つつがなく

朝のルーティン、散歩、食事、お弁当作り

当たり前と思っていることは、実は当たり前でない。

自分も家族も元気でいること、

天災もなく、穏やかな自然の景色を愛でられること、

美味しく食事を味わえて、

そういった時間を共有できる人がいること、

それらを今朝もつつがなく迎えられたことにありがとう。

2人と1匹で朝の散歩。

朝はまだ暗いうちから、「お腹すいたよ」と起こしにくるニノ太。

眠たい日もあるけれど、この早起きのリズムのおかげで、

朝ごはんの前に、ゆっくり散歩に出られるようになった。

今朝のごはん。

淹れたてのコーヒーと、

旦那さんの実家からいただいたお餅パイ(ほっぺが落ちそうに美味しい)。

それに、直売所で見つけた、この土地の柑橘。

今日の旦那さんのお弁当

3月11日

3月11日、今年もこの日が巡ってきました。

東日本大震災が起きた2011年から、NINOの制作で皆さまからいただいたお金の中から、ほんのわずかではありますが、15年間毎年募金を続けています。

今年は「東日本大震災ふくしまこども基金」に寄付させていただきました。震災で親を亡くされた子どもたちの奨学金などに充てられるそうです。

直接的に大きな支援になる金額ではありませんが、東北はもちろん、能登をはじめとする各地の震災の記憶を風化させないこと、そして今も苦しみの中にいる方々の心が少しでも癒されますようにという祈りを込めて続けています。

また、大学生の子どもを持つ親として、学びたい気持ちを持つ若い人たちの未来のチャンスにつながり、ほんの一助になればという思いもあります。

そしてこの日は、当たり前のように続いている日常が決して当たり前ではないこと、そして私が好きなものづくりを続けていられる日々への感謝を、改めて思い出す日にもなっています。

