水も気持ちも

リビングの窓からの景色。秋晴れの空の下に広がる街並み。静かで平和なこの地域一帯が先週末の台風の被害で断水が続いています。我が家も日曜から断水生活。

炊事、洗濯、お風呂、お手洗い、、、日常ではどれだけ水の恩恵を受けて暮らしていたことか!水の有難みを思い知る日々。

また、水もさることながら、人の気持ちの有難みも再確認しています。そういった意味では、普段忘れがちな大切なことを思い知る学びの時間にもなっています。

遠くから近くから本当に沢山の人たちが連絡をくれ、「紙皿や紙コップ、割り箸を送るね。」、「お風呂どうぞ。」、「洗濯機使ってね。」、「お水をいつでも汲みに来てくれていいよ。」などの声や、災害時の水の備蓄の知識や水を開放してくれている市内のポイントなどの情報も沢山いただきました。不便な生活の中でこうした温かい声に助けられています。

昨晩は、仕事を終えた後の友人が遠くからわざわざお水を届けてくれました。「朝ごはんに食べてね。」と、美味しいパンも添えて。。。

断水していない隣の区でも飲料水のペットボトルは売り切れだったそうで、容器を購入して自宅でお水を詰めて、運んできてくれました。私、ここ数日は給水所を何往復もしているので良~く分かるけれど、水って重いです!女子一人でこれを運んできてくれた労力と、買い物から容器を水洗いして水を詰め、我が家まで往復してくれた手間や時間に思いを巡らせ、その優しい気持に胸がいっぱいになりました。

今朝の朝食。昨晩頂いたパンを早速♪

味気ない紙皿紙コップの朝食もスペシャルメニューに。パンと一緒に優しい気持ちも体に入って元気、元気!!ありがとう!

朝読書

朝、娘を駅まで送った帰りに寄り道し、海沿いのデッキ席で読書。

営業時間前の商業施設片隅のここは、人影もまばら。

開けた景色を目の前に、秋らしくなった風を感じながら、ゆったりとした気持ちで本の世界へ入った至福の時間。

それぞれの名月

今朝、家族LINEに実家の母から届いた画像。

懐かしい愛知の実家の縁側から見上げる満月は、お芋をお供えした芋名月。庭に咲く桔梗や千日紅も彩りを添え、秋の風情が漂います。

それに応えて娘が投稿。

エスパルスの応援をしながら、スタジアム越しに眺めた満月🌕

そして、私も続いて投稿。

ちょ太の部活試合を応援に行った帰り道、海沿いの道を車を走らせながら見た景色。水平線の上に浮かぶ見事な満月。夜の暗い海には、月光が美しい光の道を作っていました。余りの美しさに、車を停めてしばし眺めた光景。

親子三代それぞれが違う場所に居たけれど同じ月を愛でていた。そして、その景色をお互いに共有できた2022年の中秋の名月の記録。

夜散歩

晩ごはんの後、旦那さんと2人で夜散歩。

道ゆけば、通りのお宅の庭や公園など、あちこちから色々な花の香りがそこはかとなく漂ってくる。同じ道を通っても、昼間よりもずっと甘く強く香って感じられる不思議。

明るい時間だと、その色彩に目を奪われるから、陽が落ちた夜は、視覚の情報が少なくなる分、より嗅覚が研ぎ澄まされるのかな。

車通りがすっかり少なくなり、静かな夜は耳でもまた、身近な自然を楽しんでいる。川沿い道では、水の流れる音が心を安らがせてくれる最高のBGM。

それぞれの場所で

ゴールデンウイーク、愛知への帰省を終え静岡へ戻る道すがら、安倍川を渡る橋の車窓から眺めた夕日。

安倍川のこの景色を見ると、「静岡へ戻って来たなあ。」と帰省する度に感じる。

生まれ育った故郷で、離れて暮らす家族も私たちも皆が健康で一緒に過ごせた時間に感謝しつつ、また静岡に戻って私は私の場所でがんばろうと思う。

桜 2022

今年の桜もそろそろ終わり。名残惜しいけど、諸行無常。儚く散りゆく2022年の桜の記録をこちらに残します。

川面でもお花見🌸

この川辺の画像は大垣に住む学生時代の友人Fちゃんから届きました。美しい桜を見て、私を思い出してわざわざ送ってくれた気持ちも嬉しい2022年の桜の思い出の一つ。

これは桜ではないけれど…ちょうど桜満開の頃にオーダーを承ったピンクのミニサトコサージュ。幾つかまとめて作りまして、春爛漫のサトサトサ的お花見〜🌸🌸

満開の桜の下で、ご近所友達Mさんと娘。

この日、Mさんが娘の大学卒業と就職のお祝いにとお食事に誘って下さいました。美味しい和食をご馳走になった帰り道、3人でお花見。節目の春に嬉しい記念のツーショット🌸

羊羹の中の絶景。桜と富士山。

いつも、さらりと温かなお心遣いをしてくださるSさんより、お手紙と共に届きました。そのお手紙にも桜。ピンクの紙を型抜きした桜の花が散りばめられていました🌸

リース制作の日々

11月に入ってから、satosatosaの制作はしばしお休みして、この時期の毎年恒例、リースの制作をしています。

そんな日々の切り取り。

いつもの公園にどんぐり拾いに行った日、見上げた秋空。

植物で満ちたアトリエ。ほのかに香るハーブや自然の色彩を愛でながらの制作。

母が育てたオクラのドライ。お店には並ばないようなあるがままの形が愛おしい。

私のリースの素材用の為に栽培した一部のオクラは夏の収穫時を見送り、秋まで育ててドライにしたものを送ってくれた。いつもいつもありがとう。

朝の光

少し早く起きた今朝。時間に余裕があったので、朝食用のヨーグルトを買いにいきつつ、ご近所を散歩。朝の光を浴びながら。

散歩道から

今日の散歩道、見上げた夜空の月が綺麗。

この月を見ていたら、ふと、コロナ禍で気軽に会いにくくなってしまった愛知の父母や離れて暮らす兄弟に、今晩の静岡の月を届けたいなと思い立ち、グループラインに写真を送った。

すると母からこんなお返事。「こちらは白い中に微かに月の光がさしています。」

そうか、愛知は雪が降っているのか。

月明かりの綺麗な静岡から雪降る愛知の家族を想う。暖かくして休んでね。おやすみなさい。