能登町から

暑さが厳しくなってきた先日のこと、クール便の宅配が届きました。

不意のお届け物、どなたからだろう?と送り状を見ると、このブロブを通じて長くお付き合いさせてもらっている東京のKさんから。箱を開けてみたら、

大粒のブルーベリーがぎっしり!

添えられていたカードにはKさんの地元・能登町の住所でみづきブルーベリーと農園名がありました。

お正月の地震で甚大な被害を受け、未だ復興もままならない土地で、逞しくもこんなにも見事な実を成らせているんだなあ。植物の生命力が詰まった大粒の実に感激。

Kさんにお礼の連絡をさせてもらったところ、私のこちらの投稿を読んでくださって、能登の味を届けてくださったとのことで、そのお心遣いに再び感激。

蒸し暑い空気が吹き飛ぶような爽やかさ♪手が止まらぬ美味しさを味わいながら、能登でブルーベリーが採れるんだなあ、と興味を持って調べていたら、ブルーベリーの産地であることだけでなく、美味しそうな物産がいっぱいあるではありませんか。日本酒、お米、お肉etc,,,ふるさと納税でも様々なラインナップを発見♪

Kさんが託してくださった能登町からやってきたパーツを使ったブローチと能登町で成ったブルーベリーで能登のハート二重奏💜💜

どんな災害の際もそうですが、発災当時は気持ちを向けていた被害にも、時が経つにつれ薄れていく関心。(遠い地のことだけでなく、自分自身が2年前に台風の被害で1週間の断水生活を経験し、大変な思いをした記憶さえも。)この機会に、改めて能登や石川に想いを馳せ、今ある何不自由ない生活に感謝し、たとえ少しの支援であっても自分ができることをできるときにやっていきたいと思いながら、ふるさと納税で能登町のサバをお願いしました。届くのが今から楽しみです(^^

嬉しいビックリ1・2・3

少し前のことですが、嬉しい出来事の記録と大切な事の覚書としてここに綴ります。

娘の中高時代のママ友からSNSに突然の連絡をもらい嬉しいビックリ!

数年ぶりに再会の運びとなりました。

待ち合わせのタリーズにお着物姿で登場で、嬉しいビックリ第2弾!!

更に、嬉しいビックリ第3弾!!!

積もる話に花を咲かせている中で、2015年に私が作らせてもらったキーホルダーを今も大切に使ってくれていると、バッグから登場~~

高校卒業後、子ども達はそれぞれ県外の大学に進学。今は社会人になって、子ども同士はもとより、親も会える機会はなかなか無くなってしまったけれど、その間もずっとキーホルダーは日々にご一緒させてもらっていたんだなあ。9年も大切にご愛用くださり、その過程で付いた傷などもご一緒させてもらってきた時間を想像できて深く有難い気持で見せてもらっておりました。

事あるごとに、自分に言い聞かせていることだけど、この時もまた思ったことは、長年モノ作りをしてきて私は何百個、何千個もの作品を作ったとしても、使ってくださる方にとってはたった1つの作品だということ。こうして長く愛用してくださる方のご愛顧に恥ずかしくないように丁寧なモノ作りに励みたいなあと、また胸に刻みました。

「飯」と「肩」

昨夜、塾から帰宅したちょ太が空のお弁当箱と水筒と一緒に、この2枚のカードを渡してきた。

「飯」 「肩」

何だこりゃ??

と、謎のカードをよく見ていたら、

「肩」のカードの隅っこに、小さな文字が…

6/19が誕生日だった私に、ちょっと遅めの誕生祝いカード、肩たたき券と食事をご馳走してくれる券だったのでした!

こ、これって、、、明らかに、先日の父の日のお姉ちゃんのやり方をパクったな・笑(ちょ太がまだ幼い時に発見した子育てにおける法則「言わなくても見ている」は、高校生になっても有効だということが実証されました・笑)

それにしても、嬉しいなあ。誕生日当日は、ポーカーフェイスで何事もないかのように過ごしていたちょ太が、実は気に留めてくれていて、数日過ぎても思っていてくれたんだなあ。

「肩」チケットは年3回使えて永久に有効だって!大サービス!!

