モノであってモノでない

新作のレザーバングルをご紹介します

カットとカラーが美しいビジューを主役に大小のパールを二粒。

ベルトは艶やかな質感の上質なレザーで、ビジューやパールを引き立てています。

作品の主役のビジューは元はイヤリングです。以前にインスタグラムではご紹介しましたが、このブログに長~くお付き合いくださっているМさんが託してくださったものです。わざわざ神戸からお送りくださったお気持ちや、私のところにやってくるまでにМさんの元で過ごしていた時間も作品に組み込むように感謝を込めて制作しました。

神戸からわざわざお降り頂きМさんから託された一組のイヤリングは、アップサイクルでこちらの2つのバングルなりました。

上段のバングルは、昨年秋の松屋銀座さんのポップアップでご縁に恵まれて、今は東京で新たな時を刻んでいます。その東京の新たな持ち主さまについて。。。

松屋さん店頭で接客させていただいた際に、作品そのものだけでなく、様々な作品の背景についてお伝えさせていただきました。お客様は、熱心に耳を傾け、時に質問なども交え、ゆっくりと作品をご覧くださり、最終的にこちらのバングルを選んでくださいました。私は、作品を選んでいただけたこともそうですが、アップサイクルのコンセプトや制作過程にも関心をお持ちくださったことがとても嬉しくご縁に感謝。1週間の会期の中頃の出来事でした。その後、会期の最終日、そのお客様が再度お運びくださいました。私は、お求めくださったバングルが壊れた?か、返品か??と良からぬ想像もよぎりましたが、なんと!心配とは真逆の有難すぎる再訪でした。作品を観て、私の話を聞いて、ご自宅に眠っている使われなくなったアクセサリーやファーのマフラー、レザーの洋服を私に託したいと、大きな包みを携えてわざわざ会期中に再訪くださったのでした。

こちらがその時に受け取った品々です。


神戸のМさんから託していただいたイヤリングから生まれた作品で恵まれたご縁から繋がって、東京のお客様から託していただいた品々。

こうしたものは、モノであってモノでない。

重ねてきた時間や元の持ち主の思いの塊。

託していただいたお気持ちに報いられるように新しいカタチを生み出したい!

母からのメッセージ

今朝のこと

「今日は朝から雪 とても寒い。」と、雪化粧した実家の写真と共に母から家族のグループラインにメッセージ。


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こちらは、昨年秋に同じく家族ラインに届いた写真↑とメッセージ↓

「小春日和だね。おぼえてますか?みんなが赤ちゃんの時に使っていた揺り篭。籠は処分したけど、枠が活躍しています。揺らしながら一緒に昼寝した頃がよみがえってきます。」と、揺り篭の枠に仲良く並んで干された柿。

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この他にも、母は、庭に咲く花や畑の作物など、実家の四季折々の景色を、折に触れてグループラインに送ってくれる。

それは、離れて暮らし、それぞれの場所で頑張っている子ども達を気に掛け、生まれ育った場所の景色でそっと励ましてくれているように感じている。また、「こちらは元気にやっているから安心してね」と暗に示してくれているようにも感じていて、どちらの意味でも母からのこうしたメッセージを受け取る度にほっとする私。さりげなくも偉大な母の愛情を受け取って、心が落ち着くのです。

夏の景色

庭の隅にある畑

「フェンスの外側の子、どうやって収穫しましょうかねえ」^^

我が家のお正月

2025年 巳年 あけましておめでとうございます。

我が家のお正月 

昨年6月からアパート暮らしを始めたお姉ちゃんも一緒に、久しぶりに家族4人勢ぞろい。

その晩、肩こり腰痛持ち52歳が愛用しているお灸をお姉ちゃんに据えてもらったら、、、

こっそり、干支仕様で並べられていて、家族ラインに送られていた写真で初笑い。笑笑

こらー💢、お母さんの背中で遊ぶなー💢🤣

毎年欠かさずの愛知への帰省は、今年はお姉ちゃんとだんなさんの2人だけで。

共通テスト目前の受験生ちょ太と私は静岡に残って、それぞれお勉強と制作を。

ちょっと煮詰まってきたら、気分転換に車が勉強部屋とアトリエに変身~。

で、富士山に見守ってもらいながら精を出す。

まわる〜まわる~よ、時代はまわる~♪6年の時を超えて、これ、お姉ちゃんも同じことをやっていました。

年末年始も海外旅行とか特別なことは相変わらず何もないけど、

今年も、相変わらず家族仲良く健康で、(変則メンバーではあるけれど)実家にも帰省して、両親も元気に温かく迎えてくれて、離れて暮らす兄弟も揃って、新しい年を迎えられたことが何より。だって、それが私が毎晩毎晩眠る前に神様にお願いしていることだから。

神様、2025年のスタートにも「家族が健康で円満に日々を過ごせるように」との私の願いを叶えてくれてありがとうございます!

