制作にまつわるあれこれ

一番出番の多いベージュゴールドの糸の一巻を使い終えようとしている。足かけ4年。新品の同じものと並べ比べてみると、これまでチクチクと手で縫ってきた糸の量が良く分かり、これだけの糸を使う程作ってきたんだなあと、しばしの感慨。

ラシャハサミと革包丁を研いでもらう。切れ味の悪さをここ最近ずっとごまかしなが使い続けていたストレスから解放されて嬉しい!細かい部分も、固い革もスーッとスムーズに切れる。こんなことならもっと早くお願いしておけば良かった。人づてに教えてもらった安東の「研屋」さんというお店にお世話になりました。研ぎの技術もさることながら、応対も親切で今後もお世話になりたい。

私の右手の人差指。革を手で縫う作業中、針をこの指で押すことが多々あるために、こんな風に皮がむけてくる。美しい指には程遠いけれど、それだけ作らせてもらっている証しとしてはありがたく思う。

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