とてつもなく長い夜もあったけど、振り返ればあっという間に過ぎ去った2か月間。やりたいと思っていたことは、大たいできたので、本番を前に、既に充実した気分。あとは、思いっきり楽しもう!
今から静岡を発ちます。行ってきまーす♪
リビングの壁や出窓が制作途中の作品置き場になっていた。
5月の初めごろ。
続きを読む →
とてつもなく長い夜もあったけど、振り返ればあっという間に過ぎ去った2か月間。やりたいと思っていたことは、大たいできたので、本番を前に、既に充実した気分。あとは、思いっきり楽しもう!
今から静岡を発ちます。行ってきまーす♪
リビングの壁や出窓が制作途中の作品置き場になっていた。
5月の初めごろ。
続きを読む →
以前作ってご好評頂いたブックカバーもクラフトフェアまつもとに出品します。
背表紙の革、新たにゴールドの型押しも使ってみました。
シルバーよりも落ち着いた雰囲気になります。
背表紙、表紙、内側、3色の革の色合わせをお楽しみいただけます。
続きを読む →
名刺、カードケースを作りました。
外側には、おうとつがあり、さりげない金・銀のラメ入りという、ニュアンスのある革を使ってみました。
色は、真っ白ではなく、アイボリー。優しくて上品な印象です。
革を2枚重ねて、作っています。
蓋を開けたときには、違う表情が楽しめます。
内側の色は、シルバー、(自分で染色した)紫、(ちょっと渋めの)ターコイズブルー、ブロンズの4色です。
+++
このカードケース、色や形や素材を頭に思い描いたところまでは良かったものの、実際に形にするのは甘いものではありませんでした。
まず、ホックでつまづく。市内の革材料店や手芸屋で購入したバネホックは、試作で使ってみると強度や耐久性に疑問が発生。いろいろ検討した結果、日本の信頼できるメーカーのものを専門の問屋さんから購入することに。最小発注の単位が1000個からだったのが私には難点でしたが、無責任なものを使うことに比べればと、購入することに。
それから、2枚重ねた革を縫うこと。場所によっては、3枚重ねしたところを縫うことになり、立体的な形を維持しながら、分厚い革を手縫いするのは、思った以上に大変でした。
最大の難関だったのは、エッジの着色。
蓋を閉じた状態で、白い箱みたいな感じにしたかったので、切りっぱなしだとツートンカラーになるエッジ部分をを着色する必要がありました。しかし、革用で市販されているエッジの着色剤は、真っ白しかなく、アイボリーのケースに塗ると、取って付けたようなわざとらしさが漂ってしまいました。
それでもどうしても、思い描いたイメージを諦めきれず、結局、本体とエッジが一体化して見えるような剤を、自分で作ることに。。。
革という素材に馴染み、立体的な形にも無理なく対応し、日常的な使用に耐えるような方法を、「調べる」→「試す」の繰り返し。材料を取り寄せては、自分で調合して、夜な夜な実験。まるで化学者にでもなったような気分でした。
途中、「これなら大丈夫♪」と思って、30個ほどのケースを完成させた数日後、問題が発生し、泣く泣く全てやすりではがすという、切ない作業を2度ほど。
実用品を作るとは、見た目の雰囲気を完成させるだけでは済まないんだなあと、身にしみて理解したカードケース作りでした。
私の革パッチワークに対抗して(?)、旦那さんが流木でパッチワーク。
カラフルなドアの小出しができました。
それにしても、はじめはドアしかなった小出しが、随分と進化したものです。ステンドグラス風の窓で小出し教会、屋根に煙突、ついにはパッチワークドアまで登場です。
作者である旦那さんは、この頃、小出しについて「男のメルヘンだ。」と言っております。
どこまで進化するのか、男のメルヘンの今後に期待膨らむ私であります。
*パッチワークドアの小出し、本体部分は流木でない材(ローズウッド)を使用しています。
続きを読む →
「たとえ小さな歩幅でも、止まらずに進み続ける。ちっぽけなこと、ばらばらに思えることも、1つ1つを大切に繋ぎ合わせる。そうすれば、いつかはちゃんと形になって見えてくるものがありますよ。」
と、チクチク先生が教えてくれました。
チクチク、チクチクを繰り返し、パーツを1つ1つ繋ぎ合わせ、出来上がった革パッチワーク椅子の座面たち。
続きを読む →
オレンジ色のドア。
窓にはひさし。
木の節をそのまま生かした、いびつな形の窓がチャームポイントよ♪
赤色のドア。
屋根の上には煙突がひょっこり。
オレンジ色や赤色のドアは、私たちの着色によるものではありません。
工事現場から?の流木たちの出番が、遂にやってきたのです!!
++
この工事現場から?の流木も、↓のガラスの欠片もそうだけど、私たちには、使い道もないまま、ただ、「何だか好きだな。」という理由で手元に置いているものたちが結構たくさんある。それらは、何年間も出番がないままベランダに放置されていたり、箪笥の引出しの奥にしまわれていたりするのだけれど、決して不用品ではありません。
「何だか好き」ってあいまいなようで、実はすごく大事だなあと思う。
以前にも書いたことがある(小出しに思うその1・その2)けれど、
小出しを通じ、また改めて同じようなことを感じています。
「好き」と思って大切に持ち続けているものは、すぐに出番がこなくても、ちゃんと必要な時が巡ってきて、私たちの心強い助っ人になってくれる。
実際、工事現場から?の流木もガラスの欠片も、数年間使わなかったのに、今はこうして小出しに彩りを添えてくれている。いや、彩りを添えているという言葉では足りないかも。
新たにこの2つが加わったことで、決して人真似にはない個性を与え、小出しをこれからのNINOに欠かせない製品にしてくれたなあと感じている。
「他の誰かの好き」じゃなく、「自分の好き」を大切にしてゆきたい。