進め!

3月に大学を卒業した娘。おめでとう!

4年前、努力が実り自分で選択した大学に晴れて入学しました。

希望に燃えていた大学生活は、後半の2年間がコロナ渦中となり海外ボランティアサークル活動や語学留学も思うように実行できなかったどころか、ほとんどがリモート授業になってしまい登校すらままならず、、、。また、大きな怪我をして中高6年間続けていたサッカーから離れることにもなりました。

親の私が残念に思う以上に、本人はもっと歯がゆいところはあったかと思います。それでも、自分ではいかんともしがたい状況を受け入れて、充実した4年間だったと言う娘。横浜から家に戻って来た時、私に学生生活の思い出を語りながら、友人たちとそれぞれの道に進むことになった寂しさが込み上げ、涙を流していました。そんな娘の姿から良き友人に恵まれて名残を惜しめる大切な4年間だったことが伝わってきました。

4月から新社会人となり、慣れない環境で緊張しながらも奮闘中!!新たな世界で、失敗したり壁にぶつかったりすることもあるでしょう。でも、これまでも自分で自分の道を選択し、上手くいかないことも自分でちゃんと咀嚼して歩みを進めてきた強さがあるから、きっと大丈夫でしょう。さあ、次のステップへ、怯まず進め!!

ちょ太 卒業おめでとう

先日、ちょ太が無事に中学を卒業しました。

卒業式での晴れやかな表情や、式の後に友達に囲まれて笑顔で沢山の写真を撮っている姿は、充実した中学生活を物語っているようでした。

また、努力が実り希望する高校へ合格したことへの達成感や、新生活への希望に満ちた表情にも感じました。

この3年間を振り返れば、正直、思春期真っ只中のちょ太とぶつかることも多々ありました。

「絶対入るな!!」とちょ太の部屋のドアに張り紙が貼られていた日々。

「お母さんって、ちょ太をイラつかせる天才だね。」と吐き捨てるように言われたこと。

その時々でこちらも怒りや悲しみ、不安を感じてきましたが、そういう事も全て含め、成長をすぐ近くで見守ってこられた親としての幸せを、ちょ太の表情を見て深く味わった卒業式の日でした。

ちょ太、卒業おめでとう。これからも、お母さんはちょ太をずっと応援してるよ。

画像は卒業式の日にお姉ちゃんと玄関で撮った1枚。

その意気だ!

本日、高校入試の第一志望の筆記試験だった、ちょ太。

得意の数学が振るわなかったそうで、テンション低く帰宅。そんな様子を見ている私も、つられて心配な気持ちに。

でも、「ごちそうさま。」と彼が差し出したお弁当箱の蓋を開けて安心した私。ご飯粒一つも残さずに綺麗に完食してあった。

試験に勝つ! 玄担ぎして朝からトンカツ弁当を作った私に、「緊張してるから全部食べられないかも。」と言っていた彼。2時間目の数学で躓いたのに、お昼ご飯は見事に完食とは、気持ちを切り替えてパワー補充したんだな。

さあ、明日は2日目の面接。「座右の銘は?」と質問されたら「失敗の無い人生が失敗。」と答えると言う彼。

そうだ、その心意気だ!努力が報われて合格するのも成功だけれど、たとえ不合格だったとしても、人生全体で俯瞰してみた時に、それを成功への布石にできれば結果オーライ♪

明日はちょ太の言葉でちょ太の思いを伝えられれば、それが成功だよ。

元気100倍!

「今からお届け物に伺いますー。」と日曜の夕方にKー子さんから突然の電話。その後、程なくいらしてくださったK-子さんと娘ちゃんのRちゃんから、こんな沢山の嬉しい品々のプレゼント!

手作りケーキに手作りオランジェット(柑橘類はもちろん杉山農園産!)。なんだか縁起が良さそうな^^開運のお酒もありました。

Kー子さん、只今、お仕事のターニングポイントの真っただ中。やることいっぱいの忙しい時に、わざわざ手作りしたお菓子を車でも往復一時間以上かかる我が家まで届けてくれたのは、今週にあるちょ太の公立高校入試へのエール。

某ケーキ店の箱に入れてくれていたピーカンナッツタルト。人気店のロゴも完全な脇役になる、Rちゃんの可愛い💛イラストとメッセージ。

シールにも心強い言葉の贈り物。ちょ太を思ってくださる気持ちに、ぐっとくる。

じゃーーーん!お店で売っているケーキと遜色ない、と言うか、プロのお仕事。

オランジェットも素材のミカンの栽培から、ドライへの加工に至るまで、すべての工程を杉山家の手によるもの。

晩御飯のスペシャルデザートで感謝して頂きまた♪

おいしいお味+手間暇かけられた時間+気にかけてくれる愛情のトリプルパワーで、受験生ちょ太は元気100倍!昨晩は、遅い時間まで機嫌よく机に向かっていました。

勉強や受験のノウハウについて塾でもそれはそれはお世話になっているけれど、疲れたり緊張したりしている気持ちを癒したり励ましたり、前向きにさせてくれるのは、こうやって愛情を注いでくれる周りの方々の存在が一番のエネルギー源。先日のМさんのエピソードの時もそうだったけど、満たされた表情でおいしそうにケーキを食べるちょ太の表情を見て思うのでした。

風邪ひかないでね

昨日の夕方、ご近所のお友達Mさんから、公立の入試を直前に控えたちょ太に差し入れ有り。

ホカホカのたこ焼きと、お庭に咲いているお花のブーケ。

たこ焼きは、わざわざ買ってきてくださったのかな?車に乗らないMさんだから、寒い中、自転車で坂道を昇り降りしてお店まで行かれる姿が目に浮かんできて、ジーンとなった。

