続・付け襟 制作記録

以前に制作過程をご紹介したままになっていた付け襟。その後の制作過程と無事に完成した姿をご紹介させて頂きます。

こちらは、以前に投稿しました画像。淡水パール刺繍が完了するまで、あと少しという段階でした。

ベースの刺繍が完了。

ここまでの作業で1週間経過。お疲れ、わたし!

舞台裏。張り巡らされた糸の跡。

続いてはデコレーションに移りました。

↓の使われなくなったネックレスやイヤリング、ピアスなどのアクセサリーを付け襟にデコレーションしようというアイディア。出来上がりのイメージもバッチリ出来ていたのですが、そこから形にするのに手間取りました。試行錯誤で行き着いた方法は…

グラインダー!

元はネックレスだった大粒パールの球体が、淡水パールを敷き詰めた襟に乗せると収まりが悪かった。出来上がりのバランスを考えると、そのまま進めるのは気持ちが悪くて、一度取り付けたものを全部外しました。で、色々考え、グラインダーで1/3程を削って下部を平らにすることに。この一手間で、格段に取り付けた時の収まりも見た目のバランスも良くなり満足。(グラインダー作業は、NINO木工鉄工部の旦那さんが請け負ってくれました)

イヤリングはそのままだと糸で縫い留められない…接着剤で済ますのは嫌だし、さて、どうしたものか?🤔と考えていたところ、ピカーン💡閃いた!ピアス用の金具を革でカバーして裏側に取り付け、先端をペンチで丸めて糸を通して縫い留められるように加工しました。
画像は金具を付け替えたイヤリングと、グラインダーで削ったパール。

こうして、アイディアを形にする工程で時間がかかってしまいましたが、最終的にはデコレーションも納得できる形で進められてようやく完成。

水玉の付け襟が出来上がりました⚪️⚪️⚪️⚪️

元はジャケットだったラムレザーを裏地に。肌触り良し👍

・オマケ・

元々付いていたデコレーションを全て取り外して、新しいカタチへと制作に取り掛かった頃の図↓

ニッコリ笑顔のスタートから始まって、途中の試行錯誤と手間暇を経て、納得できるカタチが出来上がり、最後もにっこりの気分でフィニッシュ!めでたし、めでたし。

-完-