冬の贈りもの展

冬の贈りもの展、展示の様子です。

初日、二日目と在廊させていただきまして、多くの方々にお会いできて嬉しかったです。皆さんそれぞれの貴重な時間を使って頂き感謝の思いです。

「年々作品がパワーアップしていきますね。」と毎年のようにお運びくださる方からのお言葉をいただきました。

また、遠方よりブログをご覧くださっている方から「物語のあるものばかりですね、リースの概念が覆されるようなアイディアに心動かされます。」という嬉しいメッセージを頂きました。

私は、リース専門の作家ではなく、世に沢山いらしゃる素晴らしいリースを作る方々の作品を目にすると、技術もスピードもとても及ばないなあとマイナスな気持ちになるときもあります。

が、そんな時は、自分ならではのリースを丁寧に作ってお届けするしかない!自と考え直すようにしています。NINOで取り組んできたレザークラフトなどの手作業による制作、ランプシェードなどや流木の家具など古いものを生かす制作、satosatosaのカラフルな色や素材をに組み合わせて1つのカタチを生み出す制作、そうした私のモノづくりのスタイルを反映させたようなリースを作ろうと思っています。

それと、もう1つ大切に思っていることは、リース作りを始めたきっかけ、、、娘が保育園や公園から持ち帰ってきたどんぐりや葉っぱを何かカタチにして残しておきたいと思って作り始めた気持ち。小さな娘の手から渡された愛おしい自然の産物をワクワクしながらリースにした初心を忘れずに作りたいと思っています。

今回、ご覧いただいた方から頂いたお言葉に、15年以上毎年コツコツと取り組んできたリース作りにご褒美を頂いたような気持ちになっています。

続・リース、スワッグ色々

fossetさんでの冬の贈り物展、昨日より無事にスタートしています。展示空間の様子は追ってご紹介させていただきたいと思いますが、その前に、記録しないままになっておりました作品をご紹介させていただきます。お付き合いくださいませ。

秋色紫陽花の美しい色のグラデーションにうっとり。ワイルドフラワーなどを合わせてスワッグに。

見事な大輪のアナベルを主役にすたスワッグ。人の顔の大きさ以上のサイズ!

母子草のリース、ミニサイズ。小さなサイズのリースに小花を緻密に配しました。

冬景色リース。

アーティチョークの綿毛を降る雪に、海辺でハントしたウミウチワを鹿の角に見立てて。

ユーカリミルフィーユ、ガーランド 2021

昨年大変ご好評いただきました作品を今年も作りました。どんぐリースと同じように、毎年の定番にしたいなあと思っています。定番といってもその年ごとにデコレーションを変化させて。

「植物+古いモノ」シリーズのうちの1つ。蚤の市でみつけた鐘を組み合わせて、クリスマスムードのリースに。

旦那さんの作った流木教会と並べて飾ったら、お似合いの2品でした。

ドアに飾った時の様子。

続•リース色々

箱入り娘ならぬ箱入りリース^ ^

小ぶりなサイズでプレゼントにもおすすめです。

「どんぐリース 2021」

今年も作りました!どんぐり+りす +リースでどんぐリース^ ^

このリースを作り始めて7年目の2021年秋、イギリスアンティークを扱うお店の方から「どんぐり」についてイギリスのこんなことわざを教えて頂きました。

Great oaks from little acorns grow. (カシの大樹も、小さなどんぐりから)

小さな実から大木になるとのことで「大きく育つ可能性=成功」を意味しています。希望や可能性の象徴としてもよく使われるようになっていて、どんぐりは縁起物とされているそうです。

とすると…‼️

どんぐりグルグル、こんなに沢山の縁起物の集合体「どんぐリース」はめちゃめちゃ縁起物ということに!?^ ^

ある森のなか」

「植物+古いモノ」シリーズの1つ。

NINO的森のなかに佇む民藝品の木彫りの鹿

ユーカリミルフィーユ コレクション

昨年の展示でもご好評いただきました「ユーカリミルフィーユ」。手のひらサイズで軽いので、飾る場所のバリエーションが広いです。

壁に掛けるのはもちろん、テーブルやチェストなどの上に置いて飾っても。

リース展示会のお知らせ

昨晩のリースの投稿に、早速、購入のお問い合わせいただきましてとても有難く光栄に思うと同時に、販売方法について何もお知らせしないままになっており反省しております。

制作中のリースは、今週26日(金)よりスタートします展示会にて販売いたします。今年もFossetさんの企画展にお声をかけていただきましてそちらにて展示販売させいていただきます。

