お姉ちゃんの銅鏡も

独立したお姉ちゃんの部屋を、少しずつ整理しています。そんな中で見つけたのが、小学校の卒業記念で作った銅鏡。

自分の名前にちなんだのでしょう、一輪の花が刻まれていました。

小さな桐箱を発見し、ふたを開けて見た瞬間に、目に飛び込んだ可愛い花に、明るく活発だったあの頃のお姉ちゃんの姿がそのまま残っているようでした。

この可愛いらしい思い出の品を、ただ仕舞っておくのではなく、暮らしの中で感じながら置いておきたくて、ちょ太の銅鏡と同じく額装することに。

何年も前に蚤の市で見つけ、額縁目当てで買っておいたこちらが、シンデレラのガラスの靴のようにサイズがぴったり!しかしながら、、、

ベルベットのような素材の濃紺のマットが、ちょっぴり和のテイストを感じるのと、

あちこちに傷があったので、

額縁から取り外し、マスキングをし、黒のアクリル絵の具でお色直し。

仕上げにお姉ちゃんの名前と小学校卒業年月を入れて、スッキリと額に収まりました。

こうして眺めると、今は独立して家を出たお姉ちゃんが、小さな手で一生懸命彫ったであろう時間が、この額の中にそっと留まっているようで、お姉ちゃんの気配をあたたかく、我が家に残してくれている気がします。

どこにもない、我が家だけの宝物。

こうやって一つひとつ手をかけながら自分らしい感性で整えていくうちに、心地よく落ち着ける我が家に時間をかけながらなってきている気がします。

ちょ太が小学校を卒業したときに作った銅鏡を額装したものと並べて。

それぞれのかたちで残された、二人のあの頃の時間。

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