たこ焼きを手渡して下さりながら、「風邪ひかないでね。」とだけ、ちょ太に声をかけてくださった。優しい笑顔で。

ついつい「勉強頑張って!」と言ってしまう私を疎ましそうに堅い表情をしていたこの頃のちょ太の顔がほころんだ。

親戚は全て県外にしか居ない我が家。ご近所にこんな風に温かい愛情をちょ太に向けてくださる、まるで祖母のような存在に恵まれたことに感謝するばかり。

2022冬 NINO家ある日の風景 その2

卒論に追われる大学4年生のお姉ちゃん。年末年始を静岡で過ごした後、本来なら横浜に戻ってアルバイトの予定がありましたが申し訳ないけれどお休みを頂き、そのまま静岡に留まっています。

提出まであと数日となったここ最近は、自分の部屋からリビングに勉強場所を移して(部屋だとついついスマホを見たりお昼寝しちゃうから)ラストスパートです。

カーテンに貼られているのは、自分を奮い立たせる為の決意表明なのだとか。

傍から見ている私は、一枚一枚いちいちその文言が面白くて笑ってしまうけど、本人はいたって大真面目。特に、締めの2枚が最高に面白い^^

昨年末のМ1で優勝したお笑いコンビ「錦鯉」の苦節に現在の自分を重ねているらしい。お笑い好きの彼女らしい、締め。「締め」というか、「オチ」・笑笑

さて、こちらは私が今朝起きて寝室からリビングに来た時に見た光景。前日の夜遅くまで頑張っていた彼女を残し、先に休ませてもらった私は、思いがけないリビングの景色にビックリ!遂に、勉強場所だけでなく寝る場所もリビングに移していた・笑

大学受験以来4年ぶりに蘇ったこのスタイル、あの時も成せば成った。「錦鯉の苦労と努力に比べたら、大したことない。」 ファイト!!

2022年冬 NINO家ある日の風景 

父と息子で数学の問題を解く、ある休日の風景。

受験を控え緊張もするけれど、こんな親子の時間はちょ太が15歳の今だからこそ。後なって振り返れば、戻りたくても戻れないかけがえのない家族の時間。

友達先生 2

ある土曜日の夕方、塾から帰ってきたちょ太が考え込むような様子で少し元気がない。「どうかしたの?」と尋ねたら、「友達に悪いこと言っちゃった気がしてモヤモヤしてる。」と言う。よくよく話を聞いてみたら、こんな内容。

塾が終わった後、何人かの友達とコンビニに寄って、ジュースやお菓子を食べながらしばらく喋っていたら、雨がポツポツ降り出した。と、その中の一人の男の子が「やべえ、洗濯物を取り込まないと。」と言ったそう。で、ちょ太が「お母さん、出掛けているの?」と聞いたら、その子から「親は2歳の時に離婚して、お父さんと暮らしている。」と返ってきたのだと。とっさに「ごめん。」としか言葉が出てこず、「全然いいよ。」と言ってくれた友達に申し訳ない気持でいると言う。知らなかったとはいえ、何人か友達がいる中で言いにくいことを言わせてしまったと。

私もその話を聞いてズキンと胸が痛んだ。ポツポツ雨が降り出した途端に「やべえ、洗濯物、、、」と即座に反応するということは、日常的に洗濯などの家事を自分の仕事としてやっているからこそなんだろうと、、、多感な年ごろの男の子、今は受験生でもあり色々親に頼りたいことも多いだろうに、土曜日も塾に通いながら家事も頑張っているわが子と同い年の男の子に想いを巡らせて、鼻の奥がツーンとしてきてしまった。

ちょ太には「知らなかったから仕方ないよ。」と慰めつつ、「誰もが親が居るのが当たり前じゃないということを、頭の片隅に置いておかないとね。」とも話しました。

その後、思いがけない出来事が起こりました。学校の給食当番のエプロンを持ち帰っていたちょ太が、洗濯物に出すときに「やってもらうの悪いから、ちょ太がやっておくよ。」と言ってきたのです。えーーーっ!!ビックリ!!

お手伝いを頼んでも、「嫌だよ!何でちょ太がやらなきゃならないの?」と、親がやるのが当然とばかりの態度だった人が、こちらから一言もお願いしていないのに自分から「やるよ。」と申し出てきたのです。驚きつつも、きっと、塾帰りの友達との時間に経験したあの一連の出来事で思うところがあったんだなあと、思い当たりました。

たとえ親がいくら口を酸っぱくして言っても全く心に響かないことも、何気ない一瞬の出来事からでも気づきを得て、あっという間に行動を変えていく強いパワーがあるんだな。結局、人が成長していく最も大きな教材は、人との直接的な関りを通じた経験から、酸いも甘いも味わい自分の心で消化して、次にはより良い言動につなげていくことなんだろうな。

「やべえ、洗濯物・・・」と、雨にとっさに反応した男の子はじめ、ちょ太の周りに居てくれる友達すべてがきっと何気ない日常の中で、沢山の学びをあたえてくれているんだろうと思う。

星を見に行く15歳boys

先日の夕方、出先だった私にちょ太から届いたLINE。

星を見に行って来るね!って。なんとロマンチックな中3男子達・笑笑

結局、星は「曇で見えなかったは」とのことで予定変更、男子5人集まって山道で肝試し😱してから→公園で恋バナ❤️してたんだとか(ちょ太は人の話を聞く専門らしい笑)。青春だねえ。

新しい1日

曇り空の土曜の朝。空はグレーでも心は晴れやかに!

今日はこれからちょ太の高校体験入学へ。小さかったあの子が、もうすぐ高校生。あっと言う間に過ぎた日々を思えば、何気ないこんな一日も一緒に居られる貴重な一日。大切に過ごさねば。では、行って参ります~。