備品準備

来週7日からの松屋さん出店に向けて準備も大詰め。作品制作に加え、展示に使う備品の準備も進めています。今回の出店は、松屋銀座店終了後に松屋東京丸の内店へ続けてお世話になります。丸の内店ではガラスショーケースの中に商品を展開するので、どちらのお店でも兼用して使えそうな備品を頭の中でシュミレーション。家にあるものの中からピックアップし、イメージしている展示に近づけるよう毎度のことながら備品にも自分で手を加えています。

今日は以前から持っていたトレーのリメイクをすることに。

ビフォアー

形状は良い感じながら質感がチープなのが玉に瑕。で、作業部屋ドアーのペイントで経験したアクリル絵の具でリメイクしてみようと材料を調達すべく清野画荘さんへ。

額縁や画材が所狭しと重なり合って、良い意味で雑然とした店内。ボリューム大きめなオペラがBGM。「まるでヨーロッパみたいですね。」とヨーロッパに行ったこともないのにそう口から出てしまった私に、店主のムッシュは「でしょ。」と、いたずらっぽく微笑んでお返事してくれるのでした。

店内を宝探しをするようにワクワクと見て回りました。が、残念なことに肝心の絵具はイメージに近い色が見つからず。さてどうしようかな?と思ったところで、再び微笑むムッシュ。ちょっと待っててね。とご自宅の物置から何やら缶を持って来てくれたその正体は、メタリックに塗装できるスプレーペンキでした!金属のような質感にしたいと言う私のイメージからひらめいて、自前のペンキを持って来てくださったのです。更にご親切なことには、ムッシュ自らトレーをやすりがけしペイントしてくれました。お住まいからドライヤーまで持って来てくれて、持ち帰るのに不便が無いようにすっかり乾かしてくださいました(画像はドライヤーをトレーにあててくれているところ)

ムッシュの思いがけない優しさは、あれもこれもやらなくちゃと忙しなかった私の心に一服の清涼剤になりました。

そして、思い描いた通り金属のような質感に変身したトレー、ムッシュのご好意が形になったトレーをお守りのような気持で大切に東京に持っていこうと思います。


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