私の財産

とある10月の日、愛知や岐阜に住む大学時代の友人たち3人が静岡に遊びに来てくれました。

まずは我が家でお茶を飲みながら積もる話に花が咲かせていたら、その様子を見た娘が、あまりにも楽しそうな雰囲気だったからと撮ってくれていた大爆笑中の一枚♪

その後、海沿いのホテルへ移動。

久しぶりの再会を祝うかのような秋晴れの天気、

水平線を境に繋がる海と空の青い景色を眺め、

気分上々で、まだまだ尽きないおしゃべりの続きをホテルのテラス席で。

わざわざ静岡まで来てくれたみんなに絶対見てもらいたかった富士山。

やったーー♪綺麗に見えた!お天気の神様ありがとう!!

心地よい海風を浴びながら、日は暮れて。

空の色が変わっても我らのおしゃべりは変わることなく続いていたのでした。

と、写真はここまでですが、

この日の晩も深夜まで、翌日も観光はそこそこで本当に沢山の話をしたなあ。

たわいもない日常の出来事、仕事のこと、子供のこと、50代になった心身のこと、

これから先の人生について(「死ぬまでにやることリスト」を作っているというFちゃんに触発されて、私も早速作りました!)

夢や希望、笑い、そして、心のモヤモヤや心配事も、

心を開いて話すことができる友人との時間は、

大学生の頃とはまた違って、経験を積み重ねてきたからこそ、共感しあえたり、それぞれの視点からのアドバイスをし合ったり、心満たされたものでした。

こうした関係性や時間は、一朝一夕でできるものでなく、10代後半からの長い付き合いの賜物であり、どんなに望んだとしても誰もが得られるものではない、私の貴重な財産。

朝焼け


今朝の朝焼け。

連日、部活のちょ太は今日は5時半起き。それに伴い、私は5時起きでお弁当や朝食の準備。

連休なんて無しで眠いけど、それはお母さんとしては幸せなこと。一日も休みなく部活を頑張る息子が、今日も朝ごはんをしっかり食べて、「行ってきまーす!」と元気に出かけてくれた。

毎日が常でない

9月30日午後、6日間続いた断水が解消され台風前の便利な暮らしに戻っています。

以前は当然のように、際限なく使っていた水に対して、今は蛇口をひねっただけで水が出てくることを、有難いなあ。と感じながら日々暮らしております。日常と思っていた日々は常ではない!と実感できたことは、不便な暮らしがあったからこそ。人の優しさや、ご近所のコミュニティーの大切さも知り、色々勉強になりました。

ご心配くださったみなさま、有り難うございました。(このブログでご縁に恵まれた方からもご連絡を頂き、バタバタした日々に心が安らぎました)

画像は、断水が解消された日の窓からの景色。窓辺に飾った彼岸花はご近所のМさんのお庭からのお裾分け。一人暮らしのМさんのお宅にお水を届けに行ったら、お礼にと庭から摘んでくださいました。不便な生活のなかの彩りでした。

水も気持ちも

リビングの窓からの景色。秋晴れの空の下に広がる街並み。静かで平和なこの地域一帯が先週末の台風の被害で断水が続いています。我が家も日曜から断水生活。

炊事、洗濯、お風呂、お手洗い、、、日常ではどれだけ水の恩恵を受けて暮らしていたことか!水の有難みを思い知る日々。

また、水もさることながら、人の気持ちの有難みも再確認しています。そういった意味では、普段忘れがちな大切なことを思い知る学びの時間にもなっています。

遠くから近くから本当に沢山の人たちが連絡をくれ、「紙皿や紙コップ、割り箸を送るね。」、「お風呂どうぞ。」、「洗濯機使ってね。」、「お水をいつでも汲みに来てくれていいよ。」などの声や、災害時の水の備蓄の知識や水を開放してくれている市内のポイントなどの情報も沢山いただきました。不便な生活の中でこうした温かい声に助けられています。

昨晩は、仕事を終えた後の友人が遠くからわざわざお水を届けてくれました。「朝ごはんに食べてね。」と、美味しいパンも添えて。。。

断水していない隣の区でも飲料水のペットボトルは売り切れだったそうで、容器を購入して自宅でお水を詰めて、運んできてくれました。私、ここ数日は給水所を何往復もしているので良~く分かるけれど、水って重いです!女子一人でこれを運んできてくれた労力と、買い物から容器を水洗いして水を詰め、我が家まで往復してくれた手間や時間に思いを巡らせ、その優しい気持に胸がいっぱいになりました。

今朝の朝食。昨晩頂いたパンを早速♪

味気ない紙皿紙コップの朝食もスペシャルメニューに。パンと一緒に優しい気持ちも体に入って元気、元気!!ありがとう!

敬老の日

敬老の日

両家のおじいちゃん、おばあちゃんにLINEのビデオ通話で日頃の感謝を伝える姉と弟。

22歳と15歳、親には冷めた態度をとることも多々あるのに、おじいちゃん、おばあちゃんには優しい声と笑顔で話をしている。電話口から漏れ伝わってくる両親の声は嬉しそうで、その様子を見て幸せな気持ちになった敬老の日。

私から私へ メッセージ

私のスマホのロック画面。

賢く使えば、とてつもなく便利な道具なのに、

私には、時間を浪費する道具のようになってしまっているスマホ。

気が付くとスマホに手を伸ばし、SNSにネットサーフィン、、、

一週間ごとにアイフォンが送ってくるスクリーンタイムの長時間なこと!!

