなくとも、開花まで長い時間がかかったとしても、自ら静かにエネルギーを蓄えながらしっかりと生きていたんだなあ。

2年ぶりに咲いた花。美しくも力強い。

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部屋の花

贅沢に活けたアーティチョークは友人の畑からのお裾分け。ヒデキさん、ありがとう。

食用として栽培されたもので蕾のうちに食べるそうですが、私は断然、お花を見て楽しむ派。

見事な自然の造形美

家で過ごす時間の癒し


美しいラナンキュラスを活けた器は、いつかのフリーマーケットで見つけたお気に入りのボンボニエール

足元にはブログにお付き合いくださっている方々にはおなじみ?(^^)の蛇のミイラ。

珍しい色のダリア。

普段は、自宅用の花はスーパーに売られている数本の切り花ぐらいしか買わないけれど、今はボリューム満点の10輪の花束。ラナンキュラスも含め贅沢にまとめ買いしたのは、信じられないようなリーズナブルな値段で売られていたから。

購入する側からすれば、お得に買えるのは嬉しいけれど、その背景に思いを馳せると切なくもなる。コロナの影響で、イベントやお祝いの会などが自粛される中、行き場を失った花があふれているのだろう。

小さなころから父母や祖母が野菜やお米を育てる手間や苦労を身近で見て育ったので、花の生産者の方々の気持ちや状況を考えると手放しでは喜べません。

行き先不透明でいつにも増して花に心癒されるこの頃。生産者の方々にも思いを馳せつつ、日々部屋に花を飾ろうと思う。

庭の百日紅

初夏から長く私の目を楽しませてくれた我が家の庭の百日紅。9月も半ばを過ぎ、そろそろ終わりの時季。もう少ししたら、庭のお花の主役は百日紅から金木犀にバトンタッチです。

ご無沙汰しております。ブログの更新をしばらくお休みしている間に季節も少し進み、秋らしい爽やかな陽気になってきた今日この頃。みなさまお変わりございませんか。

半月程度と予定していた移行作業は、今もまだ途中です。もうしばらく時間がかかりそうなので、その間の日々の記録を残したくて、再びこのページを開いています。

庭の百日紅をリビングに飾る。我が家の百日紅はちょっと珍しい淡いピンク色。桜のように優しい色とひらひらとレースのような花弁を見ていると心が和みます。

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