先日の朝のこと、
ちょ太が登校していった後に、リビングのテーブルの上にポツーンと水筒が置き去りにされていた。
その日は私がバタバタお弁当の支度をしている傍らで、珍しく、ちょ太が自分で水筒にお茶を入れて準備していた。(いつもは、私が忙しくちょ太のお弁当と水筒、朝食の支度をしていても、他人事のように呑気にスマホを見ながら「早く~~」って感じで待っているのに。)
で、「流石!できる男は気が利くねえ~」とおだててたら、「まあね。」とか、得意げに言っていたのに…
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最後の詰めが甘いよ、ちょ太!
てへっ
といった感じでラインでやり取りしたその後、
ちょ太の部屋に洗濯物を片付けに行ったら、何とまあ!
朝ごはん用に作った、クルミと実家の母お手製の餡子と黒豆煮をサンドしたトーストが、
ポツーンと佇んでおりました。・
水筒に続き、二段階の置き去りに
びっくりして、直ぐにラインしたけど、
昼過ぎまで反応なし。
やっと昼休みのタイミングできた返事が更なるオドロキ!
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お昼に私のラインを見るまで、置き忘れたことどころか、朝ごはんを食べていないことにも気が付いてなかったという、アンビリーバブルな展開。
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と、初めはびっくりしていたけれど、、、よくよく考えれば、
夏休み以降、ずっと毎晩22時過ぎまで塾の自習室に居て、帰宅してご飯を食べるのが22時半過ぎ。お風呂に入ったりして眠るのは0時過ぎ、それで、翌朝は6時10分には起きて、6時半前後に朝ご飯。
これじゃあ、お腹は空かないかも。
ハードスケジュールをこなしつつ、寝ぼけまなこで早起きして、ご飯を食べていないことに気が付かないまま、ちゃんと自分で決めた時間に登校していく。
誰に強制されるでもなく、自らの意思で、始業前の短時間、学校の自習室でも勉強している。
受験生ちょ太、すごくすごく頑張ってる!
との思いに至る。
ちょ太、毎日おつかれさま。
あと数か月、大変な日々が続くけれど、どうか健康第一で悔いなくやり切れますように。自発的に懸命に頑張っているこの時間の積み重ねは、きっと君の人生のかけがえのない財産になることでしょう。
「時間の使い方」=「人生の使い方」