家族ぐるみで仲良くしているお友達に赤ちゃんが生まれ、身内のことのように嬉しい気持ちで、生まれて3日目にいそいそと病院に会いに行ってきました。
自分が歳を(煩悩を)重ねていくほどに、赤ちゃんの清らかな尊さを深く思うようになってきている。抱っこして顔を眺めさせてもらっていたら、日常に積み重なった私の心の埃が掃除されていくような、ピュアな気持ちが伝染してきました。赤ちゃんって、身体は小さいけれど偉大なる存在。
そして、母も偉大なり。オペで出産し、「今朝まで身体のあちこち管でつながれてサイボーグみたいだったのよ。」と笑う。自分のことだけでも大変そうな状況で、ずっと母子同室で赤ちゃんのお世話をしていたと。赤ちゃんの顔を見ると、返って力が出るのだと。母は強しだなあ。
病院からの帰り道、爽快な秋晴れの空気に誘われて、車の窓を開けてドライブ。と、カーステレオから流れてきた「what a wonderful world」。その時の私の気持ちにものすごくぴったりとはまって、一人じんわりと幸せな気持ちに浸りながらの帰り道になりました。