細くても長く。
2011年にそう思った気持ちを忘れず、これからも続けていきたいと思います。

気持ちの良い朝

三連休最終日、雨上がりの朝。

昨晩の雨に洗われた、すがすがしい空気に誘われて、

朝から久しぶりにしっかりと部屋の掃除をしました。

いつぶりかわからないほどの窓拭きまでしてみると、

陽の光が一層きれいに差し込んでくる気がします。

磨いた床に伸びるやわらかな光。

春のような風に揺れるレースのカーテン。

整った空間に身を置くと、気持ちまで静かに整っていくようです。

この澄んだ空気のまま、今日は針を持とうと思います。

立春

立春。
光がやわらぎ、部屋の中にも春の色。

JAの直売所で、ポットに入った葉牡丹が2つで110円。
お正月の売れ残りかな??思いがけずうれしいお買い物でした。

ポットから土を外し、根を少し切って、ガラスの花器へ。
それだけで、ぐっと雰囲気が変わります。

ミモザも、数週間前に同じ直売所で買ってきたもの。
すっかりドライになりましたが、今も変わらず部屋をやさしく彩ってくれています。

まだ寒い日は続きますが、
季節はちゃんと春へと向かっている。

窓辺

1月の最終日。
私にとって、思い入れのある一日。

ここ数年のこの日を振り返えれば、
寒さの厳しい季節の中で、
この日だけはなぜか寒さが緩み
穏やかな空気に包まれています。

今年もまた、やわらかな日差しの
静かな冬の一日となりました。

窓辺の絵とチューリップを眺めながら、
そんなことを思っています。

19年後の紙粘土こけし家族 

ちょ太が生まれる前、
まだ家族が3人だった頃に作った、紙粘土のこけし

2006年、ちょ太が生まれて、
家族は4人になり、
紙粘土こけしも4人になりました。

その後、引っ越しを2度しましたが、
紙粘土こけしも、
私たち家族と一緒に移動し、
部屋の片隅で、静かに同じ時間を過ごしてきました。

気づけば19年。
旦那さんのこけしは首が取れ😿

お姉ちゃんのくるんと巻い髪も片方が壊れ😿😿
絵の具はすっかり色あせていました😿😿😿

それでも、処分することはなく、
壊れた部分は気になりつつも
そのまま体の上にちょこんと頭を乗せたりして、
家族の暮らす空間の中にずっと飾り続けてきました。

そんな19年の歴史を刻んできた紙粘土こけしを、

このたび、ニノ太を迎えたことをきっかけに、
壊れていた部分を補修し、ペイントもやり直し、
ニノ太も紙粘土家族の方にも新しい一員として加えました。

19年の間に、
こけしのサイズとは反対に、
お姉ちゃんもちょ太も、いつの間にか私たちより少し背が高くなりました。
それでも、この紙粘土こけし家族たちには、
当時の家族の記憶をとどめておきたくて、あえて作り直さないことに。

これからも引き続き、
部屋の片隅に飾りながら、
もうひとつの「家族のかたち」として、
大切にしていこうと思います。

+

オマケ

お姉ちゃんこけしは、
本人にもとても似合う色、

黄色のワンピースにお色直ししました。
胸には小さなドライフラワーをコサージュに見立てて飾りました。

この花は、私がリースの素材にもよく使う、母子草です。小さな花を、お姉ちゃんの名前の由来と重ねています。

お嫁に行っても変わらず家族の一員ね!!

ご挨拶

年をまたいでのご挨拶となってしまいました。
あらためまして、2025年も本当にありがとうございました。
そして、2026年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年は、この「小さな生活」を書き始めてから、そしてモノづくりを始めてから、丸20年という節目の年でした。子どもたちがまだ小さかった頃、日々の暮らしの中で感じたことや、つたないながらも始めた手作りのことを、ぽつりぽつりと綴り始めたのが、このブログの始まりでした。

そんなスタートから20年も続けてこられたのは、たくさんの方のおかげさまに他なりません。特に、作品の展示会では、このブログを通して出会ってくださった方々の存在の大きさを、折に触れて感じてきました。

展示会のたびに足を運んでくださる方、遠方から時間をかけて来てくださる方。その中に、この「小さな生活」をきっかけに出会い、子どもたちの成長も含めて、長い時間を見守ってくださっている方が多くいらっしゃることを、実感し感謝の気持ちは尽きません。言葉を交わし、作品を直接ご覧いただけること。そのひとつひとつが、どれほど大きな支えになっていることか。

また、20年という節目の年に、アトリエをセルフリフォームしたことも、私にとっては大きな区切りとなりました。これから少しずつ、この場所にもお客様をお迎えできるようにしていけたらと思っています。

私生活では、ちょ太が大学生になり、これまで当たり前だった「子育て中心の時間」から、少しずつ離れていく感覚を実感しています。この春からは大学の近くで一人暮らしを始める予定。また、新しい一歩を踏み出そうとしています。

お姉ちゃんは11月に結婚し、新しい生活を始めました。大切に育ててきた娘が、人生のパートナーと出会い、共に歩んでいく姿を見られることは、親として本当にありがたく、安心しました。そして、娘を人生のパートナーとして選び、いつも大切に思ってくれている彼にも、心から感謝しています。

↑今年9月に家族で大阪万博に行った際の旦那さんと子どもたち、3人の後ろ姿

↓2008年4月、私たちのターニングポイントとなった静岡定住を決めた頃の3人の後ろ姿

こうして振り返ると、制作においても、子育てや日々の生活においても、手探りしながら一歩ずつ進んでこられたのも、たくさんの方々のおかげさまで今があるのだと、改めて感じます。支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。

新しい一年も、すぐそばに当たり前のようにあることの大切さを、決して見失わないように。日々の生活や制作に真摯に、丁寧に向き合いながら、ひとつひとつ取り組んでいけたらと思います。

皆様の2026年が健康で幸多い一年となりますようにお祈りしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ひょんな会話から

