持ち手ちぐはぐバッグ オーダー品

オーダーで承りました、焦げ茶と型押しのちぐはぐ持ち手バッグ。

バッグ本体は黒革でお作りし、ステッチは、持ち手との相性も考えて焦げ茶の糸にしています。ご希望を伺い、バッグと同系色の内布、内ポケット2つをお付けし、バッグの口は内側でマグネットで止めるタイプになっています。

実際に持つとこのようなサイズ、雰囲気になります。使い勝手の良い適度なサイズで、いろいろなタイプの装いにコーディネートしやすいバッグに思います。「気に入って、早速お出かけに使っています。」と嬉しいメッセージをご依頼主のAさまよりいただきました。ありがとうございます。

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こちらのバッグは、以前に作らせていただいた縦長トートバッグが縁で承ったオーダーでした。娘さんが新たに使い始めたバッグをご覧になりお気に召してくださったお母様からのオーダーです。

お店に並んだ品ではなく、使っている方の姿を見てバッグに目が留まり、関心を寄せてお声をかけてくださるのは、作った者冥利に尽きるお話です。励みにしてこれからも1つ1つのご依頼を丁寧に承っていきたいと思います。

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ピンク!ピンク!! その1

ピンク色の貝殻。1000枚以上は集めたものを1つ1つ洗って乾かしたのち、今度は、せっせと小さな穴を工具を使って開けています。

キラキラ美しいこのナミマガシワという貝殻には、なんでも「幸せを呼ぶ」という言われがあるそう。大量に集めることができたのも偶然が重なったミラクルだったけど、この貝殻を使おうと決めた後に知ったこの言われも神様からのプレゼントみたい。 一緒に未来に向かって歩むことを決めた幸せいっぱいのお二人から「貝殻を使った作品を。」とのご依頼を受けてのお話なのですから!

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聖書と讃美歌のカバーをお作りしました

オーダーでお作りしましたブックカバーです。制作中は、実際にカバーする本をお預かりして、ぴったりと収まるよう細かな寸法まで確認しながら仕上げました。通常作っているカバーは、様々な厚みの本に対応できるよう、少し余裕を持たせたサイズにしておりますが、このようにジャストサイズで仕上げると本とカバーが一体化し、深い色味や背表紙の印象と相まって、まるで革張りの古い洋書のようなイメージになりました。

カバーしているのは、聖書と讃美歌。大切な品にお供するものを作らせていただけて光栄です。

素敵だなあと思ったこと、、、お預かりした聖書に挟まっていた栞。ご依頼主のMさんに伺ったところでは、レースの方はベルギーに、織物の方はトルコに旅行された際にお求めになったものだそう。それぞれのお国柄が出ていて、気品もあって素敵です。海外旅行のお買いものって、人それぞれだと思うけれど、こういう小さな選択に人柄が表れるなあと思いました。そして、こんなガーリーな栞をご愛用のMさんご本人は、長身でショートカット、小気味良い会話がカッコイイ、麗しい宝塚の男役のようなお方。そんなギャップも素敵なのでした。 

今回のご縁は、以前にバッグを作らせてもらったお客さまからのご紹介→更にそのお客様からのご紹介で作らせていただきました。自分の好きな作ることを通じて、良いご縁に恵まれ、更に、ご縁あったみなさんに広げていただいていることに、つくづく感謝している次第です。ありがとうございます。
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2つをセットでお作りしました

オーダーでお作りしました長財布(左)とカードケース(右)。以前にこちらで紹介したポーチに使ったペイズリーの型押し革をお気に召していただき、お声をかけてくださいました。ご依頼主のYさんのご希望を伺いながらデザインを決めていき、出来上がったのがこちらです。

長財布は、上品な光沢のあるグレーベージュの革を基本に、ペイズリー柄はポイントになるようベルトや内ポケットに使いました。

外側にペイズリー柄を使ったカードケースの内側は、単色でシンプルに。 カードが片側8枚、全部で16枚入ります。一目でどこにどのカードがあるか分かり易い形なので、小さなお子さんを抱っこしながらのお買い物にも便利だとおもいます。

出来上がったものを見て気に入ってお買い上げいただくのとは違い、ご希望を伺ってから制作してゆくオーダー。完成した品をお届けするまで「良いものに仕上がりますように」、「お気に召していただけけますように」と、緊張が続きます。

お届け後Yさんから「さとこさんに頼んで良かったです、大切に使いますね。」と頂いたメッセージ。ふーーーっと肩の力が抜けて、作らせてもらった喜びを感じました。ありがとうございました。

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縦長トートバッグ(オーダー品)

