私たちが作る品は、

何かを作ろうとして出来上がったというよりは、私たちの根底にある想いや、日々の暮らしの中から自然と生まれてきているように感じています。

例えば、

木の実のリースが出来たのは、娘と公園で遊びながら集めたドングリを何らかの形にして残したいと思ったのがきっかけだし、

日常のなかに海がある環境だったからこそ、流木や貝殻を使った品を作るようになったし、

古いものを愛する性分から、捨てられようとしているものに手を加えて活かそうと、古ものリメイクをするようになったのだと思うのです。

この度のイベントに参加させて頂くにあたり、展示・販売することだけを目的にするのではなく、こういった作品の背景もお伝えできたらと、小冊子を作ってみました。

これまで作ってきた品をピックアップして一覧に。

左側のページには、作品の背景を文章にして綴りました。

表紙は我が家の日常の一コマ。

写真の下には、

「日常のなか、自分のすぐ近くに当たり前のようにあること、

そんなことにこそ、暮しを豊かにするかけがえのないものがある。」

の言葉を添えました。

これは、NINOの活動の根底にある想いです。

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