おばあちゃんになるまで、毎年maxで使わせていただきますね。

で、「肩」チケット裏面には、ちょ太からの有難いメッセージ。

ありがとう。

「飯」チケットには、有効期限2030年~とありました。

ちょ太が大学を卒業し社会に出てから使えるようになるそうです。

それまで、絶対に無くさないように大事に大事に取っておくなくちゃ♪

そして「飯」チケット裏面には、

泣きました。

お姉ちゃんの振る舞いを横目で見ながら学び、プレゼントをしてくれたこともさることながら、私の体の事を気遣ったり、親に感謝の気持ちを持ち、それを素直に伝えられる子に成長してくれたことが、私にとって何より嬉しいちょ太からの誕生日プレゼント。母、52歳幸せです。

6月 20年目スタート

アトリエの62muniさんカレンダーのイラストが菖蒲から紫陽花に変わり、6月になりました。

これは、先月に作った豆ごはん。毎年5月になると登場する定番メニュー。

これを作ると、このブログを始めた当初のことを思い出します。

2005年5月に綴り始めたこの「小さな生活」も19年が経過し、20年目に突入。

当時の記録を振りかえると、幼かった子ども達(ちょ太は生まれてさえいなかった!)の成長に時の流れの長さを感じます。

そんな子ども達の成長もしかり、流れ続ける時は諸行無常。変化への対応に弱い私ではありますが、そんな不器用な自分を認め、ゆっくりでも変化に対応しながら誠実に歩みを続けていきたいと思います。

そして、こちらは変わることなく、

「特別なことはなくても 少しの工夫と心掛けでささやかながらも楽しい毎日」

私の小さな生活のモットーは20年経っても同じ気持ち。32歳だった私も51歳の私も大切に思うことは変わらないでいるのでした。

お姉ちゃんからのメッセージ その1

お姉ちゃんからのメッセージ その1

ちょ太が部活を引退した日、

リビングのテーブルにちょこんと置かれていた↓

「○○くん

武(部)活おつかれさまでした。

おつかれさまの気持ちを込めたドーナツをどうぞ!!

○○より」

袋に直に描いたメッセージ、しかも、部活を武活と書き間違えてるし(笑)

ラフ過ぎる伝え方ですが、それも気兼ねない仲良し姉弟の関係あってこそ。引っ越しなど忙しい中で、テーブルの上にちょこんと置かれていたメッセージ付きドーナツの包みに、弟のことを気にかけてくれているお姉ちゃんの優しさが漂っておりました。

(部活引退で思い出して…7年前のお姉ちゃんの部活引退記録。この時は私とちょ太からメモ書きメッセージをしたためておりました。今はメッセージを送る立場が反対に、時代は巡るなあ~。)

