おばあちゃんの着物の帯から

Yさんよりお預かりしていたおばあちゃんの着物の帯は、このような姿のリングピローに生まれ変わりました。

2種類預かった帯のうち、からし色の方をメインに、桃色の帯は細いラインでサイドにあしらいました。

美しい大輪の菊2輪は旦那さんのお母さん制作の布花。綺麗なからし色の帯にどうしても紫の花を合わせたくて、旦那さんのお母さんに相談したところ、さすがの腕前で私のイメージした以上の素晴らしいお花を届けてくれました。繊細な花弁にはワイヤーが入っていて、好みの様子に花を咲かせたり蕾にしたりすることができます。手染めの紫が、高貴な雰囲気です。

Yさんによると、披露宴の席にてご招待のお客さまの前で指輪交換をされるとこのと。広い会場でも埋もれることなく華やかかつ上品に、和装の花嫁さんを彩れたら良いなあと思います。

そして、ちょうど一年ほど前に亡くなられたおばあちゃんも、このリングピローに姿を変えた帯と一緒にお孫さんの晴れの舞台を見守ってくださっているといいなあと思います。

お目出度い席に関わる品、大切なおばあちゃんの思い出の帯を使って作らせて頂き、大変光栄でした。温かく幸せな気持ちも分けていただきました。Yさん、ありがとうございます、そして、末永くお幸せにーー♥♥♥

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ストフェスが無事に終わりまして、オーダー品の制作に順次取り掛かかっております。

また、並行してオンラインショップNINO屋へリース出品の準備も進めております。

木の実のリース、紫陽花と木の実のリース。ほんの数点の出品になってしまいますが、今週中にはショップに並べる計画です。金曜の夜か土曜になるかと思います。覗いて頂けたら嬉しいです。

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