穏やかな冬の日

窓辺。

優しい色彩の友人が描いた水彩画と春色のスイートピーにリンクするような、穏やかで明る日差しが差し込んだ1月最後の日。

幸せ と 再決意

こちらは昨年10月の松屋さんの展示にいらしてくださったお客様であり、このブログに長らくお付き合いくださっているkさんのお写真です。

松屋さんでバングルをお求めくださった際の嬉しいエピソードを以前にブログに綴らせてもらいましたが、それ以外にもとても嬉しく幸せな出来事があり、お願いして撮らせていただいた写真です。

kさんがバングルのお支払いをしてくださる際にバッグから取り出したお財布が、2016年に私が作らせてもらったお財布だったこと。5年前に作らせてもらったお財布を今も使ってくださっていることに感激し、そのことをお伝えすると、「手帳も日々使っていますよ。」とおっしゃって、お仕事帰りのバックから同じく2016年に私が作らせていただいた手帳カバーも登場~。

お財布も手帳カバーも日常を共にするアイテム。オーダーを承って以来、キャリアウーマンのkさんは、タイ→大阪→東京と赴任先が変わり、ご結婚もされ、幾度も生活環境が変わりながらも、変わらず私が作らせてもらったアイテムと共に日々を過ごしてくださっていたなんて、作り手としてこんな幸せなことはありません。

お陰様でNINOやsatosatosaでモノづくりを15年程続けさせてもらってきました。その中で生み出すものを、世にあまたお店や作家さんがいるなかから、私の作ったものを選んでくださる方がいらっしゃるという幸せ。そして、選んでくださったものを長く日常の中で使い続けてくださっているという幸せを味わいました。

そして、この出来事で強く心に刻んだことがあります。

長年のうちに、作り手の私は何百ものモノを作ってきました。しかし、たとえ私が何百、何千ものモノを作ったとしても選んでくださる方にとっては、その時々の暮らしや想いから選んでくださる1点であり、私が納品したらそれで終わりではなく、その方の暮らしに寄り添っていくものだということを、絶対に忘れないようにしたい。

現在は、オーダーのお仕事はお休みさせてもらっていますが、satosatosaや年末のリースの制作は有難いことに続けることができています。今後とも制作にあたっては、手を動かして物を生み出していく喜びに加え、使ってくださる方の日々に想いを馳せ、作品を使ってくださることで、ささやかでも心の潤いになるようなモノづくりをしていきたい、と。改めて心に刻んだ出来事でした。

satosatosa 作品ご紹介

brooch 「bouquet」

レザーの花びらは元はジャケット、花芯は象牙のネックレス 、淡水パールの花は元はネックレス、シェルの葉は元はイヤリングの一部から生まれた新しいカタチ。

使い勝手が良い小ぶりなサイズのブローチです。日常にはもちろん、入学式や卒業式などフォーマルなシーンにも。

ブレスレット。もう2年近くいつも祈っている、そんな日常からの発想。

天然石のネックレスに使われていたピンクのハート型した石を淡水パールと組み合わせて。

この2つのアイテム、重ねて着けの相性が良さそう。

新作のパールブレスレットと、腕時計のベルトやレザーの洋服、象牙ネックレスを組み合わせてアップサイクルした「花時計」。

ある日のお弁当

ある日のお弁当
・餃子
・切干大根煮物
・ほうれん草のお浸し
・黒豆煮
・蕪の甘酢漬
・みかん
〈メモ〉これは新年最初のお弁当。帰省後で両方の実家から持たせてもらった食材がいっぱい!(切干大根、黒豆、ほうれん草、甘酢漬け、みかん)で、故郷の味弁当!

