帰省

お盆の帰省。父母や兄弟と集まり、食事をして、ご先祖様のお墓参りもできました。子どもたちはそれぞれ予定があり静岡に残りましたが、それもまた成長の証。

80歳を目前にして元気でいてくれる父母の存在は、決して当たり前ではなく、とてもありがたいことだと感じます。弟ふたりとは普段こまめに連絡をとっているわけではありませんが、節目になると自然に実家に集まれる関係が続いていることも嬉しいこと。

お墓の前では「いつも家族を見守ってくださってありがとう」と手を合わせました。

慌ただしい帰省でしたが、大学時代の仲良し四人組とも集まることができました。

岐阜と愛知(2人)、静岡から集まる私たち。これまではランチが定番でしたが、今年は初めてのディナー。これも子どもたちの成長のおかげです。

子どもが小さかった頃は子連れで集合。

実家に預けたり、お留守番できるようになってからはランチ集合。

そして、子どもが社会人や大学生になった今年は、ディナー集合。

「子どもの手が離れる年齢になったね」と語り合いながら、美味しい食事と楽しい会話とともに、時の流れをしみじみと味わった、30数年前の女子大生4人組でした^ ^

写真は、昨年の松屋銀座さんでの展示会に、わざわざ岐阜から来てくれて、がま口ネックレスを選んでくれたNさん。今回の食事会に、そのがま口ネックレスを付けて来てくれました。上品なパンツスタイルにとてもよく似合っていて、1年前の感激がまた蘇り、胸がいっぱいに。ありがとう。

暑中お見舞い申し上げます

夏の真っ青な空と海に最近の作品の添えて、暑中お見舞い申し上げます。

酷暑が続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。

歳を重ねるごとに、暑さが苦手になっている私ですが、暑さにへこたれないように心と身体を整えて制作に励んでいます。

有難いことに今年も10月に松屋銀座さんで展示会をさせていただくことになりました。

恵まれた機会と応援してくださる皆様に、良い作品をお届けすることで感謝の気持ちをお返しできるようにしたいです。

今年は、ちょ太の部活動や塾の送迎などの受験サポートも全て卒業して、私にとって制作にじっくり向き合える数年ぶりの夏。作品が納得する形になるまで、妥協することなく、1つ1つの作品に納得するまで向き合って制作しています。そうした時間が持てるのは作り手として幸せな夏です。

厳しい暑さはまだまだ続きそうですが、ご自愛の上、皆様もどうぞ良い夏をお過ごしください。

展示会出品作品についてインスタグラムで随時ご紹介しております。お時間ございましたらご覧いただけましたら嬉しいです。

山口旅 2

旅の3日目の午後、萩市から山口市へ移動。

旦那さんの大学時代の同級生・Kさん夫妻を訪ねました。奥さまのAちゃんも学生時代からのお付き合いで、私たち夫婦やほかの友達も含め、当時は皆で花火や海へ行ったことも。

そんな学生時代の思い出を持つ4人が、50代になって再会したこの夜。趣ある料亭のようなレストランから、路地裏の洒落たバーへ――そんな素敵なお店をセレクトしてくれたKさんの「わざわざ静岡から来てくれてありがとう」の気持ちが伝わってきて、胸がいっぱいに。

近況報告や思い出話に加えて、今では親としての話題も。懐かしさとともに、年月の流れをしみじみと感じました。

30数年前、K夫妻は美男美女のイマドキ大学生。その後、旦那さん同士はたまに会っていたけれど、私とAちゃんは別々の大学だったこともあり、会うのは学生時代以来。久々に会った彼女は、良い意味で大きく変わっていました。

かつてアイドルのように可憐だった面影を残しつつ、今はどこか凛とした佇まいに。内側は外側に表れると言うけれど、それを体現しているように感じました。

彼女は、結婚と同時に生まれ育った愛知から、Kさんのの実家である山口のお寺へ。

見知らぬ土地で、お寺の奥さまとしての務めを一から学び、日々の祈りや暮らしを丁寧に積み重ねてきたのだと思います。広い境内の掃除や檀家さんとのお付き合い、子育てに奮闘する日々。その経験を通じて積み重ねられた時間が外側の気品ある凛とした佇まいに深みとしてにじみ出ているように感じました。

若かりし時に好きな人と人生を共にする決断をし、実家から遠く離れた誰も知り合いのいない地、慣れない環境に飛び込み、覚悟を持って暮らしを営んできたAちゃん。再会した彼女の姿から、「日々を丁寧に積み重ねること」の大切さを、改めて教えてもらった気がします。

最終日の朝に訪れたK夫妻のお寺。広いお庭も、立派な仏様も細工の美しい欄間も隅々まで埃一つなく清められていました。

山口旅 1

時を遡って5月下旬、学生時代からの友人に会いに夫婦で山口県へ。

目的地その1 山口県萩市須佐

ここには高校時代からの友人I君が住んでいる。長年、「遊びに行く行く詐欺」状態だったけど、遂に念願かなって遊びに行けた。

高校時代から行動力とバイタリティ溢れていたI君。50歳を過ぎてもそのキャラは変わることなく、10年近く前にサラリーマンを辞め、愛知から山口へ移住し漁師となった。今では最新鋭のmy漁船も所有して、我が道を切り開き貫き通している。

3日間の滞在の間、お天気がいまいちだったので名所観光や沖での釣り体験は予定通りにはならなかったケド、その分、インドアで積もる話に花を咲かせまくって結果オーライ!お喋りだったキャラも相変わらず健在、と言うか更に磨きがかかって、映画のような体験談やオモシロ話に唸ったり笑ったり、飽きることがない。

何より、自然を相手に地に足の着いた暮らしを奥さんと2人で仲睦まじく送っている様子から受ける幸せのエネルギーに心が洗われた。(2人で朝ドラを見るのが日課だって^^ ほっこり)

日頃、SNSなどで溢れる情報から、流行や会ったこともないどこかの誰かの暮らしや価値観に触れ続けているうち、知らず知らず揺らいでいた「自分の大切」。それが、コンビニも見当たらない物質的には不便な場所で、自分の好きなことを揺らぐことなく誇りを持って仕事にしているI君と朗らかな奥さんと対していると、「豊かさ」とは何かがくっきりと浮かび上がってくる。そうした気づきが、萩から持ち帰ったかけがえのないお土産。

天気予報からシケを察して、あらかじめ私たちのために振舞うイカを釣っていけすにいれておいてくれた、優しい海の男!

ケンサキイカという高級なイカだそうです。都会の料理屋さんから直接、わざわざ須佐まで買い付けに来るとか。

立派な鯵も!!須佐ブランドの「瀬付きあじ」

新鮮なイカや鯵を囲んで夜な夜な語りあかした

山口旅 2へ続く

愛情ミルフィーユ

実家の母から届いた宅配便

箱を開けると

母の畑の恵みたちが、丁寧に幾重にも積み重ねられていた。

1層目

ジャガイモ、玉ねぎ、長ねぎ

2層目

きゅうり

3層目

ピーマン、なす、枝豆

4層目

とうもろこし

手紙は入っていなかったけれど、

1層、2層、、、と重なった野菜の間には文字にしなくても伝わってくる母の想い。

愛情と野菜の優しくて美味しいミルフィーユ。

変わること 変わらないこと 

頂き物のお豆たち
それぞれ生産者のお友達から採れたて新鮮をお裾分してもらった、枝豆とスナップエンドウ、グリンピース。5月恵み、緑の美味しいお豆たち!!

緑のお豆たちの季節になると思う、「緑の水玉」と題してグリンピースご飯を投稿した2005年5月にこのブログをスタートした頃のことを。

あれから、今年でちょうど20年!振り返れば、当時、5歳だった娘は今では社会人となりしっかり独立して生活しています。そして、当時は存在していなかった2006年生まれのちょ太はこの春から大学生。30代だった私達夫婦は50代になりました。その間に、転勤族だった旦那さんは静岡に根を下ろす決断をして転職、私は事務のお勤めから創作活動へシフトしていきました。

家族の年齢は確実に20の数字が増え、それぞれの環境も変わりました。他にも数え上げればキリがないほどの変化があったなかで、どんなことよりも私が大切に思う、家族(離れて暮らす両親や兄弟も含めた)の「健康」と「円満な関係」が変わらずに続いている有難さ。また、このブログ「小さな生活」や創作活動も変わらず続けられてこられました。このことは、長くお付き合いや応援してくださってくださる方々の存在があってこそと、深く感謝する2025年5月です。

ご近所さんから

ピンポーン♪と玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けたら、ご近所さんが「はい、どうぞ」って渡してくれたチラシに包まれた薔薇。気取らない、優しいプレゼント。日常の繋がりにこんなあったかいお付き合いに恵まれていることに感謝。

母の日 2025

先日の母の日に子ども達から私に↑


お姉ちゃんから「つぶ貝」(北海道旅行で選んできてくれたそう)
回転寿司に行けば、つぶ貝ばかり何皿も食べる私のつぶ貝好きをよーくご存知な娘♡ ここ数年はつぶ貝のお値段が上がって、手が出にくくなっていたところに、こんな立派なサイズのつぶ貝を沢山味わえるとは♪

ちょ太から「フェイスマスク」
母の日など頭の片隅にも無かったそうですが(笑)、経営会議の後にお姉ちゃんと2人でカラオケに繰り出した際にお姉ちゃんから母の日と聞いて、慌てて買いに行ったそうな。53歳の私を慮って??しっかり「エイジングケア」を謳ってあるセレクトが憎いね!

2人とも健康でそれぞれの持ち場で頑張ってくれていることが何よりの親孝行。また、年の離れた異性の兄弟がずっと仲良くいてくれることも母はとっても嬉しい。それ加え、こんな心憎いプレゼントまで!健康で仲良く居てくれるだけで充分とは思いつつも、やっぱり嬉しいのも本音。

我が子よ、有難うーー!

NINO家経営会議

毎年、年始に行っているNINO家経営会議。今年は、ちょ太の受験があり年度初め(といっても、既に5月ですが(^^;)に開催。

先日行われた経営会議のテーブルには、お姉ちゃんからの旅や出張のお土産がずらり。離れて暮らしているお姉ちゃんの日々が忙しいながらも充実している様子で、安心する母でありました。そして、実家にも気づかいをしてくれる優しさにありがとう。

美味しいお菓子を家族で囲んでの経営会議。2025年の目標をノートに記した後、2024年の経営会議で記したの目標のフィードバックと併せて一人ずつ発表。それぞれの思いをメンバー全員で共有し、さあ、2025年もNINO家一同でエイ、エイ、オー!!

2人の門出

時を戻して、3月某日。

S家の息子君&ちょ太の高校卒業&大学入学の合同お祝い会を我が家にて。

ここ↑にプラスしてK-子さんが作ってきてくれたお料理も並んで、かんぱーい♪

Kー子さんと娘ちゃん手作りのケーキや差入れのフルーツで華やかに。

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幼い頃から成長を共にしてきた二人の門出に際し、早朝から休みなく働くSさんも時間をやりくり、仕事終わりのうちのお姉ちゃんも22時過ぎに駆けつけ、両家勢揃いで二人の門出をお祝いできたプレミアムタイム。

また、親族が県外にしかいない私たちにとって、こうして子どものことを家族ぐるみで一緒にお祝いできる親しいお付き合いをできるご縁に恵まれていることも、改めて宝物だなあと思う時間になりました。

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4歳の頃の二人(とお姉ちゃん)。振り返れば、こんな小さかった子達が、今では大学生。成長し、それぞれの場所へ踏み出していくことに心からエールを送ります。頑張れ、頑張れーー!!