「英霊の言乃葉」は、戦場にて戦死された方々の、遺書やご家族の書簡等を編集したもの。切なく、強く美しい魂の言乃葉の数々が綴られている。
令和の初詣をした日に護国神社で購入し、子どもたちにも読んでほしいと皆が目に付く場所に(お手洗いです(^^;)ずっと置いてある1冊。
改めて全てのページを読み返してみた終戦記念日の今日。
風呂に入ってネマキを着て寝ることが一番の希望だなんて、、、このページを読む度、この方の一番の希望を、私は当たり前のように叶えられる毎日を過ごしている有難みを思い知る。そして、こうした方の犠牲の上に築き上げられた平和な時間を享受していることも。
「御両親の名を叫びながら散ります」年齢を見ると20歳、うちの娘と同じ年。胸が締め付けられる。
国のために命を差し出すことを表向きでは本望としつつも、心の底では希望に満ちた未来や愛する家族との時間を失うことを望む人など誰もいなかったはず。
国の幸せや安寧を願って犠牲になった方々の残してくれた言乃葉の重みをしっかりと受け止め、戦争の歴史は絶対に繰り返さない。夕方の散歩では、近所にある慰霊碑に手を合わせ鎮魂と平和を祈ってきた。