オーダーでお作りしましたトートバッグ。 

お仕事用のサブバックに、A4サイズのファイルが入る大きさでとのご依頼でした。

メインにお使いのバッグがかっちりとした印象の革バッグで、サブバッグは逆にラフな感じを取り入れたいとのご希望も承りました。

ご依頼主のAさまと打ち合わせしながら決めていったバッグのシルエットや革の種類は、シンプルながらも面白みを感じるものになりました。

バッグ本体は、マットな質感で所々に濃淡があるシルバーの個性的な革を使用。

持ち手は黒に近い焦げ茶を選択。肩にかけられる長さにしたことが、結果的に縦に長いバッグのシルエットを際立たせてくれました。

出来上がりを喜んでいただき、とても嬉しかったです。Aさま、ありがとうございました。

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長財布(札入れ)とコインケース

オーダーでお作りしました長財布とコインケースです。

内側の様子。お気に召していただいた水色の革の在庫がわずかになってしまっていることを申し上げると、ご依頼主のMさんのアイディアで、限られた量の革をランダムに配する遊び心のあるデザインになりました。オーダーならではのオリジナリティーのある一品になりました。

札入れのみの長財布。実はご依頼主のMさんは以前に同じ形でオーダー頂いたKさんのお友達。こちらの長財布をご覧になり、お気に召していただき、Kさんからのご紹介で承った品です。

お店や工房を構えずマンションの一室でコツコツと製作、営業もとても苦手な私がこうして作ることを続けさせてもらえるのも、良いご縁に恵まれて、みなさんに広げていただいていることをつくづく感謝している今日この頃です。

コインケースは内側に白を。白×水色のコンビ、爽やかで品のある色合わせがMさんご自身の雰囲気と重なります。ありがとうございました。

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オーダーのペンケースとカードフォルダー

オーダーでお作りしましたペンケースとカードフォルダー。別々のお客さまからのご注文ですが、どちらのお客様もご自分のテーマカラー(ラッキーカラー)をお持ちで、それに合わせてお作りした品です。

ペンケースは、以前にこちらの手帳カバーを納めさせてもらったOさまより、この度もHakojiさんを通じて承りました。画像では見づらいですが、ファスナーの先に型押しのシルバー革を使い手帳の色合わせと統一感を持たせました。お気に召していただけてうれしいです。

カードフォルダーもリピートのオーダーで、先日持ち手ちぐはぐトートバッグを納品した際に追加でご注文くださいました。ちょうど手元に入ったグリーンの革がMさまのご希望の色と合い、お客様や素材やタイミング、さまざまなご縁があって作らせてもらえることを有難く思うのでした。

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ポーチ

ファスナー付けの練習を兼ねて作ったポーチ。ちょうど化粧ポーチを変えたいと思っていたタイミングだったので、自分用にすることに。少々ラフな作りながら(^^ゞタッセルなど付けてみたりして、色合わせ等々思い切り自分の好みにしてみた。

更に練習をしたくて、家族にリクエストを募ったところ、旦那さんと娘がペンケースが欲しいというので製作。早速、仕事に学校に愛用してくれている。

家族の必要なものを作りつつ、私はファスナー取り付けの要領を得てきた。

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オーダー品・持ち手ちぐはぐトートバッグ

オーダーでお作りしましたトートバッグ。プライベートとお仕事と兼用で使えるようにとのご希望で、A4サイズの書類が入る大きさの横長トートになっています。

持ち手は、黒とシルバーでちぐはぐ。

反対側から見ると、この様子。

小さめサイズながら、充分にマチがあるので荷物はたっぷり収納でき実用的です。

お仕事もお洒落もご自分のスタイルを確立なさっているご依頼主のMさんが、バッグの出来上がり(全て手縫いで作っている工程もひっくるめて)とても喜んでくださり光栄に思っております。
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亀の歩みながら、勉強と練習をくり返すことは辞めない

「自分の作りたいものをイメージし、手を動かして形にしてゆく」、ただそのことが好きで楽しみながらやっていたことが、こつこつと積み重なり良いご縁に恵まれて、今に至ります。10年前の私がタイムマシンで今の私をのぞきに来たらビックリしてしまうんじゃんないかな。人さまにお金を頂いてモノづくりをさせてもらえるようになっているなんて。

最近では、オーダーで製作させてもらうことも増えありがたく思いつつ、たくさんのモノが溢れる世にあって、わざわざ私にお声をかけてくださったお気持ちに恥ずかしくないものを作れるようにせねばとの思いを深めています。

そんななか、すこしゆとりができた時間にファスナー付けの練習をしています。これまで、ファスナーを使った財布やペンケースのオーダーのお話を何件か頂きながら、お客様にお届けるできるレベルと自信が持て無くてお応えきず、心苦しく思ってきました。亀の歩みは変えられないマイペースな私ではありますが、練習と勉強をくり返すことは辞めない!技術の向上を図り、1つ1つできることを増やしてゆきたいです。
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