2024年も制作を続けられました 感謝

2024年ありがとうございました。

毎年、大晦日は1年間制作を続けてこられたことに感謝の気持ちで迎えますが、今年は特にその気持ちが溢れます。NINOとしてリスタートをした変化の1年を充実して終えられることは、応援してくださる方の存在があってのこと、お陰様に他なりません。

相変わらず制作のペースはゆっくりですが、コンセプトをぶらさず、量産に優先順位をおかず、丁寧な作業をモットーに、自分自身も心から欲しいと思える一品を!!大切に思うことを見失わないように、コツコツと続けていこうと心に誓う2024年の大晦日です。

今年も1年本当にありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

師走のある日の午後

リビングのテーブルに向かい合って年賀状を書く、アラフィフ夫妻。

年賀状の風習も徐々に薄れつつある気配を感じる近年、忙しい年の瀬の時間のやりくりを思うと、「うちも年賀状辞めちゃおうかな。」と頭をよぎりましたが、、、

日頃からお世話になっているあの方、随分とご無沙汰しているあの方、一人一人のお顔を思い浮かべながら、近況報告などを綴っていると、沢山の人たちの関りの中で過ごしてきた日々と今年も無事に終えられることへの感謝の気持ちが自然と湧いてきて、年始のご挨拶という目的プラスアルファで、自分自身の心の清涼剤のような効果もあって、今年の締めくくりに良い時間を過ごせたなと思えた師走の午後でした。

ある日のお弁当

家族のお弁当作りから1日がスタートする私。それは、私も家族もつつがなく日々が過ごせていることの証。今日も昨日もその前日もずっと続いて、いつの間にか四半世紀以上、変わらずお弁当を作れている毎日にありがとう!!

・ある日のお弁当

・青椒肉絲

・ひじき炒め煮

・煮卵

<メモ>地味なおかずがしみじみ美味しく感じるようになった52歳、久しぶりのひじ煮がすごくおいしくてモリモリ食べました。

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・ある日のお弁当

・鶏卵そぼろ

<メモ>お散歩で道草して積んだクレソンで彩を^^

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・ある日のお弁当

・照り焼きチキン

・ブロッコリー、カリフラワー

・蕪の甘酢漬け

・煮卵

<メモ>登場回数が多い煮卵は旦那さんが酒のつまみに自ら作る冷蔵庫の常備品。お弁当のおかずに困ったら拝借するのがパターンです。

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・ある日のお弁当

・チキンカツ

・ほうれん草のおひたし

・ポテサラ

・蕪の甘酢漬け

<メモ>ほうれん草は実家の畑から。Fossetさんの展示会で愛知に行った際、実家に泊めてもらい、帰り際には自家製野菜をたくさんお土産に持たせてくれた。お母さん、いつもありがとう!ごちそうさま~。

ありがとうございました

松屋銀座さんでの展示会、お陰様で無事に終了しました。

多くの方々にお運びいただき、沢山の嬉しいお言葉や楽しそうに作品をご覧くださる笑顔、身に着けてくださった素敵な姿…有難いシーンが何度も蘇り、静岡に戻り日常が始まっても未だ、夢の中にいるようなフワフワとした感覚で過ごしています。

展示の度ですが、こちらのブログを通じてご縁に恵まれた方々も多くいらしてくださいます。気が付けば20年も続けてきた、暮らしや想いを綴ったブログにお付き合いくださっている方々、私の勝手な想像ながら、同じような考え方をお持ちの方が多いような気がしており、お会いした回数以上の親しい気持になっております。慣れない銀座の店頭で、皆さんとお会いできる時間は心の安らぎと励ましを同時に頂いております。

今回の展示では週末の3日間、娘が手伝いに来てくれました。このブログをスタートした時にはまだ、保育園年長だった娘は、もうすぐ25歳!その成長をずっと見守ってくださった方々が遠方からも駆けつけてくださり、社会人になった娘がご挨拶させてもらえたこともとても有難い機会になりました。「バーチャルの親戚気分で見守ってきた。」とまでおっしゃってくださった方もいらして、パソコンの画面越しでもそうした温かな気持ちを向けてくださっていたことが、きっと子ども達の成長に良いエネルギーを届けていただいたことと思います。改めまして、お越しくださった皆様、日頃ブログにお付き合いくださっている皆様に心から感謝申し上げます。

展示期間の様子などはインスタグラムでご紹介しております。お時間ございましたら、ご覧いただけますと幸いです→

画像は、最終日に撤収した荷物を積み込み、旦那さんと共に静岡に戻る車中からの景色。さようなら、東京!ありがとう、東京!

