引き寄せ??

お盆の帰省で嬉しかったことが、もうひとつ。大学時代の友人との食事会に向かう道すがらでのハプニング。

場所は名古屋駅。食事会終了後はそのまま静岡に戻る予定だったので、実家から車で移動し名駅近くのユニモール駐車場に停めました。そこからユニモール地下街を抜け、地下鉄とJRが交わるあたりの激混みストリートを歩いていた時のこと。

少し先に見覚えのある顔が、、、あっ!!!

それは小学校から大学までずっと一緒だった、ちなちゃんではありませんか!(大学は学部が違い校舎は別でしたが)

しかも、ちなちゃんは学生時代にユニモールのパスタ屋さんでバイトをしており、地下街を歩きながらそのことを思い出し、「ちなちゃん元気にしてるかな」とちょうど考えていた矢先、ご本人登場!かなりの衝撃で、人混みをかき分けて呼び止めてしまいました。

さらに、一緒にいたのがこれまた小中と一緒だったじゅんちゃん!二人もこれから食事に向かうところだったそうで。じゅんちゃんとは中学3年間、登下校を共にした仲。ちなちゃんとは10年近く、じゅんちゃんとは20年以上のご無沙汰。まさかの偶然に人でごったがえす道端でおばちゃん3人、大盛り上がり♪

2人から「こんなに混んでるのに、よく気がついたねえ」と驚かれたほどの人混み。でも、私にはちなちゃんの顔が人の中で浮かび上がって見えたんです。不思議だけど。

――スピリチュアル? そんな風に思ってしまうくらいの嬉しい再会でした。

写真は内容には関係ないけど、いつかの神々しい景色

帰省

お盆の帰省。父母や兄弟と集まり、食事をして、ご先祖様のお墓参りもできました。子どもたちはそれぞれ予定があり静岡に残りましたが、それもまた成長の証。

80歳を目前にして元気でいてくれる父母の存在は、決して当たり前ではなく、とてもありがたいことだと感じます。弟ふたりとは普段こまめに連絡をとっているわけではありませんが、節目になると自然に実家に集まれる関係が続いていることも嬉しいこと。

お墓の前では「いつも家族を見守ってくださってありがとう」と手を合わせました。

慌ただしい帰省でしたが、大学時代の仲良し四人組とも集まることができました。

岐阜と愛知(2人)、静岡から集まる私たち。これまではランチが定番でしたが、今年は初めてのディナー。これも子どもたちの成長のおかげです。

子どもが小さかった頃は子連れで集合。

実家に預けたり、お留守番できるようになってからはランチ集合。

そして、子どもが社会人や大学生になった今年は、ディナー集合。

「子どもの手が離れる年齢になったね」と語り合いながら、美味しい食事と楽しい会話とともに、時の流れをしみじみと味わった、30数年前の女子大生4人組でした^ ^

写真は、昨年の松屋銀座さんでの展示会に、わざわざ岐阜から来てくれて、がま口ネックレスを選んでくれたNさん。今回の食事会に、そのがま口ネックレスを付けて来てくれました。上品なパンツスタイルにとてもよく似合っていて、1年前の感激がまた蘇り、胸がいっぱいに。ありがとう。

LIVE!

お姉ちゃんに誘われて、カネコアヤノさんのライブへ

「お母さんと行きたいと思って!」と嬉しい言葉にウキウキでかけた7月終わりの土曜の夜。

実は、それまで名前も知らなかったけれど、まっすぐで透明感のある声と、温かさと切なさを併せたようなメロディーに、固まっていた感性がすっとほどけるような感覚を味わいました。

また、オシャレな若者たちに混じっていると、少し異国にいるようで新鮮✨

何よりは、普段、忙しくしているお姉ちゃんとこの時を共有できたことが嬉しかった母でした。

山口旅 2

旅の3日目の午後、萩市から山口市へ移動。

旦那さんの大学時代の同級生・Kさん夫妻を訪ねました。奥さまのAちゃんも学生時代からのお付き合いで、私たち夫婦やほかの友達も含め、当時は皆で花火や海へ行ったことも。

そんな学生時代の思い出を持つ4人が、50代になって再会したこの夜。趣ある料亭のようなレストランから、路地裏の洒落たバーへ――そんな素敵なお店をセレクトしてくれたKさんの「わざわざ静岡から来てくれてありがとう」の気持ちが伝わってきて、胸がいっぱいに。

近況報告や思い出話に加えて、今では親としての話題も。懐かしさとともに、年月の流れをしみじみと感じました。

30数年前、K夫妻は美男美女のイマドキ大学生。その後、旦那さん同士はたまに会っていたけれど、私とAちゃんは別々の大学だったこともあり、会うのは学生時代以来。久々に会った彼女は、良い意味で大きく変わっていました。

かつてアイドルのように可憐だった面影を残しつつ、今はどこか凛とした佇まいに。内側は外側に表れると言うけれど、それを体現しているように感じました。

彼女は、結婚と同時に生まれ育った愛知から、Kさんのの実家である山口のお寺へ。

見知らぬ土地で、お寺の奥さまとしての務めを一から学び、日々の祈りや暮らしを丁寧に積み重ねてきたのだと思います。広い境内の掃除や檀家さんとのお付き合い、子育てに奮闘する日々。その経験を通じて積み重ねられた時間が外側の気品ある凛とした佇まいに深みとしてにじみ出ているように感じました。

若かりし時に好きな人と人生を共にする決断をし、実家から遠く離れた誰も知り合いのいない地、慣れない環境に飛び込み、覚悟を持って暮らしを営んできたAちゃん。再会した彼女の姿から、「日々を丁寧に積み重ねること」の大切さを、改めて教えてもらった気がします。

最終日の朝に訪れたK夫妻のお寺。広いお庭も、立派な仏様も細工の美しい欄間も隅々まで埃一つなく清められていました。

山口旅 1

時を遡って5月下旬、学生時代からの友人に会いに夫婦で山口県へ。

目的地その1 山口県萩市須佐

ここには高校時代からの友人I君が住んでいる。長年、「遊びに行く行く詐欺」状態だったけど、遂に念願かなって遊びに行けた。

高校時代から行動力とバイタリティ溢れていたI君。50歳を過ぎてもそのキャラは変わることなく、10年近く前にサラリーマンを辞め、愛知から山口へ移住し漁師となった。今では最新鋭のmy漁船も所有して、我が道を切り開き貫き通している。

3日間の滞在の間、お天気がいまいちだったので名所観光や沖での釣り体験は予定通りにはならなかったケド、その分、インドアで積もる話に花を咲かせまくって結果オーライ!お喋りだったキャラも相変わらず健在、と言うか更に磨きがかかって、映画のような体験談やオモシロ話に唸ったり笑ったり、飽きることがない。

何より、自然を相手に地に足の着いた暮らしを奥さんと2人で仲睦まじく送っている様子から受ける幸せのエネルギーに心が洗われた。(2人で朝ドラを見るのが日課だって^^ ほっこり)

日頃、SNSなどで溢れる情報から、流行や会ったこともないどこかの誰かの暮らしや価値観に触れ続けているうち、知らず知らず揺らいでいた「自分の大切」。それが、コンビニも見当たらない物質的には不便な場所で、自分の好きなことを揺らぐことなく誇りを持って仕事にしているI君と朗らかな奥さんと対していると、「豊かさ」とは何かがくっきりと浮かび上がってくる。そうした気づきが、萩から持ち帰ったかけがえのないお土産。

天気予報からシケを察して、あらかじめ私たちのために振舞うイカを釣っていけすにいれておいてくれた、優しい海の男!

ケンサキイカという高級なイカだそうです。都会の料理屋さんから直接、わざわざ須佐まで買い付けに来るとか。

立派な鯵も!!須佐ブランドの「瀬付きあじ」

新鮮なイカや鯵を囲んで夜な夜な語りあかした

山口旅 2へ続く

ラリック

ラリック がデザインした香水瓶。

数年前に蚤の市でまとめ売りされていたのを見つけて、香水ではなく瓶を目当てに大人買い(写真のものの他に4つ有り)したものです。

その後、飾ったりすることもなく棚の奥にしまい込んだまま、存在を忘れかけていたのですが…

先日、所用で東京に行った際、東京都庭園美術館に立ち寄り、ラリック 作品のガラスドアや照明を見ていたら、家で眠らせていたこの香水瓶の存在を思い出しました!!

帰宅後、棚から引っ張り出しました。改めて美しい形を眺めながら日常を過ごしているうち、アップサイクルの作品に使ってみたいなという思いが湧いてきています。

以下、庭園美術館 (旧朝香宮邸)のラリック 作品。玄関、照明。

石神さん

今朝早く家を出て、伊勢に来ています。

連休の少ない旦那さんの仕事が珍しく2日間のお休み、

旅行割を使えるご時世に便乗し、小旅行を画策していたところに、会社の保養所にキャンセルが出たというニュース!

こどもたちも「どうぞ、どうぞ。」と快く送り出してくれて、20数年振りの2人旅。

道中、伊良湖から乗る予定だったフェリーが強風でまさかの欠航。

静岡→伊良湖→伊勢という想定外の長いドライブ(朝6時半に静岡を出発し、15時半に伊勢に到着)となり、一日目の予定はほぼ泡と消えましたが、自分でもびっくりするほどがっかりすることもなく、美味しいパン屋さんやコーヒー屋さんに立ち寄ったりしながら、長いドライブを楽しみました。(車だとリラックスして色々話せるのもいいところ!)

想定外の出来事にも気分を害さずに流れに乗っていくと、想定外の良いことにも巡り合えると先日実感した効果かな。

画像は、今日、唯一訪れた神明神社の脇で拾った石と植物。

神明神社の神様、石神さんにちなんで、私の石神さんとしてこれから自宅で奉ることにしました。

さて、明日もお天気が良さそうなことだし、早起きして伊勢を堪能するぞ!

ということで、今日は早めに休みます~。おやすみなさい。

私の財産

とある10月の日、愛知や岐阜に住む大学時代の友人たち3人が静岡に遊びに来てくれました。

まずは我が家でお茶を飲みながら積もる話に花が咲かせていたら、その様子を見た娘が、あまりにも楽しそうな雰囲気だったからと撮ってくれていた大爆笑中の一枚♪

その後、海沿いのホテルへ移動。

久しぶりの再会を祝うかのような秋晴れの天気、

水平線を境に繋がる海と空の青い景色を眺め、

気分上々で、まだまだ尽きないおしゃべりの続きをホテルのテラス席で。

わざわざ静岡まで来てくれたみんなに絶対見てもらいたかった富士山。

やったーー♪綺麗に見えた!お天気の神様ありがとう!!

心地よい海風を浴びながら、日は暮れて。

空の色が変わっても我らのおしゃべりは変わることなく続いていたのでした。

と、写真はここまでですが、

この日の晩も深夜まで、翌日も観光はそこそこで本当に沢山の話をしたなあ。

たわいもない日常の出来事、仕事のこと、子供のこと、50代になった心身のこと、

これから先の人生について(「死ぬまでにやることリスト」を作っているというFちゃんに触発されて、私も早速作りました!)

夢や希望、笑い、そして、心のモヤモヤや心配事も、

心を開いて話すことができる友人との時間は、

大学生の頃とはまた違って、経験を積み重ねてきたからこそ、共感しあえたり、それぞれの視点からのアドバイスをし合ったり、心満たされたものでした。

こうした関係性や時間は、一朝一夕でできるものでなく、10代後半からの長い付き合いの賜物であり、どんなに望んだとしても誰もが得られるものではない、私の貴重な財産。

念願の

以前にちらりと書きましたが、木彫り熊の熱心な収集家の62muniあやた画伯ママ。

そのコレクションが一堂に会した熊部屋なる場所があると知ってから、ずっとお邪魔したいと思っていた念願が先日、叶いました♪

圧巻のコレクション!!

ところどころにはあやた画伯の描いた木彫り熊の絵も飾ってある♥

この部屋は、あやた画伯ママのお父さんが所有していた古い長屋で、今は借り手が居ない1室を、ご家族で改装して作られた空間だそうです。味わいのある家具は、これまで蚤の市などを巡ってこつこつ集めてきたものなのだそうです。

「自分達の好き」と「自分達でかけた手間暇」と画伯の絵が詰まった、誰のものでもない62muniファミリーの思いの詰まったここは、62muniを空間で体現した唯一正に無二の場所。ということで、私の中で勝手に「62muni美術館」と命名^^。

この日は、画伯ママが主催されているほのぼのとしたイベントもあって、そこでは、ずっと会いたいな~と思っていた方に数年ぶりにお会いできました。モノづくりの大先輩、というか、人生の大先輩、ててさん。お元気なのもビッグスマイルも以前と変らず健在で、近況報告などしながら楽しいおしゃべりに花が咲きました。

行きたかった場所に行けて、会いたかった人に会えて、幸せな一日。

透佳さんのアンティークビーズバッグ展へ

お着物のセレクトショップ透佳さんでアンティークビーズバッグ展が開催中!

ビーズバッグ好きの私としては見逃せない企画♥ 先日、娘と一緒に伺いました。

お店に入って直ぐの壁面。ビーズバッグ展のお知らせ。

その傍らに、、、ああ有難い、私の綿毛のリースを飾って下さっていました。こちらのリースは、店主のsumiさんが数年前にFossetさんのリース展でお求めくださったもの(透佳さんとFossetさんはご近所!)。今も大切に飾っていただき嬉しいです。

そして、こちらは店内にずらり並んだアンティークビーズバッグの数々。

小さなビーズ1粒1粒が繊細に刺繍されて織りなす色柄、模様はため息の出るような美しさ。私もsatosatosa作品でビーズ刺繍に携わっている者として、このバッグにかけられた作り手の手間や時間にも思いを馳せて、敬意を持って1つ1つじっくりと見せてもらいました。(バッグはこの画像以外にも別スペースにもありました。透佳さんのインスタグラムに美しい画像がたくさんあります!)

充実した内容は、さながらビーズバッグミュージアム。 sumiさんはお着物屋さんでありながら、アンティークビーズバッグ研究家??^^と思えるほど、知識が豊かで、それぞれのバッグの時代や柄の特徴など解説付きで鑑賞させてもらった贅沢な時間でした。

バッグ鑑賞を堪能した後は、来春に控えた娘の大学卒業式の袴の相談にも乗っていただきました。その際は、ビーズバッグ研究家からお着物屋さんに七変化のsumiさんが、プロのセンスで和装の品と若者らしいモダンな感覚を絶妙なバランスで提案してくださって、娘共々、袴を着る日が楽しみになっています。

コロナ禍で何となく気持ちが晴れない日々が続くなか、美しいビーズバッグを見せてもらい、未来の希望ある計画を立てられて、心がぱっと明るくなりました。

こちらは当日の私と娘。ビーズバッグ展にちなんで私達もこの日はビーズバッグファッションで伺ったところ、sumiさんが撮って下さった写真です。なかなか娘とのツーショットが無いので良い記念になりました。ありがとうございます!

透佳アンティークビーズバッグ展詳しくはこちら→