ありがとう

少し前のことですが、ちょ太が部活を引退しました。

インハイ予選、自分たちが思っていたよりも

少し早めの引退になってしまったことは残念でしたが、

最後の試合は勝利!笑顔の締めくくりとなりました。

最終戦終了後、マネちゃん含む同期七人で笑顔の写真

正直に言って、とてもハードだった部活動。

ちょ太もそうだし、他のメンバーも心折れそうになった時がありました。

それでも入部から誰一人抜けることなく、

この日を迎えられたのはメンバーの仲の良さの賜物。

ハードな練習を一緒に乗り越えてきたメンバーとの絆は

きっと大人になってもずっと続いていくことでしょう。

そんな友人に恵まれたことは、ちょ太にとってかけがえのない財産です。

また、バスケットの技術だけでなく、

落ち込んだ気持ちを立て直して再び前を向いた日々や

勉強に部活に忙しい時間をやりくりしてすごした2年間は、

ちょ太を大きく成長させてくれました。

そして、私自身も傍らで見守りながら、

心配したり喜んだり、色々な感情を味わいました。

それは、ちょ太が、もがきながらも懸命に取り組む姿を見せてくれていたからこそ、

母として味わった気持ちです。

子供が生まれた時に、叔父から「育児は育自」と言われた言葉の意味を、

経験を通じてかみしめています。この部活生活でも私も自分を育めました。

ちょ太、ありがとう。

引退試合当日は母の日でした。

試合終了後、親子で記念写真を撮っていた時に、

サプライズで子どもたちからお花のプレゼントが。

マネちゃんが取り仕切ってくれたのだとは思いますが、

お年頃の男子が揃ってお花を渡してくれて、お母さん達もれなく号泣。

添えられていたメッセージを読んで、また涙。

こちらこそ、ありがとう。

頑張る姿を見守ることができてお母さん、幸せでした。

次のステージでも、変わらずちょ太を応援し続けるんで

よろしく!!

5月16日

今日のお弁当

・グリンピースご飯

・マーボー春雨

・蒸し鶏

・ポテサラ

・卵焼き

・花豆煮

<メモ>画像は、お姉ちゃんのお弁当。量の差はあれど、これと同じおかずのお弁当を+2個。今日も家族が元気にお弁当を持ってそれぞれの持ち場へ出かけて行きました。

今日の晩御飯

・あんかけかた焼きそば

<メモ>本日、木曜は週に一度のアルバイトDAY。夕方から出かけるので、その前に家族の晩御飯を準備しておきます。ギリギリまでNINOの制作もして、大慌てでお料理。一品料理でもなるべく多くの食材を摂れるよう、在庫の食材をあれもこれも使ったあんかけ焼きそば。

出来上がったら、写真を撮って家族にライン。「今日の晩御飯はあんかけ焼きそばです!冷蔵庫にポテサラもあります。よろしく!」と、メッセージを送ってからアルバイトへ。

バイトを終えて22時前に帰宅したら、家族はみんな帰宅していて、晩御飯も終えてくつろいでいました。

こうして、今日も私は家族にご飯を作って、NINOのお仕事モノ作りをして、アルバイトに出かけ、家族は仕事や学校、それぞれの場所へ出かけ、夜にはみんな無事に帰宅して、同じ屋根の下で眠りにつきます。

誰も事故にもあわず、病気にもならず、何事もなくいつもと同じような1日を過ごせました。

何より、何より。

5月16日、今日は27回目の結婚記念日でした。

結婚記念日ディナー、あんかけかた焼きそば…笑 それもまた良し。記念の品、無し!それもまた良し。

28年目もつつがなく過ごせる日々が続いていきますように。願うことはただそれだけ。

母から 娘から

制作の合間に気分転換。先週末のちらっと帰省で母が持たせてくれたグリンピースを、せっせと鞘から取り出しました。まだ瑞々しい鞘を割くと、中からまあるいお豆がこんにちは!

早速茹でて、おやつ代わりにパクッ。母の愛情がスペシャル調味料になって、新鮮、美味しい春の味。

お姉ちゃんから1日早い母の日のプレゼントをもらいました。

添えられていたカードは、「早いもので、あと数カ月で私もアラサー(25歳)、、、」という言葉から始まって諸々の感謝のメッセージが綴られていました。

娘がもう25歳ということは、私も母になって四半世紀ということ。時の流れの早さを感じずにはいられません。

そのもうすぐアラサーお姉ちゃんは、今月末に職場へ通いやすい場所にあるアパートへ引っ越すことになっています。学生時代も一人暮らしをしていたけれど、その時はあくまでも親の金銭的なサポートの上に成り立っていたこと。これからは、自分で身の回りのことをするだけでなく、生活の糧となるお金も自分で得る暮らし。真の意味での自立。

子育てのゴールは、子どもの年齢ではなく、自立させることと思いながらやって来たので、これで私のお母さん業も本当に区切り。

といいつつ、私の母のように娘が50歳になっても、なにくれとなく気に掛ける気持ちは人生の最後まで続くのでしょうが。

ちょうどブラシを買おうと思っていたところに、以心伝心!satokoの名入りのスペシャルなのがやってきた!!