ある日のお弁当
・いわし黒はんぺんフライ
・トマト、新玉ねぎ、パプリカ、セロリのマリネ
・ひじき煮
・みかん

〈メモ〉直売所に行ったらもう新玉ねぎが出ていた!好物だから嬉しい!早速マリネにしました。オレンジみたいな濃い色のみかん(品種は忘れました😅)も直売所で調達。甘さと酸味のバランスがちょうどいい。

ある日のお弁当
・ハニーマスタードチキン
・芽キャベツ、ゆで卵、トマトの塩麹和え
・人参オリーブサラダ
・みかん

〈メモ〉ちょ太が好きなハニーマスタードチキン、塾に行く前の慌ただしい時間でもあっという間に作れるお気軽さも嬉しい。32cmフライパンにいっぱい並べて焼いて、晩ごはんでモリモリ食べて、翌日の旦那さんのお弁当用にもしっかりキープ。

ある日のお弁当
・グラタン
・アボカドトマトサラダ
・人参オリーブサラダ
・りんご

〈メモ〉前々日の晩ごはん&前日のお弁当のハニーマスタードチキンとソースが少々残っていたので、それを入れてグラタンにしたリメイク料理。粒マスタードが入るとホワイトソースに酸味が加わり美味しい。

ある日のお弁当
・ミートローフ
・人参サラダ、ブロッコリー、トマト
〈メモ〉ジャンボパックの合挽き肉を使っていつもより多めに作ったミートローフ。前日の晩ごはん、翌日の旦那さんのお弁当で食べてもまだ余裕の量!この日は夕方、ちょ太が塾に行く前の早めの晩御飯にも使いました。いつも時間に追われてバタバタと塾に送り出すのだけど、こんな日は気が楽♪

2022冬 NINO家ある日の風景 その2

卒論に追われる大学4年生のお姉ちゃん。年末年始を静岡で過ごした後、本来なら横浜に戻ってアルバイトの予定がありましたが申し訳ないけれどお休みを頂き、そのまま静岡に留まっています。

提出まであと数日となったここ最近は、自分の部屋からリビングに勉強場所を移して(部屋だとついついスマホを見たりお昼寝しちゃうから)ラストスパートです。

カーテンに貼られているのは、自分を奮い立たせる為の決意表明なのだとか。

傍から見ている私は、一枚一枚いちいちその文言が面白くて笑ってしまうけど、本人はいたって大真面目。特に、締めの2枚が最高に面白い^^

昨年末のМ1で優勝したお笑いコンビ「錦鯉」の苦節に現在の自分を重ねているらしい。お笑い好きの彼女らしい、締め。「締め」というか、「オチ」・笑笑

さて、こちらは私が今朝起きて寝室からリビングに来た時に見た光景。前日の夜遅くまで頑張っていた彼女を残し、先に休ませてもらった私は、思いがけないリビングの景色にビックリ!遂に、勉強場所だけでなく寝る場所もリビングに移していた・笑

大学受験以来4年ぶりに蘇ったこのスタイル、あの時も成せば成った。「錦鯉の苦労と努力に比べたら、大したことない。」 ファイト!!

2022年冬 NINO家ある日の風景 

父と息子で数学の問題を解く、ある休日の風景。

受験を控え緊張もするけれど、こんな親子の時間はちょ太が15歳の今だからこそ。後なって振り返れば、戻りたくても戻れないかけがえのない家族の時間。

庭の椿

庭の椿。毎年この時期のお楽しみ。

キュッと閉じた蕾も、今にもハラハラと花びらが舞いそうな散り際の姿も美しい。

枝を切らせてもらい部屋の中でも愛でる。活ける器は作家さんの花器もあれば、グラスや香水の空き瓶など、好きなもので自由に。

今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます

2022年、50歳になる私。

人生100年?!とすると、折り返し。

残り半分の人生でも、特別でない普通の毎日を大切に。

外に向きがちな目を、自分の足元や内側に向ける。snsなどであふれかえる情報に右往左往しないよう要注意!!

何事も基盤が大切!基盤がおろそかだと、その上に積み重ねていくものも崩れやすい。私の基盤は家族の心身の健康と円満。

年末に綴ったことと、ほぼ同じ内容になってしまいましたが、日々、この事を忘れないように私の新年の覚書とします。

皆様にとっても健康で幸多い一年となりますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

・画像は我が家の屋上から見た今日の富士山とsatosatosaの新作ブローチ