ソファーの横に置いているフロアランプのシェードがボロボロに。実をいえば、もう随分長いことこんな状態。
このランプがうちに来たのは娘がお腹にいたときだから、10年以上前。買ったのがリサイクルショップで、その時点で既に年季がはいっていたから、結構古いんだろうなあ。。。
昨年末のこと、お店でちょっと雰囲気のいいフロアランプを見つけて、一瞬、買い替えようか?との思いがよぎったけど、同時に、このランプの灯りが醸し出してくれた温かな雰囲気と共にあった日常の景色も思い出された。
買い替えは止めることにした。
ボロボロのシェードは修理することにして、松浦幌製作所さんに依頼した。そしたら、「自分でやってみればいいじゃん。また、教えてげるからさ。」と、椅子の張替でお世話になったあの職人さんがおっしゃって、思いがけない展開だったけど、またまたご好意に甘えさせて頂くことになり、自分でシェードの張り替えをしてみた。
家にあった麻布を使って張り替える。スツールのときと同じく、教えてもらったときには簡単そうに思えても、自分でやってみると大変なもの。布がぴーんと張れずに皺が寄ったりして苦戦しながらも、なんとか完成。
出来上がりはこうなりました。
プロのように完璧な仕上がりではないけれど、自分で手をかけただけあって、より一層思い入れのあるものになりました。「シェードさん、これからも末長く、よろしくね。」という心境です。
自分で修理して使う。これって昔は当たり前のことだったんですよねきっと。
私の修理は、靴下の穴を繕う。床の傷を塗るなど。
大したことではないけど、やっぱりひと手間でまたよみがえってくれるとうれしいし、愛着も増しますよね。
NINOさんちのランプシェードも、一緒に歳を重ねられてよかったよかった。
我が家のランプシェードも今ボロボロです。因みに置いてある場所も同じでソファーの横、娘を妊娠中に購入、ボロボロなのは結構前から…と共通点だらけでびっくりしました。シェードだけでも機会があれば換えたいのですが、なかなかできず今に至っています。ご自分で張替えられたなんて素敵すぎます!布の素材が違うだけでこんなにも表情が変わるんですね。
ばむせさん
新しいものがすぐに手に入る環境なので、買い替えちゃいがちですが、手軽に捨てずに修理しながら身の回りのものに愛着をもって暮らしていきたいなあと思います。
「靴下を繕う」、「床の傷を塗る」。私も見習いたいです。
riyokoさん
置いている場所だけでなく、購入時の状況まで同じとは、本当にびっくりです。riyokoさんとは、ストーブも同じような置き方をしていると伺っていますし、感覚が似ているのかもしれませんねー。
同じような色だったので、そんなに雰囲気は変わらないかなあと思ったのですが、素材のせいか新鮮な感じです。また新しい気持ちで、シェードとのお付き合いできます。