出展者の情報など詳細については、インスタグラムにてお知らせしておりますのでご参照ください。

Fossetさんの年末の企画展にリースを出品させていただくようになってから、もう6年。。。今年はFossetさんが10周年の特別な展示でもあります。

店主の白取さんが大切に守られ、たくさんのお客様に愛されているお店で展示させていただける有難さに感謝しつつ、記念の展示に少しでも彩を添えられますように1点1点のリースを心を込めて丁寧に制作しています。

まだまだご紹介していないままのリースもありますので、今後随時アップしていく予定です。お付き合いいただけましたら幸いです。

リース色々と出来あがっています!

吊るして飾るボールリース。部屋に植物が浮かんでいる様子が面白い。

昨年から作り始めた「植物+古いモノ」シリーズの1つ。

教会の倉庫に長年、眠っていたというデッドストックの聖母子像を白い小花のリースに併せて。白い小花はその名もハハコグサ(母子草)。

リビングに飾っているお気に入りの絵をイメージの源に作ったリース。スモークツリーの儚げな感じが好き。

このリースに限らず、絵を描くような気持ちで植物の色や質感、形を重ねながら作っています。

手のひらサイズの華奢なリース。

こちらも「植物+古いモノ」シリーズ。繊細な植物を緻密に配しました。中央にはこちらの鹿を。壊れても大切に保存してきたモノを託してくださったSさんのお気持ちも木彫りの鹿と植物と共にまあるく1つのリースにしました。

リース制作の日々

11月に入ってから、satosatosaの制作はしばしお休みして、この時期の毎年恒例、リースの制作をしています。

そんな日々の切り取り。

いつもの公園にどんぐり拾いに行った日、見上げた秋空。

植物で満ちたアトリエ。ほのかに香るハーブや自然の色彩を愛でながらの制作。

母が育てたオクラのドライ。お店には並ばないようなあるがままの形が愛おしい。

私のリースの素材用の為に栽培した一部のオクラは夏の収穫時を見送り、秋まで育ててドライにしたものを送ってくれた。いつもいつもありがとう。

嬉しい記憶 その2

satosatosaポップアップでの数々の嬉しい記憶、今回もそのうちの1つをご紹介させていただきます。

二日目にいらしてくださったお洒落なМさんもこのブログに長いお付き合いをくださっている方のお一人です。

ビンテージの洋服やカジュアルな洋服に大ぶりなアクセサリーを合わせたりするセンスがとっても素敵で、お会いする度にその装いを拝見するのも楽しみにしております。

以前にМさんがご購入くださり、着画像を送ってくださった付け襟ネックレス

そのМさんが、いらしてくださった当日の夜にメッセージを送ってくださり、そこには今回選んでくださったパール&カメオのネックレスをお手持ちの洋服に合わせた画像も添えてくださっていました。

SONY DSC

フォーマルに装いがちなアイテムですが、ボーダーTシャツやシャツとコーディネートしてくださっていて、流石だな、こんな風に使ってもらえて嬉しいなあ。

また、気持ちを込めて制作した作品を選んでくださり、お家に帰って早速、いろいろなお洋服と合わせてくださったという事実や、わざわざ画像に収めて送ってくださったというお気持ちも作り手として有難く幸せに思いました。ありがとうございます。

そのМさん、私にメッセージを送ってくださった以外にも、ご自身のFacebookでsatosatosaについてご紹介くださっていたとのこと。「とのこと。」と伝文形なのは、私はそのことを松屋さんにいらしてくださったお客様から伺ったからです。松屋さんにて、とても興味深い様子で作品をご覧くださっていた新しいお客様がいらして、接客させてもらう中でよくよくお話を伺えば、МさんのFacebookをご覧になってお運びくださったのでした。

お客様曰く、Мさんとはお仕事を通じて知り合い、いつもお洒落な方だなあと思っていたとのことでした。(と、おっしゃるそのお客様もお洒落な方^^) satosatosa初見ながら、The‼satosatosaとも言うべきヴィヴィッドかつデコラティブなコラージュ作品を選んで下さり、この粋な着姿を目の当たりにし、感激することしきりでした。

