中村スクール修学旅行、無事終了。

中村スクールの修学旅行に出ていた姉(19歳)弟(12歳)が無事にブータンから帰国しました。

この旅のそもそものはじまりは、私たち親ではなくお姉ちゃんからの申し出。大学入学以来、この一年でサークル活動などを通じて4か国を旅した彼女。「新しい世界に触れることで視界が広がっていく感覚をちょ太とも共有したい。海外に二人旅に行きたい。」と。去年の秋頃のことです。

幼いころから姉弟二人旅に出していた私たち親としても、ちょ太の小学校卒業のタイミングにお姉ちゃんからの申し出が重なったことに背中を押され、思い切ってゴーサインを出しました。

行先をブータンに決めた理由は、

①まず第一に治安が良いこと。

②生活スタイルや文化の違いをより顕著に感じられること、カルチャーショックを受けて欲しい!!(例えば、韓国やシンガポールならば、移動距離や旅行代金を考えればお手軽だけれど、普段の生活との違いはさほど味わえない)

③私たち親自身が以前からブータンに興味があったこと。

ちょこちょこと巻き起こるトラブルに遭遇しつつ、二人で解決しながら未知なる国を旅した1週間。

豊かな自然に触れ、

現地の生活を垣間見て、

ブータンの人と触れ合った1週間。

帰路にて、バンコクでの飛行機乗り継ぎ待ち時間にちょ太は旅のまとめをメモしたそうです↓

拙い表現ではありますが、12歳のちょ太が自分から感じたことを記録しておこうと思ったことも嬉しい旅の成果。

帰国後、「楽しかった?」と聞く私に、「楽しいっていう感じではない。」とちょ太。つれない返事のようにも聞こえますが、私はそれで十分だと思っています。遊園地やテーマパークの方がまだまだ楽しいお年頃、ブータンを楽しいと感じるにはまだ人生の経験値不足。けれど、実際に行動しブータンの空気を肌で感じて吸収したことは、現時点でこのメモに表現できること以上にちょ太の心に(もちろん、おねえちゃんの心にも!)蓄積されていることでしょう。

今は分からなくとも、これから人生の経験値を上げていく中でふと気づくことがあると思う。大人になってより深く物事を考えたり、悩みに直面した時に、この旅で二人の心の引き出しにそっと仕舞われたことが一助となることがあると思う。それこそが、実際に経験をすることの価値だと思うのです。

家族旅行ではなく、こども旅だったことも心の成長や姉弟の絆にプライスレスの価値。中村スクールの修学旅行、これにて無事終了。

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オーダーのトートバッグ

オーダーを承りましたトートバッグ。荷物がたっぷり入る大きなサイズ、持ち手は肩掛けも出来る長さです。

ゴールドの金具はご希望を承りお付けしています。黒革×ゴールド金具、このバッグを使ってくれる彼女のクールな雰囲気とリンクします。私からすると娘のような年齢の彼女ですが、その存在にいつも励まされている。彼女の本気の目を見ると、ツベコベ言ってないで私も魂込めて自分の場所で頑張らねば!と思わされる。

今回、そんな彼女が使ってくれるバッグを作らせてもらえて幸せでした。バッグを持ってくれている姿を想像しながら心を込めて一針一針進めていきました。お声をかけてくださりありがとうございました。

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ブータン便り

波乱の幕開けだった姉弟ブータン二人旅。貴重品以外の荷物が届かず、日本出発以来2日半は着替えも出来ず過ごしたそうですが、その後無事に荷物を受け取り、旅を楽しんでいるそうです。

子ども達から届いたブータンの様子をいくつか。

現地の小学校を訪問させてもらいました。

子ども達が旅立つ前にブータンを舞台にした「リトルブッタ」を親子で観ました。つい先日、映画の中に観ていた世界に、わが子たちが映り込んでいる不思議。仏教の教えが色濃い遠い国で彼らはいったいどんなことを感じながら旅をしているのでしょうか?その目に映るもの、心に感じることをいっぱい吸収しておいで。

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卒業式と我が家の修学旅行

先日、無事にちょ太が小学校を卒業しました。親としても子育ての一つの節目の時。最後の通知表↓

「友達の意見をよく聞き、一つの価値観に捉われることなく様々な視点で考える」

「率先して気持ち良い挨拶ができる」

「相手を思いやり、人を決して悪く言わない」

「男女を問わずだれとでも仲良くでき、信頼されている」

先生のお言葉から、これまで私たちが子育てのモットーとして大切に思ってきたことが、ちゃんとちょ太に伝わっている気がして嬉しかった。

さて、春休み!

