濃淡の加減といい、
ざらついた質感といい、
モノクロの鉛筆画みたい。
収穫されないまま、
陽を浴び、風雨にさらされ続けた畑のオクラ。
出荷するには不格好であろう、
ぐにゃりと曲がった、
ありのままに成長した姿にも惹かれる。
自然のなせる業には、まったく人は敵わない。
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その畑の横を通るたび、「カッコイイなあ。」と眺めていたオクラ。
できることならリースの材料に使いたいと、そちら方面に向かう度、多少のルート変更をしてでも、通い続けた畑。
お店を探し回っても、自分でいくら人工的に似たようなものを作ろうとしても、手に入れることは出来ないものですもの。。。
刈り取られてしまう前に、何とか畑の持ち主にお会いしたいと願った気持ちが晴れて叶い、先日、ついにお会いして頂けることになりました!
畑のおじさん、おばさんが、「こんなのリースに使えるのかね?」と不思議そうにしつつも、「持ってきな、持ってきな。」と二つ返事でご了承くださり、ありがとうございました!!