トレーナーにロングスカート、トートバッグにぺたんこ靴のカジュアルファッション × デコラティブなつけ襟ネックレス。不調和の調和^ ^(お気づきかもしれませんが…先にご紹介したМさんのコーディネートと通ずるところがあるような。類は友を呼ぶ?!^^)

こんな素敵な感性の方とのご縁に恵まれたのも、Мさんの日頃のファッションやお仕事を通じて伝わっているであろう人間性への信頼が大いに関係していると思っています。

それは、私が自分のサイトでいくら熱心に作品をPRしても、やはり主観的になってしまいますが、それぞれの皆さんの視点と言葉でご紹介いただき、それぞれの皆さんの繋がりのなかで築いてきた信頼がsatosatosaへと繋いでくださっていると思うからです。

今回のポップアップではМさんはじめ、他にも沢山の方々がSNSを中心にsatosatosaをご紹介くださいました。そうした投稿を通じて、多くの方々が実際に足を運んでくださいました。感謝しています、ありがとうございました。

嬉しい記憶 その1

少し時を戻してsatosatosaポップアップにお運びくださった方々との嬉しい記憶を。

平日の夜、お仕事帰りにお越しくださったKさん。ブログに長いお付き合いをくださっている方のお一人で、キャリアウーマン、数年前にタイに赴任されていた当時にはオーダーでお財布と手帳カバーを作らせていただきました。

その後、日本に戻られ大阪に赴任、再度の転勤で今は東京にお住まいです。その間、ご結婚をされて松屋さんの展示ではご主人とご一緒に何度かお越しくださっており、今では私もご主人ともお話させていただける間柄です。

そのKさんが忙しい合間を縫って、お仕事帰りにお越しくださいました。事前にご主人とお越しくださるというようなお話を伺っていましたが、お一人でいらしたので、「ご主人はご都合がつかなかったのかな?」と思っていたら、実は、急に海外赴任が決まり、既に単身渡米されたとのこと。海外赴任が決まった際にご主人は「Kの人生だから、日本で仕事を続けるもアメリカに一緒に来るのも、自分で決めてくれればいい。」とおっしゃり、Kさんは日本で仕事を続ける選択をされたのだと伺いました。そのお話を伺い、それぞれが自立しつつ互いを信頼し尊重する成熟した二人の関係が伝わってきて感激しました。また、そのような状況を自分に置き換えてみて、相手を自分本位にコントロールしたくなる思いに駆られがちな私を反省もしたのでした。

そのKさん、今回のポップアップでバッファローボーンのブローチをアップサイクルしたコンビベルトのバングルを選んでくださいました。

後日、Kさんから届いた着画像。許可をいただいたのでご紹介させていただきます。

松屋さんで試着なさった時から、Kさんの品のある大人な雰囲気にとてもお似合いだなあと思っておりましたが、やはり素敵。元々お持ちだったネックレスとも相性ばっちりです。

この画像の日はカフェに行かれたそうなのですが、お店の方が「素敵なアクセサリーですね。」と声をかけてくださったとのエピソードも添えて写真を送ってくださり、とてもうれしかったです。

+

長くなりましたが最後に、極めつけに嬉しく感激したエピソードをご紹介させてください。アメリカにいらっしゃるご主人に、Kさんがバングル詰め合わせのsatosatosaインスタ画像を送り「どれを選んだと思う?」と聞いたところ、正にKさんが選んでくださったバングルに印をつけて「これ。」とお返事があったのだと!!40個以上ある中から一発で正解!!どれだけ距離は離れていても、以心伝心、お互いを理解しあう二人の気持ちは繋がっているんだなあ。

ある日のお弁当

ある日のお弁当
・ハンバーグ
・ズッキーニと椎茸グリル
・ゆで卵

〈メモ〉前日の晩ごはんは、冷蔵庫に中途半端に残っている野菜を色々使ってミートローフにするつもりでした。が、子どもに、ハンバーグにして欲しいと言われて予定変更。と言っても、同じ具材で形を変えただけ😁セロリや人参、しめじなど色々刻んで入ってるハンバーグになりました!

