春の景色を

立春が過ぎ

空気はまだ冷たいけれど
花が咲き、虫たちが動き出す
暖かい春の景色を一足先にsatosatosa作品のなかで

新作バングル「この花と、ま、れ♪」

着画
指輪も含め手元のアクセサリー、トータルで「この花と、ま、れ♪」


この珊瑚の指輪は、25年前に亡くなった私の祖母が愛用していたアクセサリーをリフォームしたものです。

このリフォームについては、このブログに2006年に綴っております。

アップサイクルをコンセプトとしたsatosatosaの作品に限らず、身の回りに置いている品々は、その刻んできた時や思いも汲み、自分らしいかたちで大切に活かしていきたいとの気持ちでおります。

手紙っていいな

同じ日に娘あてに2通の手紙が届きました。

1通は三島の6年生のHちゃんから。中学受験に無事合格した報告(春から娘がかつて通っていた中学の後輩に!)と、受験前にHちゃんから届いたいくつかの質問に答えたことへのお礼が綴られていました。

小さなころから私も良く知っている女の子で、お手紙を読ませてもらったのですが、報告とお礼のしっかりとした言葉と、お友達と映画に行ったお話など12歳の女の子らしいエピソードが小学生とは思えない美しい文字でしたためられていて、賢さと可愛らしさの両面からおばちゃんはノックアウトされました。

もう一通は、福島県いわき市から。昨年、大学最後の春休みに東北一人旅をした娘がお世話になった、私と同年代のヤスコさんから。ヤスコさんとは、たまたま娘が食事で入ったカフェのオーナーです。そこで交わした会話で一人旅をしていると知り、休みの日を使って2日間も車で福島を案内してくださった大恩人。学生から社会人になるタイミングで、希望と同時に不安も抱えていただろう時に出会えて、今も娘を気にかけてくださり、わざわざお手紙で温かい言葉を届けてくださる。ご縁に「恵まれる」という言葉がぴったりはまる、望んだからとて得られない、有難い存在、ヤスコさん。

Hちゃん(のお母さん)、ヤスコさん、それぞれsnsで繋がっているので、スマホで簡単に連絡もできるけれど、わざわざお手紙を送ってくださるところに人柄が表れているなあ、体温が伝わってくるような手書きの文字で届く言葉は、心に届く言葉にもエネルギーが宿っていて温かい気持になるのです。手紙っていいな。

制作日誌

1月25日(水)

寒波襲来の初日、しっかりと襲われ、高熱を出し撃沈したちょ太😣幸いコロナもインフルも共に陰性でしたが、高熱が心配で創造力が働かない母。(いくら心配しても、栄養のある食事を作ることぐらいしか為す術は無いのだけれど…)

そんな時には黙々と繰り返しの作業に集中して、心を静めよう!と、ミニミニサトコサージュを量産した2日間。細かい作業には必須になった老眼鏡を装着し、チョキチョキ、チョッキーン✂︎✂︎✂︎

ちょ太の療養期間に比例して、どんどん広がるミニミニサトコサージュの花畑🌸🌸🌸

1月29日(日)

ミニミニサトコサージュの花畑からお花を摘んで、付け襟を制作中。

元々パールの付け襟だったものをベースに、一輪ずつ縫い留めていきました。

あとは、中央に留め金具を付けて、裏地をつけたら完成です。


ちょ太の体調不良が思った以上に長引いて、ソワソワしながら制作していた数日間。昨日になってまた熱が上がってしまい、休日当番医を受診。再度、インフルとコロナの検査をしてもらいましたが、やっぱり陰性。「何で5日も熱が下がらないのかなあ?」と、お医者さんまで首をかしげるので、余計に心配になってしまう母心。

症状を詳細に伝え処方してもらった抗生剤が効きますように、との願いが神様に届いたのか、やっと元気が出てきた。熱が下がり、鼻歌まじりに溜まった宿題をやりはじめた姿を見て、ほっとひと安心の日曜の午後。どうか、このまま回復しておくれー。