我が家恒例の子供旅を。小さなころから愛知の実家へ一人旅を経験させてきましたが、今回はちょ太の小学校生活の集大成・中村スクールの修学旅行として、お姉ちゃんと二人で海外へ飛び立ちました。

今の時代、スマホ一台あれば世界のどんな場所にも繋がれるけれど、実際に現地に赴き、実際に人と触れ合い、異文化、異なる価値観に触れる経験を。今いる所が全てでないし、親や先生から教えもらってきたことだけが全てではない。広い世界を見て、様々な生活や考え方があることを体感し、自分だけでなく相手にも寛容で器の大きな人になってもらうこと。そして、頼れる親の存在無しに主体的に行動できる人に。子育ての最終目標、「自立」へ向けた我が家の修学旅行です。

お姉ちゃんから送られてきた空港での様子。途中、乗り継ぎのバンコクでミッドナイトに8時間待ち。ベンチで仮眠するちょ太。何事も経験、逞しくなるんだよー。

目的地に無事に到着するも、早速トラブル発生。預けていた荷物が二人分共に届かなかったそう。。。

「命に関わることでないトラブルや失敗はどんどん経験して欲しい。」と強い気持ちで送り出したつもりでしたが、いざトラブルに遭遇したと連絡を受けると心配で心配で、、、、しかし、現地に飛んでいくわけにもいかず、二人で何とかしてもらうしかありません。(その後に届いた連絡では、荷物は1日遅れで到着する見込みだそう)

波乱の幕開け・笑笑

と、子ども達からラインが届きました。「笑笑」と書ける余裕があるなら大丈夫でしょう!

この貴重な時間を、トラブルさえもユニークなエピソードに変えてエンジョイしてきてくださいね。

Have a nice trip!!

姉弟の修学旅行先は、ブータン王国。

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娘の助手席に

自分の娘が運転する車の助手席に乗る日が来るなんて!緊張の面持ちでハンドルを握るその横で、彼女の成長を思い感慨深い。もうこんな歳になったんだなあ。

運転だけでなく、最近は様々に頼りになる存在に。大学生活で経験している事を通じて、私の制作活動もサポートしようと色々とアイデアを出し、忙しい合間をぬって実行に移してくれている。

彼女が一日中泣き続けていた赤ちゃんだった頃、どこかおかしいんじゃないか?と、うろたえ、育児鬱に陥りそうだった過去の私にこんな風に成長した娘の姿を見せてあげたい。頼もしい子に成長するから、そんなに心配しなくて大丈夫だよって。
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制作の日々

NINOのオーダーのお仕事。

もう少しで完成する長財布。手縫いで仕上げるステッチのラインや縁の処理、細部まで丁寧に。

初の試み、持ち手部分にゴールドの金具を使ったトートバッグ。たっぷりサイズのバッグ。ブラックレザー×ゴールドの金具がカッコイイ!使ってくださるクールな人を思いつつ制作中。

どなたの為に作っているのか、顔の見えるオーダーのお仕事は、その方を思い心を込めて作っています。

satosatosaの制作も同時進行で、、、

春の陽気のある日、アウトドア―工房。

予定より少し早めの時間に出掛けて、友人との待ち合わせ時間まで公園のベンチに座って刺繍を。

開けた視界と外の空気が気持ちいい!

