自分の嗜好するもの1つに、「細かいパーツが集まって形作られたもの」というのが確実にある。
日本平動物園の入り口のモザイク壁画に惹かれるのも、多分その嗜好によるところ。
背景の、無数の細い石がたまらない。
石でこんな微妙な色の表情が出せるなんて素晴らしい!
もちろん、並んだ動物たちの可愛らしい姿もいいのだけれど。
ただ、すごく残念なことは、この壁画の直ぐ前に立つ旗。
この場所は、旗を立てるポイントと決まっているらしく、いつ行っても壁画を眺める私の視界は旗に遮ぎられる。
その時々で旗の模様や色が変わっていて、入れ替えられている様子だけど、立てる場所はずっとここ。
全景はこんな風。
ゾウさんの長い鼻と、キリンさんの長い首が犠牲に・・・涙
これじゃあ、折角の壁画がかわいそう。
果たして、この旗はそんなに必要なのかなあ?
これがあるとどれだけの営業効果があるのだろう?
素晴らしい壁画が、遮るものなく入口でお客さんを迎えるほうが、よほど魅力的に思えるのだけど。
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