その時間があれば、もっと家のことや制作を丁寧にしたい。読書などもっと自分を豊かにすることにも時間を使いたい。

そこで、ロック画面に自分への戒めを込めたメッセージ。

必要もないのについついスマホに手を伸ばした時のサトコに向けてメッセージを送ります。

Time is money!

必要な時以外開かない🙅‍♀️

このメッセージが届き、不用意に時間を浪費することなかれ!!

ソーシャルディスタンスでコーヒータイム

遡って、10日ほど前の記録。

アトリエで隔離生活を送っていたコロナ感染10日目の私。抗体検査キットで陰性確認し、久しぶりのご対面~。紙コップに入れたコーヒーとパルムで旦那さんとコーヒータイム。

楽しみな予定が入っていたお盆休みを全て返上し、家事一切を切り盛りしてくれた大恩人の旦那さん。

普段から決して威張ったりせず、ギャグ漫画の登場人物みたいなキャラクターだけど^^、ピンチの時にはしっかり助けてくれる、実はでっかい男!!いつもありがとう。

祖母の浴衣で夏祭り

8月のある日、友達と夏祭りに出かけた娘。

 

久しぶりに浴衣が着たい!と言って着たのは、まだ若かりし頃の祖母(私の母)が縫った浴衣。

母はこの浴衣を20代に作ったきりで、結局一度も袖を通すことがないまま、箪笥に眠らせること50年以上。まさか、こんな風に幸せな陽の目を見る日が来るとは、思ってもみなかった、と喜んでいました。

娘は今どきの浴衣とは雰囲気が違う、ノスタルジックな白地に紺の紫陽花柄を大層気に入りました。何より、おばあちゃんが自分と同じような年頃に手作りした浴衣であることに愛着を感じていたいようです。 

人にもモノにも歴史あり。

祖母と孫娘、それぞれの人生の歴史のなかに、新しくこの出来事が加わりました。こうやって1つ1つ積み重ねられていく時間は目には見えないけれど、その人や物が纏う雰囲気を醸し出していくのだと思う。

娘の友達、Sちゃん撮影の浴衣姿と花火の記念写真。

50歳

今日で6月も終わり。今月は誕生日があり、私は50歳になりました。

誕生日の19日当日には、偶然にも大学時代の友人たちとの集まりがあり名古屋へ。10代後半からの長い付き合いになった4人組で、楽しい時間を過ごしました。

みんな年相応に色々抱えていることもあるけれど、気心の知れた面々と心置きなく話し、励まし合ったり笑い合えるって幸せなことだな。グループラインもあるメンバーですが、直接顔を見て、声を聞けるのは全く別もの。良い誕生日になりました。

誕生日に今年も届いた、U画伯のアート。

熟成 フレッシュ ポン 笑笑

ミー ビーナスさん??? 

イエス、イエス、イエス!!!

シワもクスミもタルミもシミもありますが、熟成の証^^

愛と美、ユーモアと自由溢れる画伯の人柄をそのまま映し出したような作品を、毎年誕生日に届けてくれる。ありがとう。

去年は羽ばたくサトコのイメージ、今年はこのイメージでいくことにするね!

50歳の熟成フレッシュサトコ、生まれました! ポン!

不変の核

最近取り組んでいるアトリエのプチ模様替え。それに伴い、棚の中にため込んだ書類や雑誌なども片付けをしていたら、何年も手に取っていなかった黄色いファイルを発見。開いてみたら、こんなものが挟んであった。

ああ、懐かしい~~。この紙の存在を全く忘れていたけれど、ファイルを開けば蘇る記憶。これは、NINOのHPを作ろうとしていた2008年に、自分たちの大切にしていること(=NINOの活動の核になること)を言語化してみたものです。

2008年と言えば、転勤族だった旦那さんが単身赴任先から戻り、静岡で家族そろって暮らす生活を第一に考えて、会社を辞めた年。旦那さんはその年、お勤めをせず勉強に励んだ1年。家計の為に急遽勤めに出た私は、慣れない職種(とある法人の理事長秘書)に緊張感いっぱいの日々。小学三年生の娘と1歳の息子と家族四人、私達らしい日々の暮らしと未来を模索しながら過ごしていた時間が懐かしく蘇ります。

旦那さんも私もまだ30代。小さな子供二人を抱え、頼れる実家も県外で、時間も家計もやりくりが大変だったけれど4人で力を合わせてが頑張った時間は、振り返れば貴重な家族の歴史。

その時作ったNINOのHP。最近ではすっかり開くことも無くなっていたけれど、改めて見返すと、NINOが私達の日々の思考や行動の根底にあることを改めて思う。中でも、THOUGHTというカテゴリーに記した、これが私たちの核となっているのは、2022年になった今も不変。