まだまだ長くなります~~。

量産が出来ず、販売の機会も少ないsatosatosaではありますが、それでも「新しい作品を楽しみにしていますね。」とお声をかけてくださる方の存在に励まされます。satosatosaならではの作品で喜んでいただける制作に精進します。

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部屋の花

数日前から部屋に飾っている桜一枝。

少しずつ蕾が膨らんでいく様子を眺めながら、花が咲くのを今か今かと楽しみに待っていました。昨日あたりから一つ二つと花が咲き始め、今日は7.8割が開花。部屋の中で作業しつつ、一人お花見会♪

この枝は、、、
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ある日のお弁当

・ある日のお弁当

・ミートローフ

・菜の花のお浸し

・しその実の佃煮

<メモ>菜の花、しその実の佃煮は、実家の母から。先日、岐阜で開催されたドッジボール東海大会でちょ太の応援に駆けつけてくれた母。菜の花の他にも、ほうれん草やネギなど畑で採れた野菜やお手製のお惣菜など沢山抱えて来てくれた。大きな荷物を抱えて、雨の中、電車とバスを乗り継いで愛知から岐阜までわざわざ来てくれた。

・ある日のお弁当

・クロワッサンサンドウイッチ(ベーコン、春キャベツ、たまご)

・ロマネスコ、芽きゃべつ、ゆで卵のサラダ

<メモ>いつもはレタスを使うところをこの日はキャベツで。柔らかく甘い春キャベツが美味しい。

・ある日のお弁当

・肉詰めピーマン

・コールスローサラダ

・ロマネスコ

<メモ>肉詰めピーマンは鶏肉でさっぱりと。

・ある日のお弁当

・タラのムニエル

・ブロッコリー、人参素揚げ

・卵焼き

<メモ>付け合わせにサツマイモの素揚げを予定していたのですが、あまりに長期保管していたため、切ってみたら中が傷んでいることが判明(涙)。急きょ、在庫野菜の人参に変更。

・ある日のお弁当

・ミートソースパスタ

・かぼちゃサラダ、ブロッコリー

クロワッサンサンドの秘密↓

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3月11日の日記

3月11日。明るい陽射しの温かな日、春の空気に誘われて自転車で買い物に出かけた帰り道、市の広報で東日本大震災で犠牲になった方々への黙とうを呼びかける放送が流れました。あの日から流れた8年の歳月を思いながら、サイレンに合わせて一人静かに黙とうを捧げました。

しばらくして目を開けると、自転車の籠の中にスーパーで買い物したいっぱいの食材が目に映りました。そして、こうして買い物に行って、家族の為に食事を準備できることの幸せを改めて思いました。周囲に満ちている春の空気や景色を今年も変わらず愛でることが出来る幸せも感じました。

震災からの復興に対して私が直接的に出来ることは少ないですが、せめて、衣食住足りて健康に生活できることへの感謝を忘れずに日々を大切に過ごしていきたい。「当たり前のことなんて何一つない。」、これが震災から学んだ教訓の一つであるから。記憶を風化させないように。

今年も3.11に合わせてNINOのお仕事でお客さまから頂いたお金のうちから「あしなが育英会 あしなが東日本大震災遺児支援募金」に募金させていただきました。僅かではありますが、細くても長く、8年前に抱いた思いを忘れずに続けていきたい。

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心も体も大きくなあれ

ちょ太の中学の制服が出来上がってきました。今は身長152㎝のちょ太ですが3年間で大きく成長することを期待して^ ^、170m(スリムタイプ)で作ってもらいました。ブカブカの制服を着てスタートする中学生活ですが、3年のうちにこの制服に見合う体に成長しておくれー!

成長と言えば、体だけでなく心も成長してほしいと願う母。

少し前にドッジボールチームメイトの女子(学校でもクラスメイト、あまり学校の話をしてくれないちょ太に代わって学校での出来事を話してくれる頼れる存在♡)から聞いた話がとても嬉しかった。

「先生がちょ太のことを、優しいだけじゃなくみんなの為に一肌脱げる度量もある。って言ってたよ~。」と。

別の日には子供会のお別れ食事会でママ友が、「自分の行動を誰にひけらかすこともなく困っている子をそっと助けることができる。」ってちょ太のことを言ってくれた。

グイグイ前に出て自己主張するタイプでは無いので、↑のようなキャラクターは目立ちにくいけれど、ちゃんと見ていてくれる人がいるんだなあ。有難いです。

そして、そんな風に育ってくれているちょ太にも有難うと言いたい。勉強の成績を評価されるよりも、お母さんはずっと嬉しい。

この調子で、心もでっかく成長しておくれ~。

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