1月30日(月)

付け襟の最後の仕上げ。留め金具を付けて、裏側に革(着られなくなったレザーコートから取りました)を縫い付けて完成です。

ちょ太の体調不良から心静める為に、ミニミニサトコサージュからスタートした付け襟の制作。作品の完成と時を同じくして、ちょ太の体調も回復。この日から登校していきました。

一つの作品の制作過程と、そこに同時進行で巻き起こっていた日常も記録した一連の制作日誌。きっと、この付け襟に限らず、私の制作は、こうしてその時々で巻き起こった出来事やそれに付随してわく感情も作品の中に組み込まれて記録されているのだろうと思う。

新年恒例NINO家 経営会議

新年恒例のNINO家経営会議

2023年の会場は、旦那さんのお父さんが桜のお世話をしている蒲郡の春日山にて。

山の上にある父さんが造った東屋で、一人一人が去年の目標の振り返りと今年の目標を記し、発表していきました。

時は2023年元旦。空は青く澄み渡り、海は陽の光をうけて輝く。

こんなシチュエーションで家族揃って語り合えた事は、きっと上手く行くに違いない!(と、信じて^ ^)

新しい年に気分良く、レッツゴー!

あけましておめでとうございます

2023 卯年
あけましておめでとうございます🐇

干支にあやかって、ぴょんぴょん軽やかに進んでいきたい!と理想を抱きつつ、多分今年も一歩一歩、亀の歩みの私ですが…^^; ゆっくりでも、着実に。何度立ち止まろうとも、歩み続ける足は常に前へ。

6月にはsatosatosaで新たな場所での出店を予定しています。試行錯誤と創意工夫を重ねながら、チャレンジを続けていきたいと思います。

と同時に、新しい場所にチャレンジできるのも、常に支えてくれる家族や友人、このブログも含め活動初期の頃から長くお付き合い(応援)してくださる方々の存在のおかげ様であることを忘れずに進みたいてます。

当たり前のことなど何一つない。

大切なことを見失わない。

すぐ近くにある、そっと寄り添ってくれている存在に感謝と敬意を持って、一歩一歩大切に進んでいきたいです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

16歳 おめでとう

先週の土曜のこと。ちょ太の部活で遠征試合がありました。

早朝に静岡を出発し、道中に必勝祈願で立ち寄った「ことのまま八幡宮」でチームメートのお母さんが撮ってくれたちょ太の写真を見て、わあ~✨と、思わず声を出して感動。

そこには、七色の虹の下、光に包まれてご神木に寄り添うちょ太の姿が記録されていました。

折しもその日は、ちょ太の16歳の誕生日。神様のご加護を受けているかのような写真に、この子の未来への信頼と安心を深め、有り難うございますと感謝の気持ちに。

16年、長いようであっという間だったな。

きっと、これからの日々も同じようあっという間だったと振り返る日が来るのだろう。こうして成長を間近かで見守れる今という1日1日を大切にしないとな。

ちょ太、ここまで無事に元気に成長してくれてありがとう。16歳、お誕生日おめでとう。

私の財産

とある10月の日、愛知や岐阜に住む大学時代の友人たち3人が静岡に遊びに来てくれました。

まずは我が家でお茶を飲みながら積もる話に花が咲かせていたら、その様子を見た娘が、あまりにも楽しそうな雰囲気だったからと撮ってくれていた大爆笑中の一枚♪

その後、海沿いのホテルへ移動。

久しぶりの再会を祝うかのような秋晴れの天気、

水平線を境に繋がる海と空の青い景色を眺め、

気分上々で、まだまだ尽きないおしゃべりの続きをホテルのテラス席で。

わざわざ静岡まで来てくれたみんなに絶対見てもらいたかった富士山。

やったーー♪綺麗に見えた!お天気の神様ありがとう!!