レモンの香りのトリートメントも嬉しい。お姉ちゃんありがとう。

祈りを込めて

最新作のブローチは、色も形も様々な小さなパーツをつなぎ合わせて出来上がったハート。

そのパーツのなかの1つ、一輪の小さな小さな赤い薔薇

これは、このブログをきっかけに、長くお付き合いさせてもらっているKさんが「作品に使ってください。」と託してくださったもの。百貨店のテーラーの内職のお仕事をしていたKさんのおばあ様からお母様へ、そしてKさんへ引き継がれたボタンや手芸材料品の数々を、私に託してくださったうちの1つで、2021年の夏に能登町のご実家から東京のKさんを経由して静岡の私に届きました。

この赤い薔薇がやってきた能登町は、この度の地震で大きな被害を受けました。Kさんと1月にやり取りさせていただいた際、震災後3週間たって、やっと金沢でお母様と会うことができたと伺いました(その時にお母様は地震発生以来初めてお風呂に入られたとのこと)。お母様は、避難所での生活、ライフラインも途絶えご自身の生活もままならないなか、公的なお仕事をされていて、毎日悪路を1時間半かけて職場に向かい、地域の為にお仕事に励まれているとも伺いました。

これまで、Kさんから託していただいた品々を作品の中にいくつも組み込ませて頂いてきました。その都度、私はKさんのお気持ちや、能登のおばあ様やお母様の元で過ごしてきた時間も作品に組み込むような思いで制作してきました。そして、今作では、その思いにプラスして、Kさんのお母様はじめ被災された方々が少しでも心穏やかに過ごせますよう、復興が少しでも早く進みますよう祈りを込め、1針1針進めていきました。

折しも、季節は3月。2011年の東北震災以来3月11日に毎年、制作のお仕事でお客様から頂いたお金から募金をしてまいりました。僅かばかりではありますが、一時的ではなく、細くても長くの思いで続けてきました。また、年月の流れの中で薄れゆく震災の記憶や衣食住足りて暮らせる日々に感謝を忘れないようにと自分への戒めもそこに込めてきました。今年はKさんのご実家であり、この薔薇が長く時を過ごしていた能登町へ募金させていただきました。

テトリス

母から宅配便が届いた。箱を開けると、いつもながらのテトリス状態。縦に置いたり、横に置いたり、緩衝材無しでスペースを完璧に埋めるハイレベルな母の業。

畑で育てたブロッコリー。ホタテの袋に入っているのはホタテじゃなくて(笑)、自家製の切り干し大根。

ブロッコリーと切り干し大根を取り出すと、「皮付」と書かれた包み。これは、畑で採れたネギが皮付きのまま入ってました。この方が日持ちするので有難い。

ざらめおせんべいも入ってる!

皮付ネギの包みを取り出すと、白菜、菜花。どちらも母の畑の収穫物。右奥の箱の中身は後ほど。。。

ざらめおせんべいを取り出すと、その下には新聞紙に包まれた皮付じゃないネギ。

新聞紙に包まれたネギを取り出すと、、、

まだ入ってる!!

これも母が畑で育てた人参、それに、りんごが2個。

そして、先ほどの箱の中身は、母の手作りさつま芋のパウンドケーキでした♪

テトリス状態の箱に入れても潰れないよう、これだけは別箱に入れてくれたんだろうなあ。お母さん、ちゃんと綺麗な状態で届いたよ。

1つの段ボール箱の中に自家製野菜や手作りケーキなど全11品。テトリス上級者みたいな母の箱詰め業のレベルの高さは、多分、私たちの事を思ってくれる気持ちの大きさに比例している。