立場変われば

20代のまだ若かりし頃、母が作ってくれたワンピース。

アイディアは浮かべど、ミシンが苦手&洋服のパターンをひけない私が、母に丸投げ&口だけ出して作ってもらった。

ブラックの方は、おば様用通販カタログにあったハイネックのレーシーなノースリーブシャツ(ジャケットの下に着用するような服だと思われます)からアレンジ。ハイウエストで切り替えのあるワンピースに仕立ててもらいました。ヒールが太くて高いエナメルのパンプスと合わせるが定番で、友人の結婚式に2度着用。

ブルーの方は、自分の結婚式2次会用に。両肩にはフェイクの苺や花で作ったミニブーケを留めてある(若かったなあ、、、遠い目)。その後、友人の結婚式にも少なくとも4回は着たお気入り。うち1回は親子で出席させてもらったので、余り布で娘のワンピースも作ってくれた。

10数年ぶりに、箪笥の奥からこれらワンピースを引っ張り出してきたきっかけは、娘がミュージカル用の衣装を探していた時。結局、このワンピは衣装には使われなかったけれど、わたしに懐かしい記憶の数々を思い出させてくれた。と共に、母への感謝も。今、自分も同じように子どもを持つ身になり、手でモノを作る立場になってみて分かる、お母さんって結構忙しいし(当時実家では寝たきりの祖母の介護もしていました)、誰かのイメージを一から形にすることがパワーを要することを。にも関わらず母が「忙しい」とか「大変」との類の言葉を発した記憶もなく、気楽な娘の立場で喜んで受け取るだけだった私。立場変わって母となり作り手の端くれとなり、遅ればせながらそのふるまいのすごさ理解し始めました。

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