ドイツ料理・スカンジナビア料理(TIME LIFE BOOKS 1973年)
レシピのみにとどまらず、それぞれの国の風土や歴史、日常の風景に触れている。より深く料理が理解できると同時に、暮しを大切にしている、ドイツやスカンジナビア諸国のエッセンスを享受できる。
ケースの中に、2冊の本が納まっている。
リング式の小さいほうは、レシピ集。
大きい方は、料理はもちろん、暮らしの一コマが垣間見れる写真がふんだんに掲載されている。「北欧独特のほの明るいビロードのようなたそがれどき」、「カリカリのじゃがいもケーキ」などなど、写真に添えられている言葉がまた素敵で、読んでいるだけで気持ちが満たされてくる感じ。想像力をかき立て、遠く未知なる国の暮らしに想いを馳せさせる。
<スカンジナビア>
3歳のヴィリコスキ君が、母親から野生のマッシュルームの摘み方を教わっている。
北欧独特のほの明るいビロードのようなたそがれどきに、湖畔に6人の若者が集まっている。
<ドイツ>
おばあさんが畑で採れたじゃがいもをつぶしている。出来上がったカリカリのじゃがいもケーキにブルーベリージャムをかけて食べる坊や。
菓子店で買い物をするハノーヴァーの主婦たち。
++
この2冊のうち、「ドイツ料理」の方を、25日の庭イチ。に持ってゆきます。(ほんとは、2冊ともNINO屋用に仕入れたのだけど、読み進めるうち手放し難くなってしまい、1冊は手元に置くことになった次第です)
この本欲しくなりました。こういった本て結構高価なんですよね(^_^;)
HPの青い扉がパタッと開くところいいですね♪
リビング?の壁にかかっているのは、ピカソの闘牛をモチーフにした
絵でしょうか。ニノさんの暮らしぶりとても素敵ですね(^_^)
オバタケイコさま
さすが!あのちらりと写った絵を見ただけで分かってしまうのですね。そう、ピカソの絵です。写真の頃に住んでいた家は、既に引っ越してしまい、今の家では大切に保管中ですが、こんな話題を頂いて、なんだか、また壁に飾りたくなってきました。
それと、こちらの本にも頂いたコメント嬉しいな。昨日の作品のお話しではないけれど、それこそ不特定多数の人にはウケ無い種類の本かと。でも、私はすごく好きです。お料理本だけど、その国の生活の雰囲気が伝わってくるところが好きです。
まだ2冊とも手元にありまして、ドイツの方は、3月11日にスノドで開かれるチャリティーイベントで並べるつもりです。もし、ご都合よろしければ覗いてみてください☆