ある日のお弁当
・焼肉
・人参サラダ
・紫キャベツのマリネ
・柿
〈メモ〉前日の晩に出かける用事があったので、焼くだけ簡単ごはん=翌日のお弁当^ ^

ある日のお弁当
・ベーグルサンド(生ハム、卵、トマト、レタス)
・いちじく、みかん

<メモ>前日の晩ごはんは、各自好きな具をパンに挟んで食べるという、手巻き寿司スタイル?のサンドウィッチ。晩ごはんの時には、カマンベールチーズやアボカド、ピクルスもありましたが完売。翌日のお弁当は残った具でベーグルサンド^ ^

ある日のお弁当
・ぶりの照り焼き
・ひじき煮
・長芋ステーキ
・卵焼き
・みかん

〈メモ〉前日の晩ごはんでは、とろろにした長芋をお弁当用に少し残しておいてステーキ?(塩コショウをふってオリーブオイルで焼いただけ^^;)に。


ある日のお弁当
・鯖麹焼き
・肉じゃが
・アボカドとトマトのおかか和え
・卵焼き

〈メモ〉この日はsatosatosaの展示から戻って1週間お休みしていたお弁当生活復活日でした。地味な家庭料理ですが、家族の健康を考えて、また、一緒に囲む食卓に手料理を並べられるよう、これまで通り日常を大切にやっていこう。

ある日のお弁当
・ぶりの照り焼き
・小松菜としめじのお浸し
・おから煮
・卵焼き
・ひじきご飯
〈メモ〉煮物や魚でヘルシー弁当。やっぱり和食はほっとする。

ある日のお弁当
・トマトソースパスタ
・かぼちゃレーズンサラダ、キャベツのマリネ
〈メモ〉トマトソースパスタに揚げナスと自家製バジルペーストをトッピング。前日の晩ごはんではこれにとろけるチーズもトッピングして頂きました。

・ある日のお弁当
・オムライス
・ポテトサラダ
〈メモ〉にっこり笑顔😊で楽しい1日を!!

おかけさまで

お陰様でsatosatosaのポップアップショップが無事に終了しました。華やかだった銀座での時間、久しぶりの出店だったこともあり静岡に帰ってからもなかなか日常のペースに体が戻らず、一週間が過ぎやっと心身共に落ち着いてきた感じがします。

2年ぶりの展示販売だった今回、コロナのこともあり直前まで心配が尽きませんでしたが、終わってみればおかげさまで大変多くの皆さまにお運びいただき、盛況な1週間となりました。

会期中の記録はsatosatosaインスタグラムに綴りましたが、ブログではそれとはまた別に残しておきたい気持ちを記録しておきたいと思います。

会期中、この「小さな生活」にお付き合いくださっている方も何人もお越しくださいました。これまでに何度もお越しくださり今では長い友人のような気持で近況報告し合う方々、また、これまでもお越しくださっていたけれどお話しないままでいた方と今回初めてゆっくりお話しできたら「実はブログを読んでいるんですよ。」と伺ったり、はじめましての方々もいらしてくださいました。

マイペースな更新、しかも、数年前にこのブログをヤプログがらワールドプレスに引っ越して以来、外国からスパムコメントが多数入るようになりコメント欄を閉じてしまいましたので一方通行な発信のブログになっています。サイトのアクセス解析もできなくなり、どのくらいの方にご覧いただいているのかも分からないまま、自身の生活の記録と遠方に住む親族への近況報告との思いもあって続けてまいりました。

そんなごく私的な存在に思っていたこの「小さな生活」に今も変わらずお付き合いくださっている方々がいてくださり、大切な時間やお金を使ってわざわざ銀座まで足をお運びくださり作品を選んでくださるという有難さ。

また、そうした皆さんがもれなく魅力的なお人柄で、一緒にお話しをしていたsatokosさん曰く、「ニノさんのブログを読んでくれている方々って、みんな素敵で涙が出そうになっちゃったよ。」と。素敵な方々に長くお付き合いいただいているこということがとても励みになりました。出店という機会があり目に見える形で有難い存在を実感し、お運びくださった方々はもちろん、お会いすることは叶わなくとも、普段から画面の向こうでそっとそっとお付き合いくださり、心を寄せてくださっている方々がいらしてくださることに想いを馳せ、有難いなあと深いところから感謝の気持ちが湧いてきました。いつもありがとうございます。

画像は、会期中に宿泊していたホテルでの画像です。娘が走り書きのように書いたメッセージですが、持参していたパソコンの画面に立てかけて1週間眺め、癒され励まされました。

たくさんの人に支えてもらい、思い描いた道を歩んでいけていることを、このメッセージからも日々感じて過ごした銀座での1週間でした。