先週末に訪れた、掛川。
その一番の目的はこちら、しあわせ野菜畑さん。
マクロビオティックのスウィーツ&お茶が頂けるカフェです。
カフェのお隣には、野菜の直売所もあります。
2009年に御夫婦で起業され、
御主人が農業を、奥さまがカフェをなさっています。
直売所に並ぶ新鮮な野菜。
英字新聞にくるまれた大根が、ワインの木箱を活かした棚にならんでいたり、それぞれの野菜に、おすすめの調理法が書かれたシールが貼られていたり、野菜に対する愛情と、消費者への心配りを感じます。
カフェ店内だけでなく、直売所の中にも席があって、
私たちは、野菜に囲まれながら、お茶の時間を。
前日、ひどい片頭痛による体調不良で食欲もなし、
この日も万全の体調とはいえないはずの私でしたが。。。
ケーキと(穀物)コーヒーが、おかわりしたくなるような美味しさ。
マクロビオティックは、体への負担が少ないから?
緑に囲まれた気持ち良い空気のお陰?
お店の裏手には、やぎのサチエル(名前の由来は、「幸得る」だそう)ちゃんと、(5月生まれの)メイちゃん、母娘。
採れたて有機野菜を毎日食せる幸せ者なヤギさんたち。
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この素敵なお店とのご縁は、ARTS&CRAFT静岡手創り市の出展後に頂いた一通のメールから。
私たちの展示品を見てくださった奥様から、バッグとキーホルダーのオーダー依頼のメールでした。
これまでずっと、作品の販売は出来上がったものを気に入って下さった方に購入いただく形でやっていた私。オーダーは、近くに住んでいて実際に素材の質感や色を確認してもらえ、また、その人の好みをなんとなく知っている友人・知人に限ってのみお受けしていました。
なので、メールを開いたときに、はじめはお断りしようかと尻込み、、、でも、メールから伝わってくるメッセージがとても温かだったこと、直前にARTS&CRAFT静岡手創り市でみなさんから頂いたパワーと、次の一歩に繋げて行きたいと思った自分の心に背中を押されるような気持ちになってきて、思い切ってメールに記されていた番号に電話を。どきどきしながら、呼び出し音を聞いていた私は、コールが止まり、電話口から聞こえてきた穏やかな声に、すーっと肩の力が抜けたことがとても印象に残っています。
声の調子さながら、オーダーの内容も穏やかに。これまで私が作っていたバッグとキーホルダーをアレンジする形で、色や形などある程度のご希望を伺い、素材の質感や柄などは、私に任せてくださるとのありがたいお話、謹んでお受けすることになりました。
メールでのやりとりだけで大丈夫ですよ。と言ってくださっていたものの、お店のホームページを拝見していたら、お二人の気持ちが詰まったお店にどうしても訪れてみたくなり、この日の訪問となりました。革のサンプルをお持ちしましたが、それは、運転手さん(旦那さん)にこちらまで連れてきてもらうための大義名分・笑。
余談ですが、
このしあわせ野菜畑さんとのご縁に関するエピソードを。
なんと!このお店の建具などをデザインをしたのが、私の敬愛するママ友達ミチコさんでした。奥さまからメールをいただいてから数日後、友人とのひょんな会話からそのことを知りました。
ご縁の不思議さにとても驚いた出来事でした。