心地よい海風を浴びながら、日は暮れて。

空の色が変わっても我らのおしゃべりは変わることなく続いていたのでした。

と、写真はここまでですが、

この日の晩も深夜まで、翌日も観光はそこそこで本当に沢山の話をしたなあ。

たわいもない日常の出来事、仕事のこと、子供のこと、50代になった心身のこと、

これから先の人生について(「死ぬまでにやることリスト」を作っているというFちゃんに触発されて、私も早速作りました!)

夢や希望、笑い、そして、心のモヤモヤや心配事も、

心を開いて話すことができる友人との時間は、

大学生の頃とはまた違って、経験を積み重ねてきたからこそ、共感しあえたり、それぞれの視点からのアドバイスをし合ったり、心満たされたものでした。

こうした関係性や時間は、一朝一夕でできるものでなく、10代後半からの長い付き合いの賜物であり、どんなに望んだとしても誰もが得られるものではない、私の貴重な財産。

朝焼け


今朝の朝焼け。

連日、部活のちょ太は今日は5時半起き。それに伴い、私は5時起きでお弁当や朝食の準備。

連休なんて無しで眠いけど、それはお母さんとしては幸せなこと。一日も休みなく部活を頑張る息子が、今日も朝ごはんをしっかり食べて、「行ってきまーす!」と元気に出かけてくれた。

毎日が常でない

9月30日午後、6日間続いた断水が解消され台風前の便利な暮らしに戻っています。

以前は当然のように、際限なく使っていた水に対して、今は蛇口をひねっただけで水が出てくることを、有難いなあ。と感じながら日々暮らしております。日常と思っていた日々は常ではない!と実感できたことは、不便な暮らしがあったからこそ。人の優しさや、ご近所のコミュニティーの大切さも知り、色々勉強になりました。

ご心配くださったみなさま、有り難うございました。(このブログでご縁に恵まれた方からもご連絡を頂き、バタバタした日々に心が安らぎました)

画像は、断水が解消された日の窓からの景色。窓辺に飾った彼岸花はご近所のМさんのお庭からのお裾分け。一人暮らしのМさんのお宅にお水を届けに行ったら、お礼にと庭から摘んでくださいました。不便な生活のなかの彩りでした。

水も気持ちも

リビングの窓からの景色。秋晴れの空の下に広がる街並み。静かで平和なこの地域一帯が先週末の台風の被害で断水が続いています。我が家も日曜から断水生活。

炊事、洗濯、お風呂、お手洗い、、、日常ではどれだけ水の恩恵を受けて暮らしていたことか!水の有難みを思い知る日々。

また、水もさることながら、人の気持ちの有難みも再確認しています。そういった意味では、普段忘れがちな大切なことを思い知る学びの時間にもなっています。

遠くから近くから本当に沢山の人たちが連絡をくれ、「紙皿や紙コップ、割り箸を送るね。」、「お風呂どうぞ。」、「洗濯機使ってね。」、「お水をいつでも汲みに来てくれていいよ。」などの声や、災害時の水の備蓄の知識や水を開放してくれている市内のポイントなどの情報も沢山いただきました。不便な生活の中でこうした温かい声に助けられています。

昨晩は、仕事を終えた後の友人が遠くからわざわざお水を届けてくれました。「朝ごはんに食べてね。」と、美味しいパンも添えて。。。

断水していない隣の区でも飲料水のペットボトルは売り切れだったそうで、容器を購入して自宅でお水を詰めて、運んできてくれました。私、ここ数日は給水所を何往復もしているので良~く分かるけれど、水って重いです!女子一人でこれを運んできてくれた労力と、買い物から容器を水洗いして水を詰め、我が家まで往復してくれた手間や時間に思いを巡らせ、その優しい気持に胸がいっぱいになりました。

今朝の朝食。昨晩頂いたパンを早速♪

味気ない紙皿紙コップの朝食もスペシャルメニューに。パンと一緒に優しい気持ちも体に入って元気、元気!!ありがとう!