亡くなったおばあちゃんが残したアクセサリーを引き継いで使っていきたいというももちゃん。
大切な品々を私がお預かりすることになり、
ももちゃんが身に着けるイメージで、リメイクさせてもらいました。
こちらがお預かりしたアクセサリー。この中からいくつかを組み合わせで3つのブローチが出来あがりました。
1つめ
花からこぼれた雨粒のイメージ。
ユラユラと動きがあるところがチャームポイントです。
この花は、元は真珠のネックレスの留め具だったのかな?短いワイヤーが付いた状態で残っていた品です。ワイヤーが付いたままの姿を活かし、別のブローチやペンダントトップと組み合わせてユラユラ仕様にしてみました。
2つめ
スカーフクリップだった花とテントウ虫のブローチを組み合わせ、革で葉っぱを付けました。
テントウ虫に施されたライトストーンに一部欠損があったけど、あえて全く違う色のスワロフスキーを入れました。完璧に直すよりも、辿ってきたオリジナルな時を大切にしたい。この考えはNINOの作品にしろ、satosatosaの作品にしろ共通の思いです。(今回のリメイクは、お仕事としてではなく個人的に作らせて頂きました)
3つめ
こちらは、そのままのデザインで素敵に使えそうだったので単純に、帯留め→ブローチに変えただけです。
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出来あがったブローチをとても喜んでくれたももちゃん。ずっと先には、現在2歳の娘さんにも引き継いでいきたいとの言葉に、温もりのある繋がりの一部に関わらせてもらえた幸せを感じています。
本当にありがとうございました。
あんな素敵な形にしていただき、とても嬉しかったです。
きっと私のおばあちゃんも喜んでいます。
このブローチを身につけた時、きっとおばあちゃんはそばにいるんだろうなぁ。そうだと嬉しい。
ももちゃん
喜んでもらえて私も嬉しいです。ももちゃんのおばあちゃんも喜んでくれているかなあ?だとしたら、もっと嬉しいです。
おばあちゃん、きっといつもももちゃのそばにいると思います。
温かなつながりに関わらせてもらえて幸せでした。こちらこそ、ありがとうございました。