一つずつ灯す明り

陽が落ち始める午後6時半ごろ、リビングのソファー横のスタンドを灯す。

程なく、ダイニングテーブルの上のライトを点灯。

すっかり辺りが暗くなった頃には、チェスト脇のスタンドと天井の電球も灯して。

外が暗さを増していくのに従って、部屋の中の明りの数を増していく。

辺りが暗くなった頃には、部屋のあちこちからの暖かい光に囲まれる。

昼間の張っていた気持ちが、徐々に解きほぐされていくように感じる。

こうして今日も一日が終わる。

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