先日、もうすぐ結婚する娘が、長崎ひとり旅のお土産を届けてくれました。五島列島名産かんころ餅とお酒。

知らない景色の中で1人静かに過ごし、これまでとこれからに思いを巡らせた時間だったのだろうなと感じました。

既に娘は彼と一緒に暮らしていますので、一週間の自由な旅を気持ちよく送り出してくれた彼にも、ありがたさを覚えました。

旅行中の娘から届いた写真から

後日、二人が家に来た時、彼に「忙しいのに、気ままに1人旅なんか行っちゃって、ごめんね(家事の負担をかけたり、自分だけ楽しんでしまったり.そんな気持ちを込めて。)」と言ったところ、

彼からはこんな言葉が返ってきました。「行く先々の写真を、今ここにいるって送ってきてくれてたから、安心してましたよ。」

その返事で、彼は家事や負担のことなど少しも気にしていなくて、私からの「ごめんね。」を一人旅で心配かけちゃってごめんね。と捉えていたのだと分かりました。

翻って、私だったら……もし旦那さんが「一週間ひとり旅に行ってくる」と言ったら、相手の心配より自分の都合が先に立ってしまう器の小さい人間です😅

先日のエピソードに続き、ひょんな会話から、娘を大切に思ってくれているんだなと改めて感じ、また、自分の負担を気にしたり、パートナーを束縛したりしたいおおらかな人柄を垣間見れて、ありがたい気持ちでいっぱいになった出来事です。

「1人酒場デビューーしました!」と届いた写真^ ^

週末もありがとうございました。

松屋銀座さんでのポップアップも、無事に5日目を終えることができました。週末はあいにくの雨模様でしたが、遠方からも足を運んでくださった方も多く、心より感謝申し上げます。

この週末は、大学1年生になったちょ太が手伝いに来てくれました。拙い接客ではありましたが、親に言われたからというよりも、彼なりに「販売の仕事」として受け止め、一生懸命お客様に声をかけている姿がありました。その様子を見て、少し見直したような、そしてなんだか頼もしい気持ちにもなりました。

実際はまだまだでしたが、その場にいらしたお客様が「えらいね」とまるで母のようにあたたかく見守ってくださったり、

長いお付き合いのお客様が、アップサイクルについてちょ太にレクチャーしくださる場面もありました。中には「これからも頑張ってね」と、彼の将来を応援してくださる方もいて、そのひとつひとつの言葉が本当にありがたく、彼の心にも残ったことと思います。

今回の手伝いは、戦力というより、ちょ太に東京や銀座の空気を感じてもらい、海外からのお客様も含め、作品をご覧下さる方とのやりとりなど、いろいろな価値観や視点に触れてもらう機会になればと思ってお願いしたものでした。

普段は私が自宅内のアトリエに籠って、一人で朝から晩まで制作している、アップサイクル作品が、その先でどんなふうに繋がっていくのか、そうしたひとつひとつを感じてもらえたことが、母として何よりうれしく思います。

昨日は旦那さんのサポートもあり3人体制で臨み、これまでよりもゆっくりお話しできた方も多く、

午後には娘も少し顔を出してくれて、家族でお客様にご挨拶させていただける場面もありました。

いつもブログを見てくださっている方にお会いできたことも、とても嬉しいひとときでした。

会期は残すところあと2日となりました。

たくさんの方に支えていただいていることを感じながら、

最後まで大切に店頭に立ちたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで

松屋銀座でのポップアップ、無事にスタートしております。2日目を終え、作品を通してさまざまな出会いがあり、そのたびに改めて感じるのは、長くブログにお付き合いくださっている方々の多さです。

子どもたちがまだ小さかった頃からこの場所を見守ってくださっている方、時を重ねながら、変化していく作品や日々のことをずっと見届けてくださっている方。

会場でお話ししていると、そんなあたたかく、有難いお付き合いの積み重ねをしみじみと感じ、心の中で何度も「ありがとうございます」とつぶやいております。

週末は、成長した子どもたちも手伝いに来る予定ですが、娘の方は仕事の都合で立てるかどうかが少し怪しくなってきました。もしかすると、遊びに顔を出す程度になるかもしれません。

息子は予定通りですので、子どもたちの成長を見守ってくださっている方々にご挨拶できましたら幸いです。

長い時間をかけて育ててきた作品たち、そしてその歩みを見守ってくださる皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。