ひょんな会話から

先日、もうすぐ結婚する娘が、長崎ひとり旅のお土産を届けてくれました。五島列島名産かんころ餅とお酒。

知らない景色の中で1人静かに過ごし、これまでとこれからに思いを巡らせた時間だったのだろうなと感じました。

既に娘は彼と一緒に暮らしていますので、一週間の自由な旅を気持ちよく送り出してくれた彼にも、ありがたさを覚えました。

旅行中の娘から届いた写真から

後日、二人が家に来た時、彼に「忙しいのに、気ままに1人旅なんか行っちゃって、ごめんね(家事の負担をかけたり、自分だけ楽しんでしまったり.そんな気持ちを込めて。)」と言ったところ、

彼からはこんな言葉が返ってきました。「行く先々の写真を、今ここにいるって送ってきてくれてたから、安心してましたよ。」

その返事で、彼は家事や負担のことなど少しも気にしていなくて、私からの「ごめんね。」を一人旅で心配かけちゃってごめんね。と捉えていたのだと分かりました。

翻って、私だったら……もし旦那さんが「一週間ひとり旅に行ってくる」と言ったら、相手の心配より自分の都合が先に立ってしまう器の小さい人間です😅

先日のエピソードに続き、ひょんな会話から、娘を大切に思ってくれているんだなと改めて感じ、また、自分の負担を気にしたり、パートナーを束縛したりしたいおおらかな人柄を垣間見れて、ありがたい気持ちでいっぱいになった出来事です。

「1人酒場デビューーしました!」と届いた写真^ ^

19歳おめでとう

少し時間を遡って、10月29日。

ちょ太が19歳の誕生日を迎えました。

「誕生日プレゼント、何がいい?」と聞いたら、

なんと!「電気シェーバーが欲しい」と。

プレゼントした電気シェーバーと、
3歳の誕生日、16年前のちょ太

ろうそくを灯したケーキの前で瞳をキラキラさせていた可愛い子が、

髭剃りを欲しがる年齢になったなんて、、、感慨深い。

19年、それぞれの時期を思い返せば、

近所の友達と朝から日が暮れるまで遊び回っていた小学生時代、

部活中心で厳しい練習にも懸命に取り組んだ中高時代、

受験を乗り越えたあの時。

そして、大学生になり、友人に恵まれて自分の世界を築いていこうとしている姿。

そうした成長の日々を見守ってこれたことが何よりの幸せで

健康に成長してくれたことが何より有難い。

ちょ太、心身ともに元気に成長してくれてありがとう。

19歳のお誕生日おめでとう。

気持ち新たに

松屋銀座さんでの展示を終えて、
少しずつ気持ちを冬のリースの制作へと。

朝の森を歩きながら、
見上げた大木の葉や、足元の木の実のかたち、
冷たく澄んだ空気を感じて、
自分の中のモードも少しずつ切り替わっていきます。

あまり器用な方ではなく、
東京での日々から戻ってもしばらくは、
どこか放心状態のような時間がありましたが、
こうして自然の中を歩くうちに、
少しずつ次の制作へと心のスイッチが
入っていくのを感じています。

ただ素材を買ってつくるのではなく、
森で見た景色や感じた空気、
季節の気配も一緒に、作品の中へ
折り込んでいけたらと思います。

11月29日からスタートするFossetさんでの展示に向けて制作を進めてまいります。

ありがとうございました

松屋銀座さんでのポップアップ、
おかげさまで無事に終了いたしました。

たくさんの方にお越しいただき、
本当にありがとうございました。

初日は想像を超えるほど多くの方が足を運んでくださって、
この日のために時間を調整して来てくださったお気持ちが伝わり、胸がいっぱいに。

おかげさまで、最高のスタートを切ることができました。

会期を通じて、
はじめましての方、ずっと見守ってくださっている方、
その瞬間にしか生まれないご縁を通して、
たくさんの有難いお言葉と笑顔をいただきました。

作品そのものだけでなく、
アップサイクルという背景や考え方にも耳を傾けてくださる方が多く、
心強く、励まされました。

静岡のアトリエでひとつひとつデザインを考え、
時に産みの苦しみを味わいながらも丁寧に形にしてきた作品たちが、
多くの方の手に渡っていく光景は、今も心に焼き付いています。

東京から戻って数日たった今でも、
会場で感じたあの空気や、
皆さまから伝わってきたあたたかな体温のようなものが、
まだ鮮明に残っています。

直接お会いできたからこそ感じられた、
かけがえのない時間でした。

今回も、ブログを通して長くお付き合いくださっている方々が、
たくさんお運びくださいました。

中には会期中に二度お越しくださる方もいらして、
有難さに店頭で胸がいっぱいになりました。

長い年月を経て続いているこのご縁に、
あらためて支えられていることを実感しています。

慣れない東京での接客に緊張するなか、
まるで家族に会えたような安心感をくださる皆さまの存在が、
いつも私の背中を押してくれています。

そして今回、店頭でサポートしてくださったМさんとのご縁も、
最初はこのブログがきっかけでした。

ブログを通して出会えたたくさんの方々とのつながりに、
どれほど支えていただいているかを感じた一週間でもありました。

この画面の向こうで、
長年にわたりお付き合いくださっている皆さまに、
心より感謝申し上げます。

無事に出店を終え、
また静岡のアトリエで、
ひとつずつ作品を生み出す日々に戻ります。

改めて、足を運んでくださった皆さま。
遠くから見守ってくださった皆さま。
そして長くこのブログでつながってくださっている皆さまへ。

本当にありがとうございました。

最終日に搬出を終え、静岡へ戻る直前に、
充実感と感謝の気持ちで見上げた夜の松屋銀座。
光に照らされた建物を見上げながら、
この一週間の出来事を静かに思い返していました。

週末もありがとうございました。

松屋銀座さんでのポップアップも、無事に5日目を終えることができました。週末はあいにくの雨模様でしたが、遠方からも足を運んでくださった方も多く、心より感謝申し上げます。

この週末は、大学1年生になったちょ太が手伝いに来てくれました。拙い接客ではありましたが、親に言われたからというよりも、彼なりに「販売の仕事」として受け止め、一生懸命お客様に声をかけている姿がありました。その様子を見て、少し見直したような、そしてなんだか頼もしい気持ちにもなりました。

実際はまだまだでしたが、その場にいらしたお客様が「えらいね」とまるで母のようにあたたかく見守ってくださったり、

長いお付き合いのお客様が、アップサイクルについてちょ太にレクチャーしくださる場面もありました。中には「これからも頑張ってね」と、彼の将来を応援してくださる方もいて、そのひとつひとつの言葉が本当にありがたく、彼の心にも残ったことと思います。

今回の手伝いは、戦力というより、ちょ太に東京や銀座の空気を感じてもらい、海外からのお客様も含め、作品をご覧下さる方とのやりとりなど、いろいろな価値観や視点に触れてもらう機会になればと思ってお願いしたものでした。

普段は私が自宅内のアトリエに籠って、一人で朝から晩まで制作している、アップサイクル作品が、その先でどんなふうに繋がっていくのか、そうしたひとつひとつを感じてもらえたことが、母として何よりうれしく思います。

昨日は旦那さんのサポートもあり3人体制で臨み、これまでよりもゆっくりお話しできた方も多く、

午後には娘も少し顔を出してくれて、家族でお客様にご挨拶させていただける場面もありました。

いつもブログを見てくださっている方にお会いできたことも、とても嬉しいひとときでした。

会期は残すところあと2日となりました。

たくさんの方に支えていただいていることを感じながら、

最後まで大切に店頭に立ちたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

おかげさまで

松屋銀座でのポップアップ、無事にスタートしております。2日目を終え、作品を通してさまざまな出会いがあり、そのたびに改めて感じるのは、長くブログにお付き合いくださっている方々の多さです。

子どもたちがまだ小さかった頃からこの場所を見守ってくださっている方、時を重ねながら、変化していく作品や日々のことをずっと見届けてくださっている方。

会場でお話ししていると、そんなあたたかく、有難いお付き合いの積み重ねをしみじみと感じ、心の中で何度も「ありがとうございます」とつぶやいております。

週末は、成長した子どもたちも手伝いに来る予定ですが、娘の方は仕事の都合で立てるかどうかが少し怪しくなってきました。もしかすると、遊びに顔を出す程度になるかもしれません。

息子は予定通りですので、子どもたちの成長を見守ってくださっている方々にご挨拶できましたら幸いです。

長い時間をかけて育ててきた作品たち、そしてその歩みを見守ってくださる皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。

お手伝いちょ太くん

松屋銀座さんの出店まで1週間となり準備に追われていたところ、いつもは私にツンデレなちょ太が手伝ってくれた!

会期中お買い上げくださったお客様にプレゼントする、オリジナルパンダクロスとショップカードを袋詰めしてくれました。

助かる~~

お手伝いの成果

子育てをしていると、成長した今の姿の向こうに、幼い頃の姿が重なることがあります。

そんなことが、この日も。出店前の準備を手伝ってくれたちょ太の姿に、私の脳内思い出アルバムのページがどんどん過去へ遡り、14年前へ。

発見!幼き日のちょ太が、同じようにイベント前の準備をお手伝いしてくれている姿。

小さなお手手、真剣なまなざしで、イベントの補助券にハンコを押してくれている4歳のちょ太。か、かわいい~♡

そして、もう1シーン。こちらも蘇った脳内思い出アルバムから辿り着きました。楽しみ持ちのだんなさんがキャラメルポップコーンでイベントに出させてもらった時に子ども店長としてお手伝いした8歳のちょ太。エプロン姿がたまらん♡

今では私にはツンデレ18歳、こんな可愛らしい姿は遠い過去の記憶となりつつあるなかで、お手伝いちょ太くんが蘇る。来週からの松屋銀座さんに週末だけスタッフとしてお手伝いに来てくれることになりました。大学生になったちょ太が社会勉強させていただける機会と思い、私から声をかけたところ、意外にもOKの返事(バイト代はしっかり請求されました(^^;))。シャイな理系男子、接客はままならないことと思いますが、まじめには取り組むはずですので、もし会期中の土日にお越しくださる方がいらっしゃいましたら、温かい目でお付き合いいただけましたら幸いです。仕事の都合次第ですが、週末はお姉ちゃんも手伝いに来てくれる予定。親子で店頭に立つ日がくるとは、、、母は感慨無量です。親孝行な子どもたちよ、ありがとう。

この場所で

リフォーム完了のアトリエの様子を動画にてインスタグラムでご紹介しています。各コーナーの配置や、夜の灯りを灯した雰囲気をお伝えしております。お時間ございましたらご覧いただけましたら嬉しいです→⭐︎

いつかこの場所を、作品とともにお客様をお迎えできるギャラリーのようなスペースに育てていけたらと思っています。

再確認

アトリエのリフォームで額縁の整理をしていた時、
幾つかの絵や写真を重ねたフレームの中に眠っていた
懐かしいポスターを見つけました。

15、6年前にイベントで掲げていたもので、
そこに写るのは当時9歳と2歳の子どもたち。
今では25歳と18歳に成長し、
それぞれの未来へ歩き出しています。

彼らの成長が時の流れを示す一方で、
そのポスターに刻まれた言葉を読み返すと、
私たちの根底にある価値観は
変わっていないことに気づきました。

そしてもう一枚
2008年に立ち上げたホームページに記したNINOの核 
こちらも夫婦でDIYしたHPで記したもの。
作る過程で自分達の内側にじっくり向き合い、
大切に綴った想いです。

現在はℍPは休止状態ですが、ポスターを発見したことで、過去の思いを振り返ってみたくなりました。

「衣・食・住+作る」

自分達の核としていること。

地に足をつけて日々の生活を大切に、
自分達の中の“好き”を手をかけて育て、
日常を創造へと変えていく。

それは今回のアトリエリフォームにも、
今も日々取り組んでいるモノづくりにも通じる、
NINOの本質です。

今回のリフォームによって、
物理的にも精神的にも“原点”が掘り起こされ、
諸行無常の時の流れのなかでも、変わらぬ想いが
確かな形をもって息づいていることを、再認識しました。

アトリエ、リノベーション完了

数ヶ月間、少しずつ手を加えてきたアトリエが、ようやく完成しました。

試行錯誤の作業で、途方にくれたり、何度ものやり直しも数知れず。それでも、その都度アイデアを捻り出しながら、作品制作の傍らコツコツと作業を積み重ねてきました。その甲斐あって、NINOらしい空間が出来上がりました。

今回のリフォームにあわせてペイントし直した図書館のカードケースやガラス棚

長らく家で眠っていた板とコンクリートブロックで作ったテーブルが、イメージした通りに空間にはまり、バンザーイ!!

以前に友人から「アトリエにどうですか?」と譲ってもらったこの金属フレームのガラス棚。

ディスプレイがすごく映えそうなクールな雰囲気に、二つ返事で有難く受け取りました。

今回のリフォームで、アトリエで上手く活かしていきたいと考えており、このガラス棚ありきで、似合うテーブルを探しまくっていました。結局、以前に綴ったように、コンクリートブロックのテーブルが閃いて、作ったという経緯があるので、このテーブル+ガラスケースが良い感じに出来上がって大満足。

宙に浮かぶ、ドライフラワーの作品たち。

壁にもいくつ自作のリースを飾っています。

この小さなテーブルも塗り直しました。低い位置に垂らした小さなランプシェードもお気に入り。

新たに作った寝室との間仕切り壁も満足の仕上がり。

実はこの壁もコンクリートブロックテーブルの作り方と同じように、転倒防止の為に、手前のチェストの裏面にビス留めして一体化しています。

器リメイクのランプシェードは空間の雰囲気を作る大きな効果になりました。



NINOでは、古いものや使われなくなったものを「価値のないもの」とは考えていません。
思考と創造をもってそこに新しい価値や美しさを見出していく。それは空間づくりでも、アップサイクルのものづくりでも、根底にある考えは同じです。

実際、私たちのアトリエ兼住まいも築53年。10年前に購入した当時で既に建物としての市場価値はほとんどないに等しいものでした。

けれども、この家がもつ独特の空気や佇まい、そして「自分たちで手を加えれば、もっと素敵な空間になる」という確信がありました。世間一般の価値観に流されず、時間の積み重ねが生む味わいを大切に、手間暇惜しまず、思考と創造をもって、モノも空間も、人生も、自分らしく作り上げていきたい。

新たに生まれ変わったこのアトリエから、その可能性をかたちにしていきます。