修理したもの(その1) ワンピース

古着屋さんで一目惚れしたワンピース。

花?みたいな不思議な模様も、それらが全て刺繍で施されていることも、紺×ベージュ×紫色の組み合わせも、パーフェクトに好き。なのに、サイズが合わなーーい(涙)。でも、この機会を逃したら、2度と巡り合えないよね。と、購入しリフォームすることを選択。

肩幅、身幅、それから袖の幅をリフォームして、私の体にぴったりサイズのワンピースになりました。これにて、正真正銘、私のパーフェクトワンピースの出来上がり~~♪♪

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修理したもの(その2) お皿

今の家に引っ越しをした2年前、しみずともこさんから引越し祝いに頂いたお皿。陶芸家のともこさん作のお皿です。

↑のワンピースと同様に、色も形も模様もお気に入り。しかも、こちらは大きさも申し分なく、私の地味な料理を引きたててくれるとっても頼れるお皿です。

そのお皿が、昨年8月に静岡を襲った震度6の地震時に、戸棚の中で割れてしまいました。見た目がお気に入りであるだけでなく、ともこさんが新生活を祝して贈ってくださったお気持ちもうれしい、大切な大切なお皿。 割れてしまっても、お別れすることができず、欠片も紙に包んで保管していました。

地震直後の8月末、安倍川花火大会をともこさんのお宅で一緒に観賞させてもらいました。お料理もたくさん振る舞ってくださり、陶芸家であり、カフェなまづやを主宰されている清水さんご夫妻の器に盛られたお料理を、花火を見ながら頂くというなんとも贅沢な時間の中に、すばらしい発見も。並んでいた器のいくつかに割れた器があり、欠けた部分は金を塗って接いだり、あるいは、欠けたそのままの姿を活かして金でコーティングしてあったり。完全な形でない姿が、また別の良さもあるんだなあ。

その後、地震で割れたうちのお皿も、清水さんご夫妻に相談して、接いでもらうことにしました。このお皿の様子から、金接ぎではなく、あくまでも、さりげなく接いでくださいました。

このお皿を使うときには、料理と一緒に、引越し・地震の思い出と、清水さんご夫妻のお気持ちが盛られているように感じます。
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