無事に初日の朝を迎えました

今日から松屋銀座さんでの展示会がスタートします。

NINOとしては初の展示会、悔いなくやり切ろうとスケジュール手帳に毎日やることリストをぎっしり書いて、コツコツと準備を進めていました。なのに、悲しきかな、先週の木曜から体調を崩してしまい、おまけに、足の指を骨折し、心身ともにフリーズ状態、、、、とほほ。

焦ったり気持ちが沈んだり、どうなることかと思っておりましたが、少しずつ体調も回復し、友人や家族の支えや、snsを通じて届く嬉しいお声などに励まされ、日月火曜日の3日間でラストスパート、昨晩には設営も済ませ、お客様をお迎えする準備が無事に終えることが出来ました。

搬入、設営は旦那さんが手伝ってくれ、今日、明日は、高校時代からの友人U画伯こと、うちげちゃんが名古屋からお手伝いに来てくれます。金、土日は娘が一緒に店頭に立ってくれます。心強いサポータ、そして、いつもNINOにお付き合いくださる皆様の存在あってこそ、この日を迎えらているんだな、と、昨晩、ホテルに戻って眠りにつくときも、今朝起きた時も心から感じました。ありがとうございます。

設営の最後の微調整と備品の準備があるので、今日は早めの出勤、今から松屋さんに向かいます!

いってまいります!!

画像は昨日、設営に向かう前の私。さんちゃんの恐竜Tシャツを着て、がおーーーっと、心身に気合を込めて出かけました。

もうひと踏ん張り!

我が家のガレージに置いてある自転車の籠にそっと置かれていた紙袋。

中には大きく立派な梨が2つ並んでいました。

いつも気にかけてくれる方から、ラインにこんなメッセージが届きました。

「赤い自転車のカゴに入れさせてもらいました。製作の休憩にでも召し上がってください!松屋の展示まで、もうひと踏ん張り!」

9月25日からはじまる展示会(追ってご案内させていただきます)を控え、制作、制作の毎日。

satosatosaから独立後初ということもあり、気持ちが入っている分、時に空回りしちゃうこともあって、長時間かけて作った作品がポカミスでやり直し、とか、思い描いたイメージと出来上がりがしっくりこなくて、ボツになるとか、度々発生する事態に落ち込んだり。作品制作以外のDМや備品などの準備も大詰めでドタバタ。

そんなタイミングで届いた梨とメッセージ。車がガレージにあったので私が在宅していることも伝わっていたでしょうに、玄関のチャイムも押さずそっと届けてくださったことにも、私の状況をなんとなく慮ってくださったのかなあと、いろんな意味で有り難く、励まされました。

制作の合間のブレイクタイムにいただきました。気分転換とは、正にこのこと!さわやかな甘さと、そっと慮ってくたざる優しさに触れて、焦る気持ちは吹っ飛びました!!

今日から9月、展示会当月に入りました。さあ、もうひと踏ん張りだ!

最終便

愛知に住む大学時代からの友人Fちゃんから定期便。ちょ太が小さなころから、もう10年以上続けてくれている。

いつも通り、丁寧に使われてきたことが伝わってくる洋服が綺麗に畳まれ、手紙も添えられて届きました。Fちゃんの息子君はこの春から大学生、ちょ太は高校3年生。2人とも、もう背が伸びない年になったからこれで最後かな、今までありがとう。と綴られていました。お下がりをもらってくれてありがとう、という意味だと思いますが、こちらこそ!!ありがとう×無限大の感謝です。

ちょ太の成長記録の写真を見返せば、その時々で着ているあの洋服も、この洋服もF家から送られてきたもの。成長の記録はずっとFちゃんが送ってくれた洋服と共にと言っても過言ではありません。

更に有難いことに、この度の最終便には、受験生ちょ太へ北野天満宮のお守りと、勉強の合間のパワーチャージ食品も入れてくれてありました。心から応援していると…親や親族以外でも、遠くからこうして応援してくれる人の存在があるなんて、今、勉強をすごく頑張っているちょ太は、どんなに心強く思うことでしょう。もちろん、私にとっても!大学時代に知り合った友人とお互いの子どもが大学生になる年まで、長く温かくお付き合いできる関係に恵まれていることは、私のかけがえのない財産です。

更に更に、ありがとうのクルミッ子も入っていました♡

大好き♡クルミッ子もFちゃんも♡