1軒目は、流木椅子をお買い上げ頂いた、SNOW DOLL さん。
ストフェスの開始時間草々に、お洒落な男性が声を掛けて下さいました。
どちらかと言うと女性の多い会場に、男性。
そしてすご~く雰囲気のある方だったので、お話しながら「何者かしら?」っと詮索。お話を進めるうちに、ブティックをされている方と判り、妙に納得した私です。
SNOW DOLLさんは大きな幹線道路沿いにあるますが、敷地内に木が茂り周囲とは別世界。
伺った日は、木々の葉が風にヒラヒラと舞って、落ち葉が敷かれた地面が一層雰囲気を盛り上げていました。
納品後、オーナーさんから嬉しいお話を頂戴しました。
私達が作っている、木工品。
普通はゴミとして処分される流木に手を加えたり、捨てられる運命と思われた椅子をリメイクしたりしている点がお店のコンセプトと一致するところがあり、購入の理由の一つとなったそうです。
実は、SNOW DOLLさんはリサイクルブティック。
お店のホームページにはこんな言葉が、
「リサイクルが特別ではなく普通の消費活動となるようなお手伝いをしたいと思います。お譲りいただいた洋服を大切に扱い、新しい持ち主にめぐり合えるように。洋服をめぐる物語はまだまだ続きます・・・。」
最近は、フリーマーケットやネットオークションも生活に浸透しつつありますが、まだまだリサイクル品というと「中古」というマイナスのイメージを持つ人も多い世の中。こちらのお店は、あちこちに、さりげなく作家さんオリジナルの品が飾られ、家具も重厚で落ち着きのある雰囲気。
リサイクルの持つマイナスのイメージを払拭し、逆にその良さを伝えています。
古いものをリメイクしたり、リサイクル品や古モノを愛用する私達が、こんなお店とのご縁が生まれたことに大袈裟ではなく「見えない力」を感じている次第です。