「たゆたう」
しずかに
ときをまつ
そのくりかえしくりかえしくりかえし
くりかえしのはざま
あたたかいここは
こころの箱舟
ここでたゆたえるから
どこにでもゆける
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陶芸家清水知子さんとの合作「たゆたう」です。
広い世界に、新たな命の可能性に向かって飛び立とうとする綿毛が、ひとときをたゆたう場所
知子さんが作品に寄せてくれた短文が、
ガラスドームの中や木の葉の舟に乗ってたゆたう様、
また、展示場所がcasa cube(家=日常生活で人々か心や体を休める場所)であることも、全部を包みこんで美しく表してくれました。
今回、空中に浮かぶとともに木の葉の舟に乗った綿毛。その木の葉皿は陶芸家である知子さんが以前から作られていたシリーズで、その誕生のいきさつがブログに綴られています。背景にはこんな物語を秘めた木の葉舟。きっと、行ったり来たりこの世とあの世もつないでくれているのでしょう。いきいところに想像を運んでくれる。。。
展示の記録
儚い綿毛を崩さないように、
細い糸が絡まないように、
背の高いガラスドームの中を通すのに苦心するの図。
(たゆたうの画像、